ブログが1000記事を突破! これまで学んだ知見&体験談をまとめてみた
2014年5月に運営を開始して、はや5年あまり。地道にちょびちょび更新していたところ、2019年にして、ようやくブログの記事数が1000を超えました。
せっかくなので、それまでに得たブログ・SEO・アフィリなんかの学びをざっくばらんにまとめてみようと思います。これからブログ1000記事を書いてやる!と息巻いている方の参考になれば幸いです。
目次
ブログが1000記事を超えて得られた学び
記事数の達成なんて目指すもんじゃない
自分でやってみてハッキリわかりましたが、1000記事って相当です。
というのも、「5年で1000記事」というのは、「1日1.8記事を書くペース」であり、毎日・約2記事ペースは、普通の人であれば、ほとんどウンザリすると思います。(自分もウンザリします。)
ブログは駆け出しの頃は「あれ書こう!これ書こう!」なんて思うものですが、一日に5記事や10記事、それを毎日……と続けると、マジでストレスです。
それに、ただ適当な日記を書くだけならカンタンなのですが、SEOやアフィリを考慮した記事を書くなら、1記事に、やはり1時間~2時間くらいはかかります。ということは、1000記事=1000時間~2000時間です。
1日の労働時間が8時間と仮定すると、1ヵ月160時間。つまり、1000記事を短納期で書くには、少なくとも6ヵ月以上はずっと没頭しないといけません。マジで発狂しそうなくらいの大ボリュームです。
結果、自分は書きたいことがある時は書いて、書きたいことがない時は放置して……という感じで、気づけば5年の中で達成していたのです。
もちろん、「1000記事を目指そう!」という意気込み自体は良いと思いますが、「1000記事を達成するためにブログを書く」という状況になったら、つらすぎるだけなので、やらないほうが良いかと、自分は思います。(数字のノルマだけに追われて書いてくと、やっつけみたいな記事が増えていくだけですし。)
ブログ記事の価値は「検索で上位表示」か「SNSで共有されるか」の二択
自分がずっとやってきた悟りの一つがこれです。
検索にもひっかからず、SNSでも共有されない記事は、一言でいって「ゴミ」です。
もちろん、日記や備忘録みたいな意味合いでの役立ちはありますが、アフィリやSEOの観点で価値を求めるなら、「無駄な作業」でしかありません。
これは個人のブログ以外にもいえることで、たとえば会社のオウンドメディアなどで、社員さんに記事執筆をノルマにしているところもありますが、検索にもひっかからず、SNSで共有もされず、ただインターネットの海に沈んでいるだけの記事は、はっきりいって「ゴミ」です。
記事の総数が増えてくると、サイトのコンテンツ数が増えて、サイト自体の評価は上がるかもしれませんが、しかし、その記事自体の価値は、やはり「ゴミ」です。
なので、繰り返しになりますが、ブログ記事というのは、「ノルマでイヤイヤ書くのではなくて、きちんと書きたいことだったり、役立つ情報だったりを書くべき」というのが自分の学びです。
加えて、役立つ記事というのは、読み手のユーザーのことを想像して、その疑問や調べたいことにアンサーできるかどうか、すぐに答えを得られるか、読みやすい形で書かれているか、などの配慮が大事です。(本記事のように、個人的な日記や駄文のダラダラ長文内容は好まれない。)
これらブログの書き方は、何回も記事を書いて、都度アクセス数などを見て、どういう記事が伸びて、どういう記事がまったく見られていないのか、体感的にわかっていくものなので、いきなり指示されたからできるものでもないと思います。(そういう教育の意味では、無駄な記事を書くことも勉強の役割はあります。)
アフィリとブログはちょっと別物
アフィリで大きく儲けたいとか思うのであれば、ブログの感覚でやるべきじゃないです。今はネット上に情報がありすぎるので、アフィリをするなら、それに特化したサイトを作るべきです。(そうしないと勝負にならない。)
なんとなくブログをやってみようと思い、なんとなくアフィリをやっている場合、それ相応の結果しか出ないです。(本ブログがまさにそう。)
これからブログやアフィリを始めようという人は、ブログをやりたいのか、アフィリをやりたいのか、きちんと考えてから取り組んでいったほうが良いです。
ブログの稼働分、制作の仕事をしたほうが儲かっていた
本ブログは、勉強目的&趣味でやっていたのですが、5年の間で連携させたアフィリで稼げた金額は、だいたい150万円くらい。
1,000時間~2,000時間で150万円って、アルバイトの給与と、ほぼ変わらないです。
まちがいなく、赤字! (趣味や勉強の時間が+αのお金になったという意味では嬉しいことですが。)
ブログは趣味でやるくらいがちょうど良い
今は、スマホが流通し、SNS・アプリ・youtubeなど、ユーザーの検索ポイントがいくつも分散している状態です。
また、ユーザーはIT・webに精通して、ブログやアフィリといったスタートのカンタンな取り組みはたくさんの人が参加しており、自然と競合も多くて強いです。
もちろんノーチャンスとはいいませんが、こういったwebの世界だけで成功したい・稼ぎたいなど考えるのであれば、「会社の仕事以上」に賢く考えて、たくさん行動しなければいけません。
これ一本でラクに稼げる、という分野ではないので、その点だけは甘く見ないほうが良いです。
ブログなどスタートしてすぐ、SNSなどでやかましく「これから頑張る!!稼いでやる!!」みたいに言っている人たちの多くが消えていくし、ある程度の稼ぎが終わった人はセミナーやサロンなど、ブログ以外の稼ぎ口を作り始めるし、なんだか胡散臭い世界でもあります。
一つのカベを突き抜けるためには、やっぱり「仕事」になってしまう世界です。