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本棚の書籍は負債? 早めに読んで処分すべき話

一見、家に本棚があって多くの書籍が並べてあると、その人に知的な印象を受けると思います。しかし、自分はそうは思いません。

本の価値や知識には賞味期限がありますし、それをいつまでも抱え続けているのは片づけ下手なだけで、「負債をこんなに溜め込んでもったいない…」と考えるからです。

本棚に書籍を溜めこむと損する理由とは

本の内容には賞味期限がある

分野にもよるのですが、多くの本には「知識の賞味期限」があります。

たとえば今現代でいえば、コロナ前のグルメ本をコロナ後に活用すると、多くの店が閉店していたり、営業時間が変わっていたりで、ほとんど役に立ちません。ネットのほうが有用です。

他にも端的に書き並べるだけで、これくらいあります。

  • 資格試験の参考書⇒数年もすれば古い情報となる
  • ITやWEBの技術書⇒数年もすれば古い情報となる
  • ビジネス関連の書籍⇒数年もすれば古い情報となる
  • 雑誌⇒1年もすれば古い情報になる など

こういったタイプの本は、役目を終えた時点で、売るなりあげるなり捨てるなり、早めの処分をしたほうが賢いです。

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著者の経験でいえば、2016年くらいに色彩検定を受けようと参考書など買い込んでいたのですが、結局やらずじまい。挙句、2020年に大きく試験改定があって、それまでの参考書が使い物にならなくなって、金を丸ごと無駄に損したことがありました。

読んだ本はすぐに読んですぐに売らないと損する

書籍は上手く扱わないと、「お金・時間・経験・部屋スペース」の4要素で損することになってしまいます。

たとえば、話題になっている人気の本を1,500円で買ったとしましょう。

これを1~2日で読んで、すぐにフリマアプリで売れば、1,000~1,300円の回収ができます。つまり、「わずか数百円の出費で、最新の知識をすぐに読むことができて、部屋に本を保存する必要もない」というオトクばかりの結果になります。

しかし、せっかく買った本を読まないまま放置すると、これは酷いことになります。

この場合、「1,500円の出費をしたのに、その本の内容は古いものになって使えなくなっており、ずっと本棚のスペースを圧迫する」というデメリットづくしになるからです。

もちろん古本屋にでも持って行けば、1冊10円~数十円くらいで処分できるとは思いますが、焼け石に水です。お金はほぼ全損ですし、経験も得られず、部屋スぺースは圧迫されて、時間を全く有効活用できていません。

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本を買ったらすぐに読む。これを習慣づけないと、ドンドン損します。

読まない本を溜めても部屋の広さを損するだけ

本棚は、ルームインテリアにおいて、かなり場所を取りますし、色んな意味での身軽さを失います。

部屋の掃除や模様替えをする時、本棚をカンタンに動かせませんし、引っ越しをする場面においては、本棚と大量の書籍は重量もすさまじく、トップクラスに不便なものです。

つまり、読まない本をたくさん抱えているということは、メーカーや工場の感覚でいえば、在庫をたくさん抱えている損失行為に近いものがあります。

もちろん、大事な本でコレクションしておきたいなら話は別ですが、「買うだけ買って何年も読んでいない」という思い入れのない書籍は、読むなら読むでさっさと読んで、いらないならいらないで、さっさと処分すべきです。

「読まれない本」というものは、人生において全く役に立ちません。棚に並べるだけでは、その持ち主の頭の良さは変わりません。読まないと意味がありません。

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著者個人の経験でいえば、読み返さない本は何年経っても読むことがありません。自宅が大豪邸なら良いのですが、そうでない場合、不要になった時点で処分すべきです。

今の時代、本は処分しても後から追跡できる

本にはすべて、固有のIDが振ってあります。また、書籍名や著者名、出版社をメモしておけば、今のネット社会では、後からいくらでも追跡できます。

希少な本や絶版していると入手が難しいですが、一般的な本は必ず後から買い戻せます。売却や処分をする際、自分が捨てる本をすべて写メでもしておけば、あとから調べていつでも読み返せます

自分も昔の教科書を処分した際には、写メで記録だけ保存しておいて、後から買い戻せるようにしておいて、その上で処分しました。

そして売却してから2年が経過した今でも、結局は読み返す機会なんて訪れていません。本当に処分して良かったなと思っています。

まとめ

書籍というものは、基本的には年数が経過するにつれて、価値が減損していくものです。

さっさと読んで、すぐに売れば、お金の面でも経験の面でもオトクです。部屋にいらない本が溜まらず、普段の生活も広々と過ごせて快適です。

部屋に本棚と書籍がたくさんある人は、今一度、見返してみましょう。ここ数年ほど読んでいない本は、今後も読み返す機会は非常に少ないと思います。

本棚を処分すれば、部屋を広く使えて、また新しいモノや価値観を、その空いたスペースに保存することもできます。

ぜひ、ライフスタイルを見直す参考になれば幸いです。

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ドラクエの武器や防具の装備と同じで、本は読まないと意味がありません。読まない本を溜め込むために貴重な自宅のスペースを消費しているのは、とても損していることだと自分は思います。

例外:趣味やコレクションなら保有でOK

小説や漫画、また何度も読み返す実学書などであれば、もちろん保有していてOKです。

偉人の本だったり、歴史の本だったり、特定分野の専門書だったり、有名作家の本だったり、「時間の流れが知識の信ぴょう性を増す」というタイプの本もあります。

たった一回ぽっきりの人生では「思い出」というのも大事な価値の一つです。

本棚や書籍に思い入れがあるなら保有していてOKだと思います。

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