カメラ用カーボン三脚「VEO 2 235CB」の購入レビュー! 機構は? 組立方法は? 写真でカンタンに紹介!
先日、VANGUARD(バンガード)のカメラ三脚「VEO 2 235CB」を購入しました。
なので、これからVEO 2 235CBを買おうかどうか検討している人のため、どんな機構になっているのか、また、組み立て方法などを写真でざっくり紹介していきたいと思います。
目次
写真で見よう VEO 2 235CB の機構と組立方法
外箱と中身一式
外箱。
中身は、三脚本体、カメラ固定具、ローアングル用カメラ固定具パーツ、三脚収納袋、説明書が入っています。
手に持ってみても軽い
約1.2kgですので、片手で十分に持ち運べます。カーボン素材なので表面も触り心地よしです。
付属の収納袋まで、とてもスマート
肩掛け式になっていて、デザインも素敵です。
蓋になっている部分は内側にも織り込めるので、雨風の強い時でも安心です。
普段はコンパクト。使用時はスピーディーに組立可能
VEO 2 235CBがコンパクトに収納可能になっている理由は、センターポール機構にあります。写真で伝えますと、
という感じで、心棒をカンタンに起こせるので、普段はコンパクトに持ち運びできて、いざ使う時は、すばやいセットアップが可能、という仕様になっています。
また、心棒を起こした後は、下図のネジ部分を調整することで好きな高さでカンタンに固定可能です。
使い終わった後は、心棒の金属ボタンの部分(写真中央の金属ポチボタン)を押しながら折り畳むことで、カンタンに収納可能です。
開脚角度は20°、45°、80°の三段階
各脚部分には開閉用のボタンがあり、これを押しながら開脚具合を調整できます。
20°、45°、80°のそれぞれの部分でボタンが押し開いて固定されます。
80°まで開いた時はローアングル用の固定具を使って、中央の心棒部分を交換してあげる必要があります。(換装が面倒なので、ローアングルをしたい人は小さい三脚を買った方が早そうです。)
脚の長さ調整がとてもスムーズ
こちらが三脚の足部分。
ツイストロックといって、ゴムリングのようになっている調整具部分を一ひねりしてあげるだけで、脚をカンタンに拡縮できます。(固定する時も同様。)
最大まで伸ばすと、これくらい開きます。
最大長さで望遠レンズのD5300を固定してみました。
脚部分はけっこう丈夫でゴム足にもなっていて、多少の風などには耐えられますが、しかし、人がぶつかってきたくらいの衝撃を受けると、さすがに転倒しますので要注意。ちゃんとした足場を見つけて展開してあげることが大事です。(もちろん室内だと安定して支えてくれます。)
カメラ固定部の三軸周りも滑らかに調整可能
心棒のY軸周りの調整は、レバーをちょっとひねってあげるだけでOK。目盛もついているので、どれだけ回転させたかが数字で明確に分かります。
こちらはカメラ固定具のXYZの三軸調整。レバーで緩めて、球体部分で自在に調整可能です。
カメラ固定具(土台)には、水平器がついているので、水泡の位置を見ながら調整してあげれば、足場が悪くてもしっかり水平にカメラを固定してあげることが可能です。
カメラの固定方法
カメラを土台に置くためには、こちらの固定具パーツを使います。
どのカメラにも、三脚固定用にネジ穴があるので、ここに接続します。
カメラ側の準備が終わったら三脚側の固定部分のネジを緩めて、
ここにはめこんでいきます。
これで固定はバッチシです。望遠レンズでもしっかり安定です!
VEO 2 235CB レビュー
要点としては、2万円オーバーの品物だけあって、確かな品質・大満足、という一品です。
記事が長くなったので、感想など、詳しくは下記をご覧下さい。
まとめ
ラフな環境で日常的に使うような人でなければ、三脚は、長く愛用するものです、
なので、あんまりケチケチしないで、良い製品を一本買っておいたほうが良いと個人的には思います。(安いのを買って、重かったりセッティングが面倒で使わなくなって……では、ちょっと悲しいと思います。)
三脚を探す時は、ぜひVANGUARD(バンガード)も一つ、手に取ってみてください!