エクセルの太枠にこだわる意味はない
今回の記事は、半分ほど体験談の記事です・・・。
かつて自分が新入社員だった頃、センパイに叱責されたことの一つが、「エクセルの太枠にこだわるヤツは無能!!」ということでした。
目次
エクセルの太枠にこだわるヤツは無能説・・・!
エクセルの太枠とは?
エクセルの太枠ってのは、下図の通り、「セルの枠」を太くするってことです。
使うメリットとしては、線が太くなるので見やすくなるってところです。なので、自分が学生の頃、見出しの項目に該当するセルが見やすくなるようにしていました。当時の先輩や教授にも、とくに否定されることもなかったので、けっこう自然と使っていたんですね。
会社に入って一喝される・・・
会社でデータをまとめる仕事をやった際、見やすくなるようにセルの太枠を自然と使っていたのですが、それでセンパイに蔑まれるように叱責されたのを覚えています。
一連のやり取りが、こちら。
「これ、何の意味があんの?」
「・・・えっと、見やすくなると思って」
「へえ。それじゃおまえ、これからエクセルでデータ作る時、ずっと太枠の作業をポチポチやっていくの?」
「ええと・・・」
「これから先、何千、何万、もっと数多くのセルをポチポチしていく。そんなおまえの無駄な作業に会社は金を払うわけか?」
「・・・」
「しかも、おまえは見やすくなるっていうけど、こんな太枠されると、おれは逆に見辛い。だれもが見やすいとは感じないわけだ。つまり、おまえの自己満足で無駄に工数を喰っているわけだ」
「・・・」
「細い線で枠作っておけば、十分だよな?」
「・・・はい、そうですね。以降、気をつけます」
「どうしても区分したいなら、一括して色つけるとか、もっとやりようがあるよな?」
「・・・はい、そうですね。以降、気を(ry」
「こういう仕事を続けるやつは無能でしかないからな。将来、無能なおっさんになりたくなかったら、今のうちから気をつけろ」
「・・・はい、(ry」
エクセルは細い枠で十分!
先ほどの細い枠とは、こういうやつ。
そんで、色を付けると、こんな感じ。
・・・確かに、発表資料というわけでもないんですし、これで十分ですね。そう思います!
VBAだったり、セル条件だったりで、太枠を自然に一括で反映させることもできると思うのですが、まあ、わざわざやる必要もないですね。
まとめ
とまあ、こういったやりとりがあったので、参考に紹介してみました。
自分も今となっては、確かに太枠はムダでしかないなと感じます。限られた時間で、いかに効率よくアウトプットを上げていくか、その大事さにこだわることは、極めて重要です。
ただ、しかし。
やはり今になっても思うことの一つは、もっと言い方ってのもあったと思うんです。記事なのでマイルドに書いてますが、実際にはもっと厳しい言い方ですからね・・・。
以上、ちょっと懐かしい昔話でした!