だれかのなにかに役立てるウェブ制作者YoTaの趣味ブログ

助言しよう。ok googleには10分で飽きる。そして使わなくなる。

IoTが話題になり、「ok google」なんてアイテムもたくさん発売されましたが、はっきり言って、自分は必要ないものだと思います。

まるで昔に流行したファービーでも見ているかのような気持ちになりました。

飽きるまで10分もかからない


Google Google Home Mini GA00210JP (チョーク)

少し前、友人が噂のIoTの筆頭アイテムであるGoogle Homeを購入し、なぜか自分が設定してあげました。

そして、CMよろしく、「ok, Google!●●」とあれこれ試してみたのですが……

……。

……。

はい。

10分もしないうちに飽きました

というのも、最初は質問したことに答えてくれて、すごい感動もあったのですが、所詮は「発声⇒読取⇒検索⇒出力」をしているだけのプログラム。しかも、まだまだ月日が浅く、人間の思考回路には及ばない。

もちろん、とてもすごいコトだというのは分かるんですが、しかし、べつに人間様の生活を向上させるほどの性能には至っていないのが結論です。

現状、すべて自分で動いたほうが速い

最初に「明日の天気は?」と聞いた時、詳細に教えてくれるのは便利と思ったんですが、「Homeが読み上げている時間よりもスマホで検索した表を見た方が早い」という理由で、とくに革新さを覚えず。他の検索も同様。なんというか、"検索"に慣れているIT世代の"検索力"をまだまだ上回ってないんですよね……。

あとは一応、他のIoTアイテムと連携して、色々とボイス一つでスマートに家事ができるそうですが、そもそも、連携の設定をするのが面倒だし、連携できるようなIoT機器(たとえばルンバ)はそれ単体で予約機能を持っていたり、起動自体もスマートにできたりするので、Google Homeを必ず介入させる必要はないわけです。

なにがいいたいかというと、ああいったボイスナビは、"一つの技能職"みたいのは任せられても、まだまだ"総合職"には至らない、が結論ですね。

(すでにあるかもしれませんが、)たとえばカーナビとかで、「ボイス認識」の検索機能があれば、結構便利だなとは思います。(いちいち、操作感の悪いタッチパネルで電話番号や住所を検索するのは面倒なので)

「なにいってんだ。これからの時代はIoTだよ!」

そんな風にイキっていた友人のところに後日訪問したところ、

Homeは部屋の隅っこでケーブルをぐるぐる巻きにして放置

という状態でした。

生活の中枢に食い込むアイテムというのは、ユーザーが気を遣うことなく、気がつけば使っている、というのが最低条件です。洗濯機、掃除機、冷蔵庫なんかは、自然と生活に馴染みますが、そこにGoogle Homeはまだまだエントリーされません。それなのにHome面してくるのはなんだかなあという印象です。

要するに、名前負けしてるんですよね。

以上、あんまり批判記事は書かないようにしているんですが、本当イマイチだと感じたので、そういうレビューでした。(IoT万歳!みたいに浮かれている、また浮かれさせようとしている雰囲気が嫌いなので、一つの事実も記しておきました。本当に便利なものは自然と口コミで浸透するものです。)

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