やりたいことをやるだけでブログの成功はない

現実を正しく認識しよう

ブログをスタートする時、「やりたいことをやって稼げるようになる！」って感じの宣言をする人は、結構多いです。

でも、冷静に考えれば分かるはずのことがあります。

それは、

「（自分ではそう思っていなくても）やりたいことをやってきた結果が今そこなんだよ？」

ということです。

今まで努力に使えた時間を使わなかったのは紛れもない自分自身の決断による結果

たとえば、学校も会社も自分のやりたかったことではない、という人。

でも、事実だけを見れば、その道を進んできたのは、他の誰でもない、自分自身に違いないです。

もちろん親の言うことが厳しいとか、なんかしらの家の事情とかお金の事情とか、もう色々な理由があるのだとは思います。

でも、本当に「自分のやりたいことで成功している人たち」っていうのは、そういうのもひっくるめて、どこかでナニカをハズしていて、どこまでも自分の目的に貪欲に動いています。

なにが言いたいかというと、どの分野でも、早々にハズシてきた人たちがたくさんいる、ということです。

その中で"成功"を獲得したいと思うなら、やはり武器を磨かないといけない。当然、自分のやりたいことだけやっていればOKのはずはありません。

なぜなら、先にハズした人たちは「自分のやりたいことだけでは通用しない」と分かっていて、「自分に求められているものは何か」とか「相手に届けられるものは何か」とか、そういう"具体的に考える"という次のステージに進んでいて、なんならすでにその方針で成功を掴んでいたりもするからです。

はたして、今のIT世界において、ブロガーという人種は何人いるでしょう。

また根本の話をすれば、ブロガー自体、そんなに良いモノではないです。ネットでのお金の成功という意味では、youtuberとか、仮想通貨とか。色んなコンテンツが次々に生まれて、人やお金がドンドン流動しています。なんならブログはちょっと、もう古臭いイメージもあるんじゃないでしょうか。

そんな激的に厳しい環境において、「自分のやりたいことをやって稼げるようになる！」なんて甘い考え一本で本当に通用すると思えるなら、それはあまりに世間を知らないだけです。

ちなみに一つ書いておくと、このブログサイトは著者がwebの勉強目的でスタートしただけのブログサイトです。

そのため、アフィリエイトや稼ぎ、顔を売るといった面での"成功"は全く得ていません。それでも続けているのはなぜか。まさに、自分のやりたいことをやっているだけだからです。半分、惰性も混じっているかもしれません。

要するに、「自分のやりたいことだけ」では、このへんが限界っていうことです。そのこと自体を趣味のように続けることはできても、金銭的なブレイクスルーにはほぼほぼ繋がらない、ということになります。

ドライな言い方をしまくっていますが、本当にブログで成功を収めたいというなら、「やりたいことで稼げるようになるぜ！」なんて宣言している間に、自分を売り出す方向性を考えたり、どの分野に手をつけるか情報を調べたり、記事の一つでも書くべきです。

結論は「行動することも大事だけど、本気でチャレンジするなら、とにかくよく考えよう」ということ。動機やエネルギーとして、「やりたいこと」であることは大事だけど、それ一本じゃどうしようもないです。