ジャケット・ワイシャツの襟汚れ 熱湯でカンタンに綺麗に取る方法
社会人になって悩ましく思うことの一つが、ジャケットやワイシャツのしつこい襟汚れだと思います。
洗濯機に入れたくらいじゃ汚れは取れず、洗剤で揉み洗いした程度ではあんまり落ちず……。とはいえ放置すいると、不潔な感じで、綺麗好きにはなかなかストレスです。
こんな時、ちょっと知っておくと便利な方法が「熱湯」を利用して洗う方法です。
目次
襟汚れと、そのクリーニング方法
まずは汚れの具合を確認
今回、試しに掃除するのがこちらのジャケット。
もともと茶系のジャケットなので、ちょっと分かりにくいかもですが、首の襟周りに茶色いラインができていて、汚れが目立っています。
これ、じつは2年くらい放置していて、かなり年季の入った汚れになっています。最近、着ようと思ったら、襟汚れに気づいたという経緯です。
ってわけで、さっそく掃除していきます!
いざ、掃除!
以下の手順で掃除をしていきます。
・熱湯を準備する(80℃くらい)
・洗面器などに熱湯を注ぎ、綺麗にしたいワイシャツやジャケットを浸す
・襟の汚れ部分に洗剤をつけて揉みこむ
・汚れが強そうな場合はさらに衣類用漂白剤をつける
・さらに汚れが気になる時は台所洗剤を一滴垂らす
・30分ほどそのままにして漬け込む (これが重要)
・30分後、揉み洗いをして、熱湯で注ぎ、水で注ぎ、乾かして終了
注意点として、衣類用漂白剤はワイドハイターEXでOKですが、間違ってカビ取りハイターなどをぶちこまないように。衣類が真っ白になってしまうので、気分的にあなたの目の前も真っ白になってしまうでしょう。
そして、結果
こちらが掃除後の写真です。
完全には汚れは落ちていないですが、茶色のラインはだいぶ消えていることが分かります。
2年ぐらいの年季入った汚れがこれだけ落ちますので、けっこうおススメの方法です。しつこい汚れには熱湯作戦が有効ですので、なかなか落ちないガンコな汚れに遭遇した場合はぜひ試してみてください。
注意点
熱湯を使う=水洗いのできない衣類には利用できない方法です。また、素材は綿やポリエステルなら良いですが、他の素材(絹、レーヨン、キュプラ、皮革など)はそれぞれ専用の方法でないとダメだと思いますので気をつけて下さい。