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鍋割山「ヒル対策」を絶対に忘れないで! 登山準備はしっかりやろう

鍋割山を登る場合、その準備において、「ヤマビル対策」は欠かせません。

なぜなら事前の準備なしに、ヤマビルの生息地帯を歩くと、死ぬことはないんですが、まあとにかく手を焼くからです。せっかくの楽しい登山の予定が、ヤマビルで台無しになってしまわないよう、しっかり準備をするようにしましょう。

ヤマビル対策

ヤマビルは歩いているだけで自然にくっついてくる

通常の虫であれば、服などにくっついても、歩いているだけで、その揺れや振動で、どこかにいなくなります。しかし、ヤマビルは、二酸化炭素を検知して、近寄り、一度噛みつくと、なかなか外れないため、歩けば歩くほどくっついてくるという、嫌な性質を持っています。

とくに、生息地帯(繁殖地帯)である、湿地帯のような場所では注意が必要です。葉っぱの裏だったり、草の先端で待ち構えていたりして、そこを通過した際にくっついてくるのです。そして靴などにくっついた後は、そこからよじ登ってきて、靴の中や、靴下の中、さらには膝くらいまで登ってきて、吸血してくるのです。しかも、なんか麻酔成分みたいのを出しているそうで、噛まれていても、あんまり気づかないというじつに厄介な特性を持っています。

上の写真を見ても分かりますが、こんなに小さいので、なかなか気づきにくいです。(しかも、この時、すでにズボンの中のヒザくらいのところで、他のヤマビルが吸血中でした。)

ヤマビルは専門の道具なしにカンタンには退治できない

何の準備もしていない場合、手で取るか、棒などで取るか、そういった選択肢しかありません。しかし、これが非常に面倒なのです。

なぜかというと、手で振り払ったり、棒などで取り払おうとしても、まったく取れないからです。ヤマビルの吸血している時の噛みつきの強さというと、男性が指で直接掴み、思い切り引っ張って、ようやく外れるくらいの力強さなのです。また、殺そうと思って、靴で踏んづけても、それくらいでは死にません。石と石で挟み込んで、念入りにすりつぶすような圧力を与えないと、なかなか死なないのです。

そのため、ヤマビルの繁殖地帯(湿地帯)に踏み入れると、次々にヤマビルがくっついてきて、外そうとしても取れないし、ほっておくと、次から次に増えてくるし・・・という状況になり、本当に気持ち悪い思いをしますし、時間のロスにもなります。


(日陰になった緑の深いようなところには結構生息しています。)

スプレー1本でも良いから持っておこう!

ヤマビル対策には、専用のスプレーが一番です。

こいつを吹きかけて、弱らせたらカンタンに足元から追い払えますし、その後、さらにスプレーしてやれば、すぐに死んでくれます。

ヤマビルは、血を吸った後、1~2週間で卵を生んで繁殖するため、見かけたら、必ず殺す必要があります。

他、詳しい対策は、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてみてください。

ヤマビルに噛まれた時の写真(傷跡)と対処法まとめ

他の方もヤマビル遭遇してます!

少し検索するだけで、遭遇ブログがヒットします。

・鍋割山:ヤマビルは実在した!(当たり前)
https://www.yama-aruki.com/2011/05/08/

・丹沢・塔ノ岳から鍋割山へ ~ヒルがいっぱいお腹もいっぱい~
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-962839.html

・鍋割山登山、ヒルがちょっと怖い。おひとり様登山
http://hiyohiyodori.hatenablog.com/entry/20160521/1463847874

まとめ

鍋割山を登る時は、通常の登山準備だけではなくて、必ずヤマビル対策をするようにしましょう。ほんと、スプレー缶一つ買うか買わないかだけで、一日の思い出が台無しになるかならないか、というレベルで影響してきます!

噛まれても、全然問題ないぜ!っていう強い人は、まあ良いんですが・・・

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