大事な革靴の手入れ方法! クリーム&シューキーパーのケアで7年は長持ち!
革靴は、大事に扱うことで、長い年月の間、ずっと履き続けられるアイテムです。せっかく数万円で購入した革靴も、手入れを怠ると1年ほどで駄目になってしまい、経済的にも負担が大きいです。しかし、きちんと革の手入れをすることで、革靴は10年以上履き続けることも可能です。ぜひ日頃からメンテして、大事に長く履き続けられるようにしましょう!
目次
革靴を長く履くためのお手入れ方法!
まずは革靴のメンテ道具を準備する
革靴のお手入れをするには、基本的には下記のアイテムが必要です。
・ブラシ
・柔らかい布
・中性靴クリーナー
・油性靴クリーム
一式セットのアイテムを買うと、手っ取り早いです。
個人的には、以下のアイテムも追加します。
・ストッキング(靴磨きの万能アイテム)
・ブラシ複数(茶色用・黒色用などを持つ)
・乳化性クリーム
一式のアイテムを揃えたら、革靴のお手入れ開始です。
まずはブラシで革靴の汚れを落とす
馬毛ブラシで、革靴のホコリなど、目に見える大きいゴミを取り払っていきます。
細かい箇所の汚れを取る際は、細い馬毛ブラシを使いましょう。
ブラッシングが終わった状態がこちらです。この後、クリームを塗っていきます。
今回、ブログ記事用に作業しましたので、革靴の紐を外していませんが、本来は紐も外してキッチリやるようにしましょう。
中性靴クリームで、革靴を綺麗な状態にする
革靴をよく見ると、擦り傷のような汚れがあります。
中性靴クリームを使っていきます。
汚れの目立つ箇所に中性靴クリームを塗ります。本来は布側に塗った方が良いです。また、写真は少し塗り過ぎかも・・・
柔らかい布で靴表面に円を描くように中性靴クリームをのばしていくと、汚れが綺麗に拭き取れます。
また、kiwi中性靴クリーナーは革を柔軟にするミンクオイルとカビ防止剤が配合されてますので、汚れ落としだけでなく、磨いていくと光沢も出てきます。下の写真では、左側だけ磨いてますので、左右で微妙に光沢の違いが出ているかと思います。
革靴によっては、水染めやスエード、ベロア、エナメルなど、きちんとクリーナーを使い分ける必要がありますので、事前に確認したり、見えにくいところで試し塗りするなど、注意するようにしましょう。
油性靴クリームで、さらに光沢を出す
中性靴クリーナーで終わっても大丈夫ですが、さらに光沢を出したい場合、油性靴クリームを使います。ただし、塗り過ぎると、油が固まり、ベタ付きの原因となりますので、少なく塗るように気をつけましょう。
油性靴クリームをさっと塗った後は、30分ほど寝かせてから、綺麗な布で乾拭きをしていきます。この時、ストッキングでやると、とても綺麗に仕上がります。
写真の左側が、磨いたものです。写真だと分かりにくいですが、先ほどよりも光沢が増しています。
弱い光にしても、輝いていることが分かります。一通りの作業が終わったら、日陰などに二時間くらい置いて、風通しもしておきましょう。
ワンポイント:
本格的に靴磨きをやりたい人は、「中性靴クリーナー+油性靴クリーナー」ではなく、「ステインリムーバー+乳化性クリームorコロニル」が良いです
ステインリムーバーとは、水性の靴用汚れ落しのことで、革靴に残っている古いクリーム分を含め、すべての汚れをしっかり落とすものです。靴用のクレンジング剤みたいなものです。
すべての汚れをきっちり取った後、革靴に栄養を与える乳化性クリームを塗っていきます。
レザリアンでなく、コロニルのシュプリーム クリームデラックスを使ってもOKです。シュプリーム クリームデラックスは革への浸透力や防カビ能力が高く、個人的にはこっちのほうがオススメです。
磨く時は、最初からストッキングでも良いし、柔らかい布>ストッキングでも良いと思います。この後、さらに油性靴クリームをやると、光沢最強かと思います。
靴をしまう時は、シューキーパーを必ず使う
シューキーパーは、革靴を履いていない時の形崩れ防止が目的のアイテムです。いうなれば、靴用のハンガーみたいなものです。シューキーパーと革靴のタイプがあまりに合わないと、逆に形崩れがおきる可能性もありますが、代替の革靴は問題ありません。基本的にはシューキーパーを使った方が、確実に形崩れを防ぐことができます。
右にあるのがシューキーパーです。
こちらの革靴は、もう7年目になりますが、きちんと手入れしているおかげで、まだまだ現役で使えています。
シューキーパーは様々に種類があります。色々と試してみましょう。
革靴を買ったら、すぐに乳化性クリームかコロニルを塗るようにしましょう!
革靴に限りませんが、革製品を買ったら、すぐに手入れすることが大事です。最初のケアをするかどうかで、革製品の寿命は格段に異なってきます。
その他の革製品のメンテ方法!
他にも革製品に関する記事を書いていますので、参考にしてみてください。
革ジャン・レザージャケットの手入れ方法! 保湿と小マメな汚れ取りで、カビが生えないようにメンテナンスしておこう!
革財布・革バッグなど革製品全般を簡単に手入れして長持ちさせる「コロニル1909 シュプリーム クリームデラックス」が素晴らしい!
まとめ
いかがでしたでしょうか。せっかく買ったお気に入りの靴がすぐにダメになってしまうことは悲しいものです。革靴を大事に使いたいという人は、ぜひ参考にしてみてください!