ストレージ・磁気テープの分かりやすい説明サイトまとめ
以前、磁気テープについて調べていた時、分かりやすかったサイトのリンクまとめです。
概要
磁気テープって何? サクッと知りたい!って人は、以下のリンク見ていくと、けっこう理解を深められるかと思います。
リンクまとめ
・バックアップに用いるストレージの組み合わせ[前編]
http://www.hitachi.co.jp/products/it/server/ha8500/column/no008_p02.html
・最後の砦・業務用ストレージをご家庭で!
https://zigsow.jp/item/290602/review/271435
・ビッグデータ時代に復権?IBMがUSB接続のテープドライブ発売
http://ascii.jp/elem/000/000/925/925012/
・ソニーとIBMが、330TBの大容量磁気テープを開発。過去の技術に息を吹き込む
https://www.gizmodo.jp/2017/08/sony-ibm-330tb-magnetic-tape.html
・なぜ今、磁気テープなのか? IoT時代に躍進する データストレージ
https://www.technologyreview.jp/s/46846/why-magnetic-tape-is-to-be-restored-in-the-iot-era/
※適宜更新予定。
ざっくりした概要
テープっていうと、なんだかカセットテープとかVHSみたいな印象になって、古めかしい役に立たないもの、みたいな印象がありますが、ストレージ業界における磁気テープは、まだまだ有能なメリットを持つストレージです。
端的な特徴は以下の感じ。
大容量のデータ保存が可能
⇒HDDの標準容量は数TBだけど、磁気テープは数TB標準容量を余裕で上回る。(最近、ソニーさんが330TBなんて開発もしているくらい。)磁気テープとHDDでは、圧倒的なデータ保存量の差がある。
運用コスト(電気代)が低い
⇒HDDは常に稼働だけど、磁気テープは動作時のみの稼働。消費電力はほぼかからず。またトータルコストにおいても、保存すべきデータが多ければ多いほど、HDDなどに比べて安価なコストで済む。(保存すべきデータが少ないとHDDで十分だし安く済む。)
寿命が長い
⇒HDDは精密機械ということもあって数年くらいが寿命だけど、磁気テープは数十年も寿命がある。
※参考
磁気テープによるバックアップ~HDDとの違い
http://fujifilm.jp/business/data/archivesolution/dternity/promotion/column/merit/
要するに、たっぷりのデータを保存したい人にはたまらんってストレージです。
欠点としては、おおむね法人用なので、家庭用としては気軽に買えないのが難点。
テープドライブ本体とテープカートリッジの値段もピンキリで、法人レベルのものを購入するなら数十万円。(さすがにもっと安物でいいと思う。)
あと、"磁気"テープというだけあって、磁性の強いところに置いておくと、ガンガン寿命が削られるので、そのへんも要注意です。