既製品PCに市販グラボを乗っけた時の手順4「快適なパフォーマンス達成」
前回記事で、GTX1050のハードおよびソフトの取り付けが無事に終了しました。今回の記事では、その性能差および使い心地をレビューしていきたいと思います!
目次
GTX1050を使ってみた感想!
性能評価
GTX1050を使うと、どれくらい性能が変わるのか、てっとりばやく、windows エクスペリエンス インデックスで評価を比べてみました。
まずは改善前の数値がこちら。
グラフィックスの数値が大きく足を引っ張っていることが分かります。まあ、標準のインテルHDグラフィックスなので、仕方ないですね。
そして、グラボ改善後の数値がこちら。
一目瞭然なのですが、劇的に数値が変化していますね。グラフィックスの向上のみならず、プロセッサとメモリの性能までアップ。どうやら、インテルHDグラフィックスが、相当、足を引っ張っていたようですね。
体感速度の違い
性能評価の数値がどれほどのものか、さっそく、パソコンの各種アプリをあれこれいじってみました。
体感として、すごいなって思ったポイントは以下の通り。
・PC起動の速度が格段に向上
・photoshop,illustratorの動作速度が格段に向上
・データ容量の大きい写真チェックのビュアー速度が格段に向上
・ブラウザの検索時、画面表示の速度が格段に向上 など
とにかく、画像に関連する動作がすべてスピードアップしました。ウェブ制作でいうところの、「たくさんの重い画像すべてを軽量な画像に置き換えた」くらいの改善度です。
・・・まったくもって、すばらしい。グラボ換装、もっと早くやるべきでした。とくに、これまでのphotoshop作業で、多大なロスをしていたのではないだろうかと猛省。やはり機材には金かけたほうがいいですね。
そもそもインテルHDグラフィックスでは、photoshopの規格を満たしていないという。web制作でデザインもする人は、macなら良いんですが、windowsで作業する場合はグラボ必須かと思います。
▼photoshop向けのグラボ ベンチマーク比較
http://chimolog.co/2017/11/bto-gpu-photoshop.html
GTX1050で気になる点
良いコトづくしのグラボですが、一応、下記の点は気になります。
・ファンの音がちょっとだけ増えた
・消費電力がちょっと増える
ファンの音は、BGMでも流していれば気にならないのですが、夜中の静かな時に作業していると、ちょっとシュール。また、電力消費が増えるので、微々たる金額ではありますが、ちょっと気になります。
それと、グラボの寿命もあるので、2~3年したら、交換できる予備グラボも買っておくか、また新しいパソコン準備するなど考えないといけないです。まあ、FPSゲームとか全然しないし、Adobe関連程度なので、そんなに消耗もしないと思いますが。こればかりは使ってみないと分からないですね。
あと、初期動作の際ですが、ちょっとディスプレイが明るくなったり、暗くなったりしました。(しばらく使っていると落ち着きました。)再発はしなかったので、とりあえず流していますが、もし頻発するようになったら、また記事更新しようと思います。
もっと詳しく知りたい方はこちら
こちらの記事さま、とても参考になりました。
▼GeForce GTX 1050 シリーズを速攻でレビューしてみた
https://www.pc-koubou.jp/blog/gtx1050.php
まとめ
いかがでしたでしょうか。
グラボを積んでいないPCで、これから取りつけしてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。ロープロファイル用のグラフィックボードだと、補助電源なしのものが多く(全部?)、消費電力も小さいし、サイズもコンパクトなので、わりかし搭載しやすいんじゃないかなと思います!
ただ、当たり前ですが、勝手に自作する=すべて自己責任になります。メーカーの保証外になりますし、当たり前ですが、著者も責任は一切とれません。なので、自分自身で十分に納得した上で、作業はしましょう。
グラボ取り付け記事まとめ
その1 仕様確認&必要機材準備
https://my-terrace.com/gtx1050_attachment_preparation/
その2 GTX1050取付作業まとめ
https://my-terrace.com/gtx1050_attachment_hard-install/
その3 ソフト・ドライバインストール
https://my-terrace.com/gtx1050_attachment_soft-install/
その4 快適なパフォーマンス達成!
https://my-terrace.com/gtx1050_attachment_performance-up/