Excel VBAで、「ドキュメント検査機能では削除できない個人情報がドキュメントに~」のエラーを削除する方法
エクセルのファイルで、VBAによるマクロを追加して保存すると、「ドキュメント検査機能では削除できない個人情報がドキュメントに含まれていることがありますので、ご注意ください」というエラーが表示される場合があります。
Ctrl+Sでファイル保存するたび、ポップアップが出てきて、うっとうしい限りです。今回は、この削除方法を紹介します。
目次
Excel VBAで、「ドキュメント検査機能では削除できない個人情報がドキュメントに含まれ~」のエラー表示を削除する方法
こちらがエラー画面です。
削除方法
エクセルのメニュー画面から、オプション>セキュリティセンター>セキュリティセンターの設定をクリックします。
セキュリティセンター画面から、プライバシーオプションを選択し、「ファイルを保存するときにファイルのプロパティから個人情報を削除する」のチェックボックスを外せばOKです。(チェックマークがあると、ポップアップ画面が表示されてしまうので、注意です。)
ドキュメント検査機能とは
通常、Excelはファイルを保存する時、一部の個人情報を自動で削除してくれます。ただし、VBAコードの中に個人情報などを記入された場合、Excelには、その内容を精査する機能がありません。そのため、警告として「ドキュメント検査機能では削除できない個人情報がドキュメントに含まれていることがありますので、ご注意ください」というエラーが表示されるようになっているようです。確かに、綺麗なVBAコードを作成される方は、コメントアウトで個人情報に関連することも記載する場合があります。そのため、本来は個人情報に気をつけましょうという、いわば親切機能なんですね。
まとめ
「ドキュメント検査機能では削除できない個人情報がドキュメントに含まれていることがありますので、ご注意ください」というエラーが表示される場合は、オプション画面から削除することができます。覚えておくと便利だと思います!