色彩検定3級リニューアル版に独学で合格した勉強法&教材を紹介!
2020年から新しくリニューアルされた色彩検定3級ですが、2021年の某日に受験をして、無事に一発合格しました。
勉強は、購入した公式テキストの独学だけでOKでしたので、その時の勉強法を紹介したいと思います。
目次
実際に使った教材
公式テキスト&公式過去問
購入するのは「文部科学省発行の公式テキスト1冊」があればOKです。
模擬試験をやりたい人は、公式の過去問を買いましょう。
注記「2020年以降の最新版を買うこと」
色彩検定は、2020年以降、新しくリニューアルされており、従来の試験範囲から少し変更がされています。
そして、色彩検定では「すべての問題は公式テキストの内容をベースに出題される」ので、古いテキストや問題集を使うべきではありません。昔の本で勉強してしまうと、テストに出ないところを勉強したり、テストに出るところを勉強できなかったり、かなり効率が悪くなってしまうからです。
もちろん、古いテキストや問題集をしっかり勉強していけば、合格できないことはないとは思います。しかし、わざわざ遠回りをすることになりますので、全くオススメしかねます。素直に、新しいテキストや新しい過去問を買って、それをやったほうがスムーズに合格へ近づけます。
独学で合格した時の勉強法
とにかく公式テキストを読み込む!
実際の過去問を見るとわかるのですが、色彩検定3級の問題は、いずれも公式テキストから出題されます。つまり、公式テキスト以外の教材は必要ありません。
また、色彩検定3級の公式テキストは、かなり品質が良く、文章も読みやすいし、図表なども充実しています。何度も何度も読み返すことをオススメします。
正直、勉強法は、これのみです!
過去問をやっておくと、より安心!
テキストだけだと不安な方も多いと思います。そんな時は、ひとまず過去問を解きましょう。
過去問を一度やると、テストにどんなところが出るか想像がつくので、公式テキストを読み返した時の暗記吸収率が、さらにアップします。
あとは少しだけにはなりますが、公式HPからも出題例を参考にすることができます。
・色彩検定3級 出題例
https://www.aft.or.jp/feature/exam3.html
注力して覚えるべきポイント
基本、すべて暗記しないといけないのですが、その中でも注力して覚えるべきポイントは、下記の通りです。
- PCCS24色相環
- PCCSトーン図
- 慣用色名
色彩検定3級では、色を見て当てる問題が多く、配点も高めに設定されているので、とにかく色を早めに覚えていくことが大事です。その後、2級・3級と受けていくなら、なおさら色に注力して勉強しましょう。
新配色カードは買わなくても合格できた
公式テキストの中には、新配色カードを使って、色を当てる問題演習があります。
自分の体験談では買わなくても合格できましたが、今後、2級や1級を受ける予定だったり、今後もずっと色関係の仕事をする人は、買っておいて良いと思います。
スケジュール感
自分は2~3週間が必要だった
自分の場合、カラーコーディネータのスタンダードを受験した後、その1週間後に色彩検定3級というスケジュールでした。
そのため、色彩検定3級の勉強期間は1週間でしたが、その土台には、2週間ほどのカラーコーディネータ スタンダード勉強分がありました。
もし、カラーコーディネータ スタンダードを受けていなかったとすれば、自分には2~3週間ほどのスケジュールが必要だったと思います。
不安な人は1ヵ月前から勉強スタートしよう
もともと色に詳しい人だったり、色に関する周辺知識を持っている人であれば、短い期間でもOKだと思いますが、そうでない人は、早めに勉強開始しておきましょう。
最初の数日で、自分がどれだけ勉強すれば良いかを測定し、それから試験日までのスケジュールを計画していったほうが良いです。
カンタンな試験とは言われていても、ちゃんと勉強しないと合格できない試験にはなっています。まずは公式テキストをさっさと読むところからスタートしましょう。
テストが得意な人は短い勉強でも合格可能性あり
本試験は、選択問題のみであり、70%以上の正解で絶対に合格するテストになっています。
そのため、テスト慣れしている人や暗記の強い人、あとは単純に頭の良い人なら、数日ほどの勉強でも合格できちゃうかもしれません。
ただ、色に関する基本知識をしっかり身に着けたいなら、一夜漬けみたいな暗記ではなく、しっかり反復勉強したほうが良いです。
まとめ
色彩検定3級は、とにかく公式テキストです。そして、全セクションをしっかり覚えて、その上で、色のことについて、さらにしっかり覚えましょう。それで合格はできると思います。