webDAVとは|エクスプローラー・Finderなどでオンラインストレージ操作できるもの
webサーバー上のデータを管理する際、webDAV機能というものがありますので、紹介したいと思います。
目次
webDAVとは|エクスプローラー・Finderなどでオンラインストレージ操作できるもの
webDAVとは
WebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning、ウェブダブ)はHypertext Transfer Protocolを拡張したもので、Webサーバ上のファイル管理を目的とした分散ファイルシステムを実現するプロトコルである。
※wikipediaより引用
カンタンにいえば、オンラインストレージに保存したファイル・フォルダなどのデータを、ローカル環境のエクスプローラー・Finder感覚で操作できるシステムです。
webDAV対応のレンタルサーバーを使うと利用できます
レンタルサーバーの中には、webDAV対応のものがあります。
たとえば
・ラクサバ
・ロリポップ!
・WebARENA SuiteX
・ヘテムル
などがあります。
試しにヘテムルのレンタルサーバーでwebDAVをテストしてみます。
webDAVのGUIはこんな感じ
webDAVに設定すると、ヘテムルのレンタルサーバーをネットワークドライブに登録して、通常のファイルのようにエクスプローラーで操作することができます。
ヘテムルの場合、appsとwebフォルダは初期設定で入っている物で、web階層化が公開ディレクトリとなっています。ヘテムルのwebDAVでは非公開ディレクトリ部分でwebDAV設定ができるので、セキュリティ的に望ましいカタチです。
レンタルサーバーによってwebDAVの仕様は変わる
IPアドレス規制・アカウント設定・非公開ディレクトリ部分の使用・通信速度・保存容量など、レンタルサーバーによって異なりますので、用途によってwebDAVサーバーを使い分けることが大事です。
webDAVの注意点
一見、ローカル環境のように見えますが、実体はデータをオンラインで扱っていることになりますので、仕事利用などされる方はセキュリティ対策をキッチリしたほうが良いです。またプライベート使用にしても、ある程度のセキュリティ意識は持っておきたいところだと思います。