BASIC認証を省略できるログインURL作成&特殊文字回避法
Web制作を仕事にしていると必ず付きまとってくる問題の一つがベーシック認証です。開発環境、ステージング環境と、WebサイトやWebサービスが大規模になるにつれて大量に増えるBASIC認証ページにウンザリする人も少なくないと思います。
そんな時、ユーザー名とパスワード(アイパス)を省略できる簡単な裏技がありますので紹介したいと思います。
ベーシック認証のIDとPASSはURLに含められる
ログイン省略URLの作成方法
結論はこちら。
https://test-site.jp
ユーザー名:master
パスワード:xxxyyyzzz
↓
https://master:xxxyyyzzz@test-site.jp
ユーザー名とパスワードを「ユーザー名:パスワード@」の並びでURLに含めることで、ブラウザ入力するとベーシック認証を省略して飛び先に移動することができるようになります。
省略URLでログインできない時は特殊文字の対処をしよう
先ほどのコード記述法でURLを文字列結合したのにログインできない!って人もいるかと思います。そんな時は、おそらく特殊文字が原因なので、パーセントエンコーディングで文字列整形をしてあげましょう。
https://test-site.jp
ユーザー名:master
パスワード:*yyy)zzz
↓
https://master:%2Ayyy%29zzz@test-site.jp
この例では、「*⇒%2A」と「)⇒%29」の2点の特殊文字をエスケープ処理しています。
特殊文字と変換コードの一覧表などは色んなサイトで紹介されているので、調べてみるとすぐにわかります。
・ASCII文字とURLエンコードの対応表
https://www.seil.jp/doc/index.html#tool/url-encode.html
・URLエンコード・デコード
https://tech-unlimited.com/urlencode.html
もしベーシック認証の省略URLを作成したのにログインできなくてストレスMAXになっている方は、文字列を見直してみましょう。
ベーシック認証の手間を省くだけでも業務時短です。Copy URLs to clipboardなどの拡張機能と組み合わせると、かなり便利です。