iOS9以下は旧IE同様のレガシーブラウザ。js・cssなど問題が起きやすいので注意!
appleの最新版iOSは11。また、多くの流通デバイスはiOS10以上がほとんどで、iOS9以下は今やレガシーブラウザです。js、css3を使うと不具合が多発するので、注意しましょう。
クロスブラウザを条件にする場合も、iOSは10以上としておいた方が無難でしょう。逆に言うと、先方クライアントが昔のipadやiphoneを使っている場合は確認トラブルになりやすいので、事前確認をしっかりしておくことが大事です。
iOS9以前とiOS10以降では、ブラウザ仕様にかなりの差があるので、WEB制作においては、きちんと明確な線引きをしておく必要があります。
参考リンク
詳しくは、こちらの記事様が参考になります。
▼iOS 10にアップデートできるiPhone・iPad一覧
http://www.appbank.net/2016/06/14/iphone-application/1216095.php
▼iOS9 以下 Safariでjavascriptがちゃんと動かない時にチェックしたい項目
http://blog.u-chan-chi.com/2017/11/07/ios9-javascript-attention/
※他にも検索すると、iOS9以下の問題はたくさんヒットします。
ちなみにモダンブラウザの対義語がレガシーブラウザです。ただ、これら用語は定義がハッキリしておらず、主観的な意味づけになっていることが多いです。(人によって、どれがモダンでレガシーか、定義が異なります。)
インターネット上の情報を見ている限りだと、IE6からモダンブラウザ、それ以前はレガシーという呼ばれ方をするようになっていったそうです。個人的に思う定義は、公式がサポート停止宣言をしたら、そこでレガシー認定して良いのではないかと思います。(厳密には期日までだとは思いますが、それまでにバージョン対応の準備していなかったら、サポートに乗り遅れる=もうレガシーでしょう、という考え。)
なので、たとえばIEはすべて最新版にしていくとマイクロソフトが宣言していることもあるので、旧バージョンはすべてレガシーブラウザと言って良いかと思います。
昨今、ブラウザの進化は激しく、あっという間にレガシー化してしまいますが、一番大事なことは、「ユーザー層を大きく抱えているバージョンを優先すること」だと思います。まあ、IE6ほどの悲劇は起きないことを信じつつ、どんどんブラウザが便利になりつつ、ちゃんと共通の仕様になってくれることをただただ祈るのみです。