Google検索とBing検索で異なるSEOについて感じたこと・まとめ
GoogleとBingでは、同じキーワードを検索した時、その表示結果がけっこう異なります。システム内部のクローラーが異なり、アルゴリズムの違いがあって、同じ結果にならないためです。
というわけで、本記事では、著者が自分のブログサイトを材料に、Google検索とBing検索を比較してみた時の気づきや感想について、まとめておこうと思います。(あくまで個人の主観による内容ですので、あんまりアテにはしないでください。)
目次
Google検索とBing検索について
bing検索は無視できない存在!
ほんの一昔前までは、bingなんて検索窓を使っている人は少なかったので、あまり気にしなくてもOKでした。
しかし、今現在の背景としては、Microsoftの強烈なbing検索のごり押しが推進されています。
新ブラウザEdgeとwindows10の誕生。さらにはsurface laptop Sなどの端末では、検索エンジンはbingのみで強制されるという始末。
これはすなわち、bing検索はだんだんと無視のできないパーセンテージになっていくということです。
自分のブログサイトを解析してみても、昔に比べて、bing検索はまだまだ数値は小さいモノの、着実に増えてるんですよね・・・。ざっくりした数字で、昔は5%未満でしたが、今は7~10%程度あります。
XPの普及と同時に起きた、悪夢のIE6時代とまではいかないでしょうが、しかし、着実にbing浸透運動は進んでいるのです。(アメリカでは、bing使用者が多く、すでに約25%を超えているとか・・・。)
bingとGoogleの検索結果はかなり違う!
実際に色々とキーワードを入力検索して比較してみると分かるのですが、GoogleとBingの検索結果は、けっこう異なります。
たとえば自分のブログサイトでは、「Google検索だとSEO順位が上位1ページ目」というキーワードがそこそこあるのですが、それらがbingの検索では下位評価となっていて、ことごとく検索結果から弾かれていました。
試しに「運動 ダイエット」と検索してみても、bingとgoogle、ともに1ページ目に共通して表示されているページは、10件中、3件のみです。
▼共通表示されているページ
・ダイエットに効果のある運動おすすめ10選!美しく痩せるコツ!
・家で毎日できる運動ダイエット!
・ダイエットで一番効果がある運動は?痩せる運動ランキング
しかも、URLをよく見ると、Googleのほうは日本語URLで読んでますが、bingのほうは文字列に。
このように、bingとgoogleでは、その検索ロボットにおいて中身が違うので、両方とも一番を目指すのは、かなり大変そうです。
bing検索で上位表示されるためには・・・?
ええと・・・。
正直、そんなの自分が知りたいくらいです!
まあ、なぜかわかりませんが、自分のブログサイト、bingでは、かなり嫌われているんですよね・・・。
しかも、「A」というキーワードで調べた時、「A」というキーワードがまったく使われていない「B」というページが上位表示されていることもあって、bingさんのアルゴリズムは、本当によく分からないです。(Googleだと、少なくとも検索したキーワードが記事中にないってことは、ほぼないので・・・。)
色々と検索しまくってみた感じだと、なんとなくですが、bingでは、「専門性の高さ・公式組織」みたいな感じのサイトが優先して表示されている・・・ような感覚を受けました。(あくまで感覚ですよ。)
自分のブログサイトは、要点のまとまっていない雑種ブログと化しているので、そういったサイトは、あんまり上位表示されない仕組みになっているのかもしれません。
たとえば、スキーのことであれば、「スキー専門」をトップページから宣言しているようなサイトがランクされやすいのかなぁ、と感じます。
そういう意味だと、色んなキーワードを散りばめて、ロングテールなSEOを目指すにしても、そもそもの分野・カテゴリーは、ある程度絞っておかないと厳しいという感じでしょうか。
こういった時、手っ取り早くSEOを上げるために思いつく手段の一つが広告出稿ですが、しかし、Bingの場合、広告について難ありなんですよね・・・。
Bingの広告出稿は分かりにくい・・・
Bingには、Google同様、リスティング広告の出稿ができる仕様になっています。しかし、Microsoftは、今現在、Bingの広告出稿を可能としたサービスを公式に提供しておらず、なぜかYahoo!経由で利用できることになっており、ちょっと分かりにくいです。一応、詳しいことは、下記の記事にまとめていますので、気になる方は、お読み頂ければと思います。
また、分かりにくさに加えて、仮にBingで広告をするとなると、次に問題となるのがコストです。
両方の宣伝をがんばると広告費用も二倍・・・
当たり前といえば当たり前ですが、どちらの検索エンジンでも上位表示させようと広告を打てば、費用は二倍です。また、仕様の違いによる、作業の手間も増えます。
Bingの広告出稿サービスは、日本ではまだ微妙な感じなので、あんまり顕在化した問題になっていませんが、海外では、そういったことがすでに問題提起されているようです。
では、いったいどうすれば・・・となるのですが、ひとまず無難な対策としては「Bingに認識してもらうこと」かと思います。
bingのウェブマスターツールに登録しておこう!
ノーコストで可能なBingのSEO対策は、Google同様、ウェブマスターツールです。
Microsoftのアカウントさえ所有していれば、Googleのウェブマスターツールと、ほとんど同様の手順で、Bing用のウェブマスターツールに登録できますので、使わない手はありません。
▼bingのwebマスターツール
https://www.bing.com/toolbox/webmaster/
また、ウェブマスターツールだけでもOKですが、心配な方は下記URLから、bingに対して、サイトの存在を通知してもOKかと思います。
▼bing登録
https://www.bing.com/toolbox/submit-site-url
まとめ
正直、答えのうっすい記事で、本当に申し訳なく思ってます。
「bing SEO」という感じで、bingの改善方法を調べると、ほとんどの記事が「ウェブマスターツールに登録しましょうね^^」で完結しているんですよね・・・。自分も同じ結果に終わってしまっていることが、悲しいです。
とりあえず、今後、ぼちぼちbingも意識してみて、ちょこちょこ調べていこうと思ってますので、また何か判明したら加筆修正していこうと思っています!