昭和~平成の小銭「1円・5円・10円・50円・100円・500円」の希少価値を一覧表まとめ
昭和~平成に流通した「1円・5円・10円・50円・100円・500円」は、それぞれの年代によって、市場に出回った数が異なり、価値が異なります。
ただ、サイトや店によって、表記金額が曖昧だったりで、よく分からないんですよね。
今回は、いくつかの情報をもとに、小銭の価値を年代別に一覧表にしてまとめてみましたので、小銭の価値を調べたい人はぜひ参考にしてみてください。
目次
「1円・5円・10円・50円・100円・500円」の年代別・希少価値の一覧表
1円 | 5円 | 10円 | 50円 | 100円 | 500円 | |
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昭和18年 | 20 | |||||
昭和19年 | 20 | |||||
昭和20年 | 20 | |||||
昭和21年~昭和29年 | - | - | - | - | - | - |
昭和30年 | 20 | 80 | ||||
昭和31年 | 70 | |||||
昭和32年 | 22-1000 | 25-80 | 100 | |||
昭和33年 | 60-200 | 400 | ||||
昭和34年 | 18 | 20-50 | 100 | |||
昭和35年 | 18 | 600-2000 | ||||
昭和36年 | 200 | 120-200 | ||||
昭和37年 | 60 | |||||
昭和38年 | 60 | |||||
昭和39年 | 60 | 130-1000 | ||||
昭和40年 | 60 | |||||
昭和41年 | 60 | |||||
昭和42年 | 24 | |||||
昭和42年~昭和59年 | - | - | - | - | - | - |
昭和60年 | 65-600 | |||||
昭和61年 | 18 | 65-600 | ||||
昭和62年 | 3000-25000 | 1000-1500 | ||||
昭和63年 | ||||||
昭和64年 | 3~ | 17 | 550-800 | |||
平成元年~平成11年 | - | - | - | - | - | - |
平成12年 | 5-70 | 25-100 | 90-400 | |||
平成13年 | 7-100 | 90 | 130-1000 | |||
平成14年 | 6-100 | 75 | 110-500 | |||
平成15年 | 75 | |||||
平成16年 | 70 | |||||
平成17年 | 20 | 70 | ||||
平成18年 | 20 | 70 | ||||
平成19年 | 20 | 70 | ||||
平成20年 | 20 | 70 | ||||
平成21年 | 50-500 | 100-110 | ||||
平成22年 | 18 | 800-1000 | 1400-2400 | |||
平成23年 | 400 | 800 | 1400-2000 | |||
平成24年 | 400 | 800 | 1400-2000 | |||
平成25年 | 400 | 1400 | ||||
平成26年~平成28年 | - | - | - | - | - | - |
昭和・平成の硬貨で知っておきたい希少価値のポイント
完全未使用品の硬貨は年代関係なく、別格のレア度!
硬貨は保存状態によって、グレード評価基準が異なり、価値が変わってきます。
- 完全未使用品(BU)
- 未使用品(UNC)
- 極美品(EF)
- 美品(VF)
- 並品(FINE)
硬貨の年代が古いと、美品の基準が甘くなったりもします。
ただ、とにもかくにも完全未使用品は、別格の価値です。たとえば、昭和27年の5円玉はとくに希少価値のないものですが、これが完全未使用品となると、1万円近くで売買できるようです。また、ギザ10は数十円~数百円程度の価値のものですが、完全未使用品になると、だいたい1000~5000円くらいに値上がりするそうです。
完全未使用品の硬貨は、年代問わず、とても価値あるものですので、もしも完全未使用品の硬貨を持っていたら、大切に保管を続けましょう。(決して開封しないように・・・。)
硬貨は磨いたら価値が下がる
硬貨を美品に見せるために綺麗に磨こうかな・・・という考えはNGです。硬貨は磨くと価値が下がります。骨董品・収集品として扱いたいのであれば、絶対に磨かないようにしましょう。
昭和62年の50円玉は昭和・平成硬貨の中で最も希少価値が高い!
昭和62年の50円玉は、昭和・平成硬貨の中で、最も希少価値が高いです。(生産枚数が圧倒的に少ないため。)
正直、他の年代の硬貨は美品でないと価値がつかないのですが、昭和62年の50円玉に限っては、並品でも数千円の価値がつきます。これが美品になると1~2万円もの価値がつきますし、もし、昭和62年の完全未使用品50円玉なんて持っていたら、けっこうな価格になります。
普段、硬貨に興味のない人でも、「昭和62年の50円玉は別格。価値があるから必ず持っておいた方が良い」、と覚えておくと良いでしょう。他の硬貨は、まあ調べても価格上限が知れてますので、あんまり気にしなくて良いかもしれません。
- 年々、硬貨の価値は下がっている?
- 硬貨のコレクターは年々減ってきているらしく、そのため、硬貨を買い取ってくれる人は減少傾向にあるようです。そのため、微妙な価値の硬貨というものは持っていても買ってくれる人がいないため、理論上では価値があっても、現実には価値がなかったりします。もし、ある程度の価格で売れるような機会・タイミングがあれば、思い切って売ってしまうことも大事です。(売れない在庫を抱えてもしょうがない。)まあ、コレクションという趣旨でしたら、利益は気にする必要ありませんが・・・。
硬貨の保存方法
硬貨の保存方法は下記記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
まとめ
硬貨は「完全未使用品」なら、必ず持っておく。そんで、普段は50円玉だけ年代見てみて、もしも昭和62年モノだったから、必ず保管しておくと覚えておけばOKかと思います。