All in One SEOのメタ説明にカスタムフィールドの値を初期設定する方法
All in One SEOは、ワードプレスのSEO対策で有名なプラグインです。
メタ説明を設定することで、「meta description」の部分を調整できますが、ここにカスタムフィールドの値を初期設定しようとすると、少し工夫がいるので備忘録がてら説明したいと思います。
目次
今回やること
プラグイン「Advanced Custom Fields」で作成したカスタムフィールドの値(test)を、投稿のオールインワンSEO項目欄のうち、メタ説明のところに初期設定として埋め込む作業をします。
具体的には、下図のように、「通常投稿01:ヘッダー リード文章」(内部的にはtestという名前)という、テキストエリアタイプのカスタムフィールドを作成した時、ここに書かれた内容を、そのままmeta descriptionに反映させていく、という設定をします。
ちなみに本作業の意味としては、このように設定しておくと、「リード文章」にテキストを打ち込むと、その内容が自動的にmeta descriptionの内容となるので、いちいちメタ説明欄を触らずとも自動反映されてラクになる、というメリットがあります。
カスタムフィールドの値をAll In One SEOのメタ説明に初期設定する手順
メタ説明は検索の外観から設定
「オールインワンSEO>検索の外観>コンテンツタイプ>メタ説明」のところから、メタ説明の初期設定ができます。
ここから設定しておくことで、今後あたらしく投稿記事を作った時、自動的に反映されるようになります。(すでに作成済の記事には反映されないので注意。)
また、通常の投稿記事から設定した場合、その記事だけの変更となり、初期設定の変更にはならないので気をつけてください。
カスタムフィールドを設定する
下図のように、「すべてのタグを表示>+カスタムフィールド>入力欄にtest」と打ち込むことで、カスタムフィールドtestの設定ができます。
しかし、ここで注意点があります。それは変更を保存した後、F5ボタンを押すと、「カスタムフィールドtest」が「カスタムフィールド」にリセットされてしまう問題です。
カスタムフィールドに設定した値がリセットされるエラー
具体的には、F5ボタンを押すと、このようにカスタムフィールドの中身が空っぽになってしまいます。
おそらくプラグイン側の仕様の問題だと思いますが、これではカスタムフィールドの初期値が設定できません。投稿記事を作るたび、いちいちカスタムフィールドの値を入力しないといけないなんて、考えたくもないことです。
ただ、これには抜け道がありました。
管理画面のUIから操作せず、指定の文字列をダイレクト入力すればOK
データベースを見て、メタ説明に入力される内容が、どのようになっているのか確認してみました。
ここから分かることは、管理画面から「カスタムフィールド - test」と選択した内容は、データベースの内部的には「#custom_field-test」と認識されている様子。なので、「#custom_field-test」をダイレクトに打ち込んでみたらうまくいくのでは? と思ってやってみた結果、うまくいきました。
文字列のコピペでもOKです。こうすることで、設定を保存した後、F5ボタンを押してもリセットされませんし、あたらしく投稿記事を作った時、その初期設定にも反映されていました。
これから、メタ説明をカスタマイズしたいと思っている人の参考になれば幸いです。