GMOクラウドの株主優待でドメイン無料はできない
自社のサーバー・ドメイン費用を「株主優待の特典」で利用できる有名な銘柄が、GMOインターネット(9449)とGMOクラウド(3788)です。
しかし、GMOインターネットはサーバー・ドメインの両方を利用できますが、GMOクラウドはサーバーのみで、ドメイン費用に利用できないので注意です。
目次
GMOクラウドの株主優待ではドメイン無料にできないから注意
優待内容は「自社および自社グループサービス優待券」
GMOクラウドの優待は、「自社および自社グループのサービスについて5,000円を上限に申請期間中に利用している基本料金をキャッシュバック」というものになっています。
半年に1回、5,000円分のキャッシュバックですので、1年間では10,000円分になります。
ドメイン費用は対象外
公式サイトの案内文をしっかり読むと「ドメインはダメ」という記載があります。
・株主優待制度
https://ir.gmocloud.com/ir/stockbenefit/
※ご利用中2サービスまで対象、初期設定費用、ドメインおよびオプション料金等は対象外
なので、ドメインに対しては利用できません。
利用できるサービスはサーバーメイン
現状、下記のサービスが優待の対象となっています。
▼ホスティングサービス
・iCLUSTA+
・クラウドVPS
・GMOクラウド専用サーバー
・RapidSite
・ロケットネット
・マイティサーバー
・@YMC
・サーバークイーン
・ドメインキング
・WADAX
・みんなのレンタルサーバー@WAPPY
▼クラウドサービス
・ALTUS
・GMOクラウドPublic
・GMOクラウドPrivate
▼セキュリティサービス
・グローバルサイン
上記のうち、ドメインキングは、ドメイン発行も基本サービスとしていますが、現在、新規の受付は停止しており、また、ドメインキングであっても、やはりドメイン費用に対しては、優待の充当ができないそうです。
ただ、GMOクラウドの優待ではドメイン費用を割引したり無料にできませんが、他のGMOグループの優待ならば可能です。
GMO関連優待でドメイン費用を無料にする方法
GMOインターネット優待で「お名前.com」のドメイン費用に!
お名前ドットコムは、運営元がGMOインターネットなので、その株主優待でキャッシュバックを受けられます。
しかし、GMOインターネットの株主優待は一つのサービスにしか使えないため、お名前ドットコムに適用すると、他のサーバーなどには使えなくなるので、少しもったいないところです。(Conoha WINGは相当に良いサーバーなので、こっちに使った方がたぶんオトクです。)
GMOペパボ優待のおさいぽ!ポイントで「ムームードメイン」のドメイン費用に!
GMOペパボの株主優待では、半年に1回、1,500円分の「おさいぽ!ポイント」がもらえるので、それを使って、ムームードメインのドメイン費用に充当することができます。
ほとんどの方が、独自ドメインは一つしか持たないので、通常はこちらの方法でドメイン費用を無料にするのが賢いと思います。
GMO関連銘柄でサーバー&ドメイン費用を無料にするには?
こちらの記事でわかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
GMOクラウドの株主優待をドメイン費用に充当することはできません。
個人的には、GMOインターネットで、Conoha WINGのサーバー費用に充当して、GMOクラウドでドメイン費用を無料にできると最高なんですけど、残念です。
GMOグループの株価は高騰中で買いづらい!?
コロナショックで、GMOグループはいったん株価を大きく落としたものの、その後のテレワーク・セキュリティ・電子印鑑などの流れを受けて、株価はV字回復して、ものすごく高騰しています。
今から買い揃えようとすると、かなりの初期投資が必要になりますので、優待目的で今から買うのは要検討したほうが良いかと思います。