「デリケートなカテゴリの広告の許可」とは。Googleアドセンスに「ギャンブル、くじ(18歳以上)」の広告を進められた時の対応方法
先日、Googleアドセンスのダッシュボードを見ていたら、一件の通知がありました。なんでも「お客様のサイトを分析した結果、次の点で改善の余地があることがわかりました」とのこと。
目次
問題の画面
こちらです。
そして、改善方法は「デリケートなカテゴリの広告の許可」をしなさい、ということでした。
・・・うん。よく分からないです。
というわけで、カンタンに調べてみたので、まとめていきたいと思います。
「デリケートなカテゴリの広告の許可」とは。Googleアドセンスに「ギャンブル、くじ(18歳以上)」の広告を進められた時の対応方法
デリケートなカテゴリの広告を許可すると、どうなるの?
デリケートなカテゴリの広告を許可すると、GoogleAdsenseにおいて、下記の広告内容が表示されるようになるみたいです。
- ・ソーシャル カジノゲーム
- ・ビデオ ゲーム(カジュアル ゲーム、オンライン)
- ・リプロダクティブ ヘルス
- ・一攫千金
- ・出会い
- ・医薬品、サプリメント
- ・宗教
- ・性に関する内容
- ・政治
- ・消費者金融
- ・減量
- ・無料プレゼント、クイズ、占い
- ・着メロ、ダウンロード サービス
- ・美容施術、整形
- ・誤解を与える表現
- ・黒魔術、星占い、秘教
・・・く、黒魔術ってなに???
我は放つ光の白刃的なアレですかね・・・。じゃあ白魔術はないのかな・・・?
まあ、なんだか胡散くさい項目がとても多いですね。さすが18歳以上対象の広告です。。。
GoogleAdsense管理画面の「広告の許可とブロック」>「デリケートなカテゴリ」のタブをクリックすると一覧で確認できます。
どうして推奨されたの?
おそらくGoogleのシステム側で、特定条件を満たすとアドセンスユーザー側に通知する設定がなされているのでしょう。たぶんですが、閾値となるキーパラメーターは、ユーザーの年齢と性別あたりじゃないかなと思います。
自分のブログの場合は、web関連のブログと謳いつつ、なぜか「競艇」などのギャンブル的な記事のほうがアクセス多いので、ユーザーも自然と男の年配者が多いです。そのため、18歳以上の条件にあてはまり、推奨されたのだと思います。
そもそもGoogleアドセンス自体が性的なコンテンツとかって、NGではなかったけ?
結論は一つです。
御上がやることに文句を言ってはならない。
クロと言われたらクロに見える努力をしましょう。
他にも異例はあったりします。たとえば水着や下着NGと言いつつも、GoogleAdsense側がピーチジョンなど、女性下着の広告を打つ場合もあります。要は御上が良いといえば良いのです。ダメといえばダメなのです。なんとも無力なのが民なのです。・・・泣ける。
デリケートなカテゴリの広告を許可すると、そのサイトが18歳未満を対象としたサイトではないと確認したことになるらしい
デリケートなカテゴリの広告を許可する時、下記の注意事項が出てきます。
AdSense のサイトが 18 歳未満を対象としている場合、ギャンブル関連の広告を表示する設定にはできません。ギャンブル関連の広告を表示するよう設定することで、18 歳未満を対象としたサイトではないと確認したことになります。
うーん。なんだか、よくわからんですね。もしかしたら、18歳未満がこのサイトを訪れて、それらのアドセンス広告を踏んで問題になったら、サイト運営者に責任があるって主張をしたいのでしょうか。
調べてみると、リスクを心配して実施しない人も結構いるようですね。
一部の広告に制限をかけて、とりあえず実施してみることにした
自分は、試しにデリケートなカテゴリの広告許可をしてみることにしました。ただし、とりあえず性的など、問題が起きそうな広告の一部に制限をかけています。
自分のサイトの場合、たぶんギャンブル関係のユーザーをターゲットにした提案の話だと思いますので、そんなにリスクもないかなと思います。まあ、最悪、イマイチだと思ったらダッシュボードからナシの設定に切り替えれば良いだけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「デリケートなカテゴリの広告の許可」を求められたら、心配ならやらない、やってみるならやってみる、でOKだと思います。もしイマイチだなと感じたら、ダッシュボードから設定で切り換えてしまえば良いだけですしね。