Googleデジタルワークショップのテキストまとめ! 全範囲の要点を文章で紹介
先日、Googleデジタルワークショップを修了したのですが、この勉強を始める前に思ったことが、「どこか要点をテキストでまとめてくれているサイトないのかな?」ということでした。
というわけで、本記事では、それを実施。急いで学習して、時短で知識を身につけたい人のため、ざっと読めるように、動画で学ぶ要点をテキストで網羅してみました。
目次
Googleデジタルワークショップの要点テキストまとめ!
本記事では、1セクションずつ、それぞれの要点をまとめていきます。
注記
勉強項目は全部で7セクション(1.1~1.7)あり、そのうち、トピック数は26、講座(動画)の数は106本と、大ボリュームです。それらの解説をしているので、本記事はかなり長いです。一度に読むとストレスなので、何回かに分けて読んだほうが良いです!
重要
本記事は、2018年時点でデジタルワークショップを学んだ内容について紹介しています。最新の内容とは祖語があるかもしれませんので、お気をつけください。
セクション1.
ビジネスでオンラインを活用する 【要点まとめ】
まずは、インターネットの雑学から学びます。
要点は、「インターネットを使っている人が多いから今やでっかいマーケットになっている=ビジネスに役立つ」ってことです。
インターネットについて
・西暦2000年
⇒3億6100万人ほどのユーザー数
・西暦2014年
⇒30億人以上にユーザー数が増大
⇒インターネット販売が日本で12/8兆円超え
・西暦2017年
⇒世界人口の約半分が利用
⇒日本人は80%利用
⇒平均で、1人あたり1.2台の携帯を所有
⇒インターネット利用時間は、1人あたり1ヵ月45h以上
⇒インターネット利用者のうち1/3はSNS利用
⇒動画の視聴は毎日数百万人ほど
⇒ビジネスにとても役立つものとなっている
では、ビジネスとして活用するためにはどうすればいいか。
答えは、「インターネットにおけるキーワード検索で上位表示されるようにすることで、多くの見込み客に広告・宣伝ができる」ということです。
インターネットのキーワード検索で上位表示されると・・・
・自分のことをインターネットを使う人に知ってもらえる
・商圏および商圏外に宣伝可能
・お客とコミュニケーションできる
・お客様の情報や、インターネット上の行動を洞察可能
・広告方法の改善をするとさらに効果が発揮される
そして、インターネット上で広告・宣伝するために必要なものが、「web媒体」。
いざスタートする時には、自分が始めようとしているビジネスの目的に応じたweb媒体を準備することが、極めて大事。
web媒体の選定
・ウェブサイト(ホームページ)
・SNS
・アプリ
・ポータルサイト(ページ単位の出稿)
・Google マイビジネス など
計画をきちんと考える
・オンラインで達成したい目標は何?
・どの時期に、どういうものが欲しいのか決める
・スケジュールを策定する
※費用対効果を検討して、プロに頼むのか自作するのか、また、ウェブサイトを作るのか、SNSだけで始めるのか、など、もろもろ検討および決定していく。
例) 江戸切子のウェブサイト
・「写真主体で商品を知ってもらうこと」を目的に作成された
⇒http://www.edokiriko.co.jp/
また、インターネット(オンライン)の集客で知っておくべきことは以下の通り。ポイントは、「まずはweb媒体を持ち、インターネット登録をして、そこで検索された時に、自分のweb媒体が表示されるようにさまざまな工夫をすること」です。
インターネットの検索による流入経路
・自然検索(無料)
・検索連動型広告(有料)
インターネットの検索以外の流入経路
・ディスプレイ広告(有料)
・SNS(有料/無料)
・メルマガ(有料/無料) など
webマーケティングには時間がかかる
・web媒体の制作には時間が必要
・web媒体を公開した直後の即時性はない
・各種分析には時間がかかる
⇒分析ツールの設置とデータ採集の時間
⇒日頃のユーザー動向(アクセス状況)のチェック
⇒定期的な目標のフィードバックと再設定
⇒目標変更に伴い修正作業
⇒これらの行動の先に、マーケティング効果が生まれる
※SNSのページは、インターネット上で迅速かつ簡単に情報を提供することができ、費用もあまりかからないため、お客様とつながるための第1歩としては、ソーシャル メディアのページを早々に作ることも大事。
オンライン集客で大事なこと
・検索結果と自社サービスの関連性を繋げること(魅力的な情報を的確に届ける)
・お客様に何をしてもらいたいのか、何を伝えたいのか、明確にする
⇒特定地域のお客様へ働きかけたいなら地域情報サービスに登録すると強い
⇒お客様との関係性心を強化したいなら、アプリやSNSで密着した交流を図る
例) 旅館のオンライン集客の工夫
・昔ながらの旅館では、高齢者のお客様が多い
⇒ウェブサイトは50~60代が見やすく分かりやすい内容にする
(テキスト大きく、画像見やすく、レイアウトシンプルなど)
・一方で海外の観光客や若者からのニーズもある
⇒SNSで、お手軽に情報にアクセスできるようにする
マーケティングに影響する、webに関する基礎的な専門用語なども知っておくことが大事です。
サーバー
・たとえるならインターネット上の物件みたいなもの
・サーバーを借りる=インターネット上の土地を借りるイメージ
(そして土地に看板を立てて宣伝広告をする、ということ)
IPアドレスとドメインの関係
・IPアドレスは住所みたいなもので数字で表現される
・ドメインはIPアドレスの数字を人間にも分かりやすく文字列に変えたもの。
例)
GoogleのIPアドレス(住所)は「216.58.211.228」であり、これは「https://www.google.com/」というドメインで表現される。(そのため、ブラウザの検索欄に「216.58.211.228」と打ち込むと、「https://www.google.com/」のページが表示されます。)
ドメインのポイント
・重複したものは申請不可(google.comはすでに使われているのでダメ。)
・ドメイン名は先着順(先に作ったもの勝ち)
・ドメイン名は、短くまとめて、ビジネスに関連しやすいものにすることが大事
・ドメインの常識として、ビジネスでは「.com」や「.co.jp」の末尾を使い、非営利組織だと、「.org」を使うことが多い。(べつに絶対そうしないといけないわけではない。)
ウェブサイトのポイント
・全体の構成
⇒お客様が欲しいと感じる情報を揃えることが大事
・導線
⇒年齢に応じたレイアウトにする
⇒年配ターゲットには、今風デザインより、昔のデザインが有効なこともある
⇒お問合せを増やしたい時は、お問合せがしやすいように設計する
⇒何を見れば良いのか、どこから連絡をすれば良いのか、を明確にする
⇒アクセスページは道案内するつもりで分かりやすく書く
・ナビゲーション
⇒カテゴリーをシンプルに分類する
⇒ロゴクリックでトップページに戻るなど、共通規則は守る
(奇をてらった作りにするとユーザビリティが下がる)
⇒フォント、画像、デザインなどは一貫性を保つ(リンク箇所を分かりやすく)
・読込速度
⇒読込速度の遅いサイトはアクセス数が減る(とくにスマホ)
⇒読込速度の向上する工夫をする。
(画像サイズの軽量化・レスポンシブデザインの採用など)
⇒スマホ実機で速度確認は必ずする
・互換性
⇒スマホ対応していないウェブサイトの場合、その分のユーザーが減る
⇒色んな端末で見られるようにすることが大事(クロスブラウザ対応)
※モバイルフレンドリーテスト
https://search.google.com/test/mobile-friendly?utm_source=mft&utm_medium=redirect&utm_campaign=mft-redirect&hl=ja
⇒スマホで見やすいサイトになっているか診断してくれるGoogleの無料ツール。
最後に、オンラインビジネスの戦略に触れて、1つ目のセクションは終了です。
オンラインビジネスの戦略
・自社の目標、基本方針、セールスポイントを明確にする。
導線を考える
・実店舗では、お客さんは実際の商品、接客、在庫などを検討して購入する。
・オンライン店舗でも同様。分かりやすく情報を記載して、お客さんが購入に至るまでの導線を作る必要がある。(乱雑に並んだ商品よりも、綺麗に並んだ商品のほうが購買意欲に影響する。)
オンラインビジネスにおける消費者の購入心理
・see
⇒何かの投稿を見て興味を持つ
・think
⇒商品を見て検討する
・do
⇒購入する
・care
⇒SNSなどで投稿したり満喫する(購入体験の共有)
ユーザーのことをしっかり分析する
・ターゲットユーザーは誰か?
・ターゲットユーザーのセグメントは?
・ターゲットユーザーはどのような課題を抱えているか
・その課題を解決するにはどうすれば良いか
ユーザー体験を高める
・ユーザーが自社ブランドに触れる機会(タッチポイント)を増やす
⇒看板
⇒サービスカウンター
⇒領収書
⇒買い物袋 など
・ブランドの一貫した方向性を保つ
・ユーザーがどこからブランドに触れてきたのかデータを集めることが大事
・ユーザーと交流する際は、親しみやすい言葉を使って、堂々と主張することが大事
競合相手との差別化
・競合相手は誰か明確にする
・SWOT分析などで自社の強みと弱みを明確にする
目標設定による業務改善
・webマーケティングではKPIの設定が大事
・KPIとは企業目標の達成度を評価するための主要業績評価指標のこと
・KPIを決める時のポイント
⇒測定可能な項目を選ぶ
⇒実用性のある項目を選ぶ
⇒達成可能な項目を選ぶ
⇒今後の指針に繋がる項目を選ぶ
トレンドを追う
・ユーザーの興味を惹くにはトレンドも大事
・情報リサーチを欠かさずに
※メモ
Google アラート=「指定した用語に関するトピックの新しい検索が見つかるとアナウンスがされる」というツール。便利なので、ビジネスに関連することはチェックしておくと良い。
以上で、1セクション目の要点は終了です。
セクション2.
ウェブ上で簡単に見つけてもらえるようにする 【要点まとめ】
次に、インターネット上において、自分のweb媒体を多くのユーザーに見つけてもらうための知識・方法を学びます。
まずは検索エンジンの歴史のことから。
検索エンジンの歴史
・最も古い検索エンジン
⇒名前は「アーチ―」
⇒1990年に公開された
⇒ウェブサイトの名前を検索できる
⇒ウェブサイトの内容は検索できない
※詳しくは⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/Archie
・今の検索エンジン
⇒google,yahoo,bingなど
⇒ウェブサイトの内容も検索できるようになった
そして、検索エンジンの概要。
検索エンジンの目的
できるかぎり適切な検索結果を見つけて表示すること。
検索エンジンの仕組み
・webサイトを構成するのがwebページ
・検索エンジンはwebページ単位で情報を認識する
検索エンジンの働き3ステップ
・クロール
⇒世界中のwebページから情報収集
⇒クロールは、一つの商品の紹介ページがたくさんあると、その中から代表的なwebページを選んで表示させる。
・インデックス
⇒収集したwebページの情報を登録
⇒他のページより上位表示されるには、独自の説明をつけることが大事。
・ランクづけ
⇒検索された内容に関連性のあるページがどれかを決定する
⇒特定のキーワードに関連する20万件を選択したら、そこからランクづけが実施される。
検索エンジンが見るモノ(対策)
・タイトル
⇒HTMLのtitleタグ。そのwebページを表現するシンプルで明確な名前が良い。
・テキスト
⇒分かりやすい文章にすることが大事。
・画像
⇒画像ファイル自体に名前をつける+altでも説明をつけるのが大事
一方で、検索した時にwebページを表示させるには、有料と無料、2種類の方法があります。
1. 自然検索
・無料
・ウェブサイトの品質を上げる(ページの最適化をする)とキーワード検索で上位表示されるようになる
例)
「新宿 喫茶店」で検索した時、立派なウェブサイト(HP)を持っていると上位表示される。
2. 検索連動型広告
・有料
・出稿側の指定した、特定のキーワードが検索された時、専用の有料広告スペースに、自分のweb媒体の紹介をすることができる。
例)
「新宿 喫茶店」で検索した時、自然検索の広告欄とは異なる、有料広告スペース(目立つ場所)に、特別表示される。
有料と無料、どちらの方法を取るにしても、大事なことは、SEOをしっかりしておくことです。
SEOとは
・Search Engine Optimizationの略。
・SEOは「インターネットで検索された時の表示されやすさ」を示す指標
・要するに、SEOが強いほど、たくさんの人に見てもらえる
SEOのポイント
・特定のキーワードの検索結果において、自分のウェブサイトが表示される位置を確認
・キーワードの調査をする
⇒見込み客がどんなキーワードで入力しているか調べる
⇒知らない人に知ってもらうためのキーワードを調べる
・目標を作成して、成果を計測する
・優先順位をつけて計画をたてて期日管理する
・検索結果の確認と計画の見直しを定期的に繰り返す
⇒現状のSEO計画と検索結果の相違点を見つけて改善していく。
⇒その時々に応じて、最新のトレンドを反映することも大事
SEOで最新の情報を反映し続けるコツ
・検索エンジンの仕組みを知っておくこと
・最新の情報(変化)を知っておくこと
・他のウェブサイトからアイデアを得る
・お客様と話すこと(会話の内容を検索に用いることも多い)
キーワードを選ぶ時のポイント
・キーワードが検索される回数
⇒高い物の方が良い
・キーワードの競争率
⇒いきなり高いところを目指すのは難しい。隙間を攻めていく。
・キーワードの関連性
⇒不必要なものを繰り返して乱用しない。適量を適切に用いること。
SEOの目標に設定すべき指標項目
・コンバージョン
・エンゲージメント
・新たな訪問者の獲得 など
SEOを強めるために、ウェブサイトで気をつけるべきポイントは下記の通り。
webサイトの最適化
・ビジネスにおける自分の立ち位置をきちんと把握しておく
・検索結果に影響する基礎知識くらいは知っておく
⇒タイトル、メタタグ、見出し要素 など
⇒とくにページのタイトルは短く魅力的にする
・同じ文章の繰り返し過ぎは検索エンジンにスパム扱いされるから注意
他のウェブサイトとの関連
・バックリンクを適切にすることが大事
⇒バックリンクとは他のサイトでURLが紹介されていること
⇒バックリンクの数が多いとSEOが強くなる
⇒むやみにバックリンクを増やし過ぎるのはNG。(質が低いとペナルティ受けるため)
⇒関連性のあるウェブサイトでリンクを張ってもらうことが大事
SNSとの関連
・SNSの人気は、SEOにおいて、とくに重要視されていない
・いいねやフォローが増えても、SEOにおいては直接の反映なし
・ただし、SNSが人気であれば、そこからの流入は期待できる
・ユーザーのアクセスポイントが増えるので、SNSを始めるのは大事
海外展開を視野に入れる場合
・検索エンジンはボタン切り替えの言語変更ができない。
・言語ごとにwebページを用意するのが大事
・1ページに言語は一つが基本。(混ざっていると評価が下がる。)
・言語アノテーションを設置するとユーザーごとに言語切り替えができる
・ドメインでも国を示すことができる。[jp,uk]など
・自動翻訳サービスを利用したウェブサイトは、スパムとみなされることがあるため、それも避けるべき
有料広告に力を入れたい人は、検索連動型広告の詳細と、効果的な使い方を知っておこう。
検索連動型広告の課金タイミング
ユーザーがインターネット検索をして、そこに表示された広告をクリックした時、広告出稿側が、その1クリックに対して、料金を徴収される。クリックがされない限りは、広告料は徴収されない。
検索連動型広告の上位表示はオークションで競われる
・インターネット検索窓直下に表示される順番はオークション形式で決まる
・オークションといっても、入札価格だけで順番が決定するわけではない
・「広告価格+広告に関連性の高い内容」が上位表示される
(キーワードとコンテンツの関連性を強める工夫が必要)
検索連動型広告のポイント
・1クリックごとの売上を計測することが大事
・人気のあるキーワード+特徴的な関連性のあるキーワードを混ぜることが大事
・出稿する広告は、アカウント内で、カテゴリーごとに樹形図形式で分けることが大事
・googleキーワードプランナーなどで調査して、効果的なキーワードを設定する
オプションのマメ知識
・キーワードには、除外キーワードを設定することで節約も可能
・キーワードの設定では、部分一致も使える。
⇒"フレーズ一致"
⇒[完全一致]
コンバージョンの計測
・コンバージョンとは、そのウェブサイトの最終的な成果を指す言葉
・広告をする時は、コンバージョンが何になるのか、決めておくことが大事
⇒注文
⇒お問合せ
⇒お問合せ完了ページ(サンキューページ)
⇒資料などのダウンロード
・コンバージョン(広告の成果)は数字で計測できるので、今後に役立てられる。
Google Search Consoleについて
・ウェブサイトを作ったら、Google Search Consoleに登録しておこう
・Google Search Consoleに登録するメリット
⇒Googleの検索結果で何位になっているか分かる
⇒Googleがそのサイトをどのように評価してるか分かる
⇒ユーザーに検索されているキーワードやクリックされている回数など分かる
⇒レポート機能で、クロールエラーやインデックスステータスが分かる。
(アクセスできないページなどを教えてくれる)
最後に、実店舗のビジネスをインターネット上で活用するポイントを紹介して、本セクションは終了です。
実店舗がある時
インターネットには、
・住所
・地図
・電話番号
・連絡方法
などを正確な情報で、必ず記載する。
活動のスタート
・ちゃんと店の正式名称で登録する
・地域情報サービスに登録
・常に最新の情報を表示しておく
実店舗向けの広告手段
・地域密着型の店は連動型広告をやるべき
・広告は指定地域から指定距離以内に限定できる
・営業時間中だけ広告を展開することも可能
スマホ、携帯を利用しているお客を増やすには
・スマホにはGPSがあるので、外出中の見込み客を呼びたい時は注力すべき
・スマホ、携帯用のウェブサイトをちゃんと作る
セクション3.
ソーシャル メディアやモバイルで、近隣地域のユーザーにより多くリーチする 【要点まとめ】
今やすっかり普及しているSNSの始め方と活用方法についても、学びます。
SNSの種類
・twitter
・facebook
・instagram
・Google+
・LinkedIn など
SNSの概要
・毎日数億人が利用している
・たとえばFBは世界で10億人のユーザー
・つまり、ビジネスチャンス
・お客様の好む内容を配信することが大事
・見つけてもらうには、時間がかかる
・割引などのサービスを提供することも大事
・SNSの相手は、宣伝ばかりを聞きたいわけじゃないことに注意
SNSは目的に応じて使い分ける
・大規模なSNSもあれば、専門分野向けのSNSもある
・自分の業種とマッチしたSNSを利用することが大事
・企業がユーザーの会話に参加する場合は、ちゃんと流れを読むことが大事
・使用例
⇒Facebook : 参加希望を募る投稿など
⇒LinkedIn : ビジネスのマッチングなど
SNS活用の計画
・SNSでは、知名度を上げることが最初の目標となる
・存在感を示す投稿をする(まずは知ってもらう)
・お客様とのコミュニケーションをする
・お客様が会社のことを書いてくれた時は反応することも大事
・お客様にメッセージをする時は、丁寧な対応と文章を心がける
SNSのアカウントの種類を決める
・SNSには、企業向けと個人向けのページがある。
・個人用アカウント、業務用アカウントは必ず切り分ける
SNSの長期的な運用方法
・定期的な投稿計画が必要。
・半年~1年スパンでの計画を立てる
・誰が投稿するか、統一性を保つため、担当者を決める
・SNSの自動投稿サービスHootSuiteなども利用すると良い
特定の見込み客に請求する方法
・SNSの有料広告を利用
・色んな広告ができる
⇒特定のブランドに関心のある人に広告できる
⇒特定の地域に広告できる
・最初の認知度が低いうちは有料広告に頼るのも効果的
SNS効果の測定方法
・数字を見てから、改善方法を作っていく
・ソーシャルメディアの管理ツールでまとめて数字を確認できる
・googleアナリティクスなどで、どれくらいのお問合せなどがあったかも計測できる。
SNSの注意点
・SNSはみんなのものであり、会社のものではない。
・フォローしている人は、すでに関心のある状態なので、押しつける行動は避ける
・魅力的なコンテンツの発信に専念することが近道
・SNSアカウントを無駄に増やさない。管理の手間が増えてしまうだけ。
・更新がなくなると営業停止?と思われてしまうリスクがある。(日々の継続が大事)
SNSのほとんど土台ともなっている、携帯電話(スマホ)の概要と、その広告についても学びます。
携帯電話の概要
・1973年に初めて携帯電話で通話がされた
・1984年に本当に持ち歩ける携帯電話が発売(モトローラ開発:価格は75万円!)
・今や手ごろな価格+多機能となり、大幅な進化をした
・年々、全体のスマホの使用時間は増えている
・見込み客を獲得するための大きな手がかりとなる
携帯電話への働きかけ
・アプリよりは先にウェブサイトで働きかけるべき
(アプリは開発コストも高く、知名度を上げる手段には直結しにくいため。)
携帯向けのウェブサイト構築のポイント
・電話番号を入力せず、タップするだけで電話可能とする
・レスポンシブデザインのウェブサイトが必要となる
⇒端末に応じてサイズを調整、多くの人が閲覧できるようにする
・ユーザーが直感的に操作できるデザイン(レイアウト)が大事
・表示速度は速いほうが良い
⇒モバイルフレンドリーテストで携帯電話の対応度をチェック
アプリ
・携帯端末にダウンロードして使われるもの
・インストールしてもらうことで、強い訴求が可能となる
⇒プッシュ通知でメルマガ代わり
⇒紙のポイントカード代わり
携帯電話向けの広告ポイント
・携帯電話では、キーワードを短く簡潔に打ち込む傾向にある
・携帯電話の広告は、検索時やアプリ使用時に見ることが多い
・携帯電話向けの広告をするには、携帯電話向けのウェブサイトを持つことが大事
⇒レスポンシブデザインなどで、ウェブサイトを携帯電話向けに最適化しておく
(この準備をしておかないと、広告をしても意味がなくなってしまう。)
携帯電話ユーザーの特徴を知る
・外出中であることが多い
・キーワードを短く簡潔に打ち込む傾向にある
⇒今すぐに求めているものをダイレクトに検索することが多い
⇒キーワードプランナーで、スマホからどんな検索がされているか調べる
⇒ユーザーのニーズを先回りしてコンテンツを用意しておくことが大事
携帯電話のディスプレイ広告のポイント
・あらゆる端末で、広告が適正なサイズで表示されるように、すべてのサイズにあう広告を準備する
・アプリ用の広告も準備する
・特定の広告を携帯電話専用にすることも可能
・入札単価調整で、携帯電話の広告を下げたりすることも大事
SNS向けの広告のポイント
・SNSの選定
⇒ターゲットユーザーに合わせて、SNSのジャンルを選択
・携帯電話で関心を惹く広告を作成する
⇒メッセージは短くコンパクトに。画像の工夫が大事
・絞り込み機能
⇒年齢、関心、場所で絞ることが大事
⇒事業がまだ浸透していない地域への展開
⇒事業に関連する特定分野に興味を持つユーザーへ展開
携帯電話向けの動画広告のポイント
・携帯電話でも高画質の動画を撮影できるようになった
・動画は短く
・人の集中時間は短い。(スマホユーザーはとくに)
・見込み客のアクティブば場所に配信することが大事
・サービスの専門性や商品、仕事ぶりをアピールする短い動画を公開
・ほとんどの人は短くておしゃれな動画を好む
・本当に魅力的な形で内容を提示できるのなら、長い時間でも良い
・Youtubeは、半分のユーザーがスマホ視聴
スマホの広告ツールの紹介
・Google AdMob
・Google 広告テンプレート など
最後に、コンテンツマーケティングに触れて、本セクションは終了です。
コンテンツマーケティングの概要
・コンテンツとは、動画、ブログ、SNSなどのこと
・ブランドとユーザーのやりとりは一方的から交互になった
・ユーザーの抱えている問題や課題を分析して、寄り添う
・ユーザーの嗜好や傾向を掴むことが大事
・営業トークや定型文はウケない。自然な言葉が大事
・大事なのは、「関心を誘う見出し、目を惹く画像、有益な情報」
・ターゲットに合わせたコンテンツ配信をすることが大事
・強固なブランド アイデンティティを確立し、適切なユーザーにアプローチ
オーディエンスのセグメント
・最初にターゲットユーザーを決める行動が大事
・ユーザーの分類、グループ分け
・グループに応じたコンテンツ配信が大事
・グループ内のユーザーの投稿内容を見ることで、趣味嗜好を得られる
・ユーザーの全体像とオンライン行動を把握する
・ユーザーと交流して特性やニーズなどのインセンスを得る
フォーマットの選択方法
・ユーザーはコンテンツを利用、学習、共有する
・インフォグラフィックはオンライン向けの手法
・大ヒットは必要なくて、ターゲットユーザーに響くコンテンツ配信が大事
・クイズ⇒感情に訴える
・顧客参加型のコンテスト⇒新規客と既存客にアピール
コンテンツ マーケティングで使われるフォーマット調査例
https://answerthepublic.com/
https://contently.com/strategist/
https://www.copyblogger.com/
コンテンツ作成のポイント
・新聞を長く読める人もスマホは苦痛だったりする
・オンラインサイトには大量の情報があり、目移りしやすく集中しにくい。
・効果的なコンテンツは、分かりやすい導入文、見出しでユーザーの気持ちを惹きつけることがまず大事
・押しつけがましくない文章
・売り文句も良くない
・今すぐお申込み、という行動を促す一言はアリ
・目新しいトピックを導入しておく⇒競合他社の分析も有効
・ユーザーの検索動向を掴む
・自社の文体、キャラクターは統一しておく
・コンテンツカレンダーを作成して計画的に配信していく
コンテンツの宣伝方法
・コンテンツ作成よりプロモーション活動に重点を置くことも大事
・ネットで台頭するには、コンテンツのプロモーションが不可欠
・対象ユーザーが普段見ているモノを掴むことが大事
・所有チャネル
⇒自分の持つウェブサイトやブログなど
・無料チャネル
⇒他のメディア。第三者のブログなど。頼めば展開してくれるもの。
・有料チャネル
⇒お金払って広告してもらう
・ターゲットユーザーに働きかける複数のチャネルを組み合わせた広告展開が大事。
コンテンツの効果測定
・アクセス解析と、財務収支を見比べる
・過去に最も人気のあったコンテンツなどを明確にする
セクション4.
広告掲載でより多くのユーザーにリーチする 【要点まとめ】
まずはインターネット広告において昔から存在する、メルマガのことから学びます。
メルマガの概要
・クーポン送信やイベント告知に用いる
・ユーザーとの関係構築に繋がる
・見込み客の興味/関心に合う内容を届けることが大事
⇒へたな内容を送ると、ファン離れにもなるので慎重に
・最初にメルマガをする目的を決めておくことが大事
メルマガの始め方
・既存のメルマガサービスを利用すると早い
⇒データベースの利用可能
⇒アドレス、名前、住所のリストを作成可能
⇒Aリストのお客様、Bリストのお客様とカテゴライズ可能
⇒送信スケジュール機能もあり。
⇒ユーザーが端末をアクティブにしている時間帯に送信することができる
メルマガの制作ポイント
・お客様がEメールを開くためには第一印象が重要
・件名に素性と魅力的な見出しをシンプルに書く
・迷惑メールカウントされうる、NGワードに気をつける
⇒無料、割引、再送、特別、記号、感嘆符など
・忙しい毎日でEメールが大量
・内容は1行~3行でシンプルコンパクトに
・ウェブサイトへ誘因するコピー程度の内容に終わらせる
・携帯電話でも読みやすい内容にデザインする
・メルマガの退会は簡単にできるようにする。(法律で定められている。)
メルマガの効果測定について
・A/Bテスト 2種類のメールを送ってみて、効果を測定比較すること
・Eメールの送り過ぎは厳禁
・メルマガをする前に、ウェブサイトの準備はバッチシにしておくことが大事
・メルマガソフトにはキャンペーン測定のツールが用意されている
・開封率とクリック率を計測可能
メルマガの分析メリット
・メール経由の流入客や、クーポン利用の客の数字が追える
・開封率の計測が可能
・コンバージョンの計測が可能(申し込みに至った回数)
・バウンス率の計測が可能
⇒バウンス率とは、送信したメールが届かずに戻ってくること
⇒ソフトバウンス:ボックス容量が一杯になって送信不可になったもの
⇒ハードバウンス:アドレスが無効になって送信不可になったもの
次に、ディスプレイ広告の始め方と活用法を学びます。
ディスプレイ広告の概要
・看板、印刷物TVCMのインターネット版みたいなもの
・見込み客に絞って配信が可能
・ウェブサイトの訪問者数や会員登録者数を増やす効果が見込める
検索連動型広告とディスプレイ広告の違い
・検索連動型広告はキーワードに直接関連した広告を表示する
・ディスプレイ広告は関連しない分野の人に広告を表示する(看板みたいなもの)
・そのため、ディスプレイ広告は
⇒多くのウェブサイトで告知できる
⇒選択肢が多い(色んな訴求ができる)
ディスプレイ広告の運用ポイント
・ユーザーをかなり絞り込める
・様々な表示が可能
⇒プレースメント(特定のウェブサイト、特定のページなど)
⇒関連するウェブサイト
⇒特定のユーザーに限定した表示 など
・デザインも大事
⇒様々なサイズ
⇒対象者に合わせて作成
⇒対象者に合わせたグループ作成も大事
目標を決める時のポイント
・対象者の定義をきっちり定める
・複数の目的があるなら複数のグループに振り分ける
・まずは商品やサービスを知ってもらうことが大事
・特別なイベントをした時は、そのことをPRに使う
・目標例
⇒会員登録をしていないユーザーをターゲットに、登録を促すPRをする など
広告の表示場所
・どのように見つけて、広告表示するか、検討する
・広告枠を提供しているサイトは多いので、自分で探そうとすると連絡先が多くて大変
・仲介業者にお願いするのが手っ取り早いし、確実
・Googleディスプレイネットワークなどのサービスに登録すると良い
⇒一気に宣伝可能
⇒お店と関連性の高い広告枠を自動で探してソートしてくれる
リターゲティング
・ウェブサイトを訪れた人が去っていった後の動きを探ること
・リターゲティング
⇒ウェブサイトの訪問者の追跡設定をする
⇒たとえばメルマガの入力途中で電話して、登録止めて去ってしまった人をカウント
⇒そうして一度離れた見込み客に、再び訴求を試みることができる
最後に動画広告を学んで、本セクションは終了です。
動画の普及背景
・昔は回線速度が遅くてインターネットの動画は不向きだった。
・今は速度も向上し、その費用も下がり、動画も普及する動きにある
・ウェブサイトに直接導入したり、短いCMを流したり、動画の活用がしやすいくなった
動画のビジネスへの活用パターン
・新規作成するパターン
・既存動画の広告に表示するパターン
・メールに動画を掲載するパターン など
動画の効率的な作成方法
・TVCMをyoutubeに流すと、無料で長時間の広告になる
・計画
⇒まずは目的と内容を決める
⇒スケジュール作成と絵コンテの作成をする
⇒予算を決める
⇒昔は高価だったが、今は安く作成できる
・注意点
⇒三脚固定
⇒照明とマイク
・編集
⇒動画編集ソフトを使うと本格的に仕上げられる
動画投稿でユーザーを増やすには
・最初はyoutubeが手っ取り早い
・タイトル見出しが大事。魅力的なキャッチコピー
・動画の最後には、どうして欲しいか、スマートに働きかける。
⇒登録して欲しいのか、問合せして欲しいのか、など
・期間限定の動画はちゃんと削除する
・動画の最後に自分の動画リンクを貼ることで滞在率を向上できる
・SNSで共有されやすい動画を作ることが大事
・ハッシュタグをつけることが大事
※参考
・youtubeの動画学習コンテンツ
https://creatoracademy.youtube.com/page/welcome
広告の表示先の選定法
・対象者となるユーザー像を絞り込む
・見込み客が関心を持ちそうなチャンネルを探す⇒そこに広告を掲載する。
・Adwordsからyoutubeに広告表示が可能。他、予算や絞り込みなど、様々に設定可能
・キーワードは具体的に設定する
効果の計測ポイント
・年齢、性別、地域
・ユーザーの好みに合わせた動画を広める
・自分の動画を視聴しているユーザーが多い環境に注力すべき。
⇒youtube視聴が多いなら、そこに注力
・開始時の画像、タイトル、説明を要検討
・ユーザーの視聴時間を計測⇒1分くらいしか見ていなかった場合、短い動画を作っていく方針にすることが大事
・コメントを見て、反応をフィードバックすることも大事
Googleアドワーズの紹介
・https://adwords.google.com/intl/ja_jp/home/how-it-works/display-ads/
・https://www.youtube.com/watch?v=ZTQ160x8rGk
セクション5.
ウェブ トラフィックをトラッキングして分析する 【要点まとめ】
インターネットビジネスでは、データの収集がしやすいため、その分析が非常に大事です。
これからスタートする際は、以下のことを知っておきましょう。
分析について
・分析方法は、たくさんある
・分析すると、ウェブサイトの訪問者数や滞在時間数などの指標を得られる
・ユーザーのコンバージョンまでの行動を調べることが大事
・ディメンション(端末データや訪問者の所在地)なども調べられる
分析データのビジネスへの活用方法
・各種確認
⇒キーワード検索
⇒料金チェック、サービス
⇒コンバージョンに至るまでの経路
・確認する中で、離脱などの問題点を特定したら、適宜改善
ウェブサイトの目標をきちんと設定
・最初にゴールを決めておくことが大事
・特定の目標があるからこそ、達成度の確認ができる
・すでにウェブサイトが作成してある場合
⇒現状に至るまでの過去データをチェック
⇒ゴールを再設定する
⇒ゴールに関連するデータはさらに洗い出してチェック
・目標に対して、大きな問題点があれば、適宜改善
⇒なぜウェブサイトを運営するのか、とにかくゴールを決めることが大事
分析したデータの活用方法で知っておきたいことがこちら。
アクセス解析で大事なこと
・検索エンジンからの訪問者数は要チェック
・ユーザーが減った時は対策を検討する
⇒減少しているキーワードなどを調べる など
分析ツールの活用例
・費用対効果の高い広告を調べる
・キーワードごとのユーザーの導線を追いかける
・欠点のあるページ(コンテンツ)部分を強化する
・表示位置と入札金額の見直し など
セグメンテーションとは
・ウェブサイトに訪れるユーザーについて、より小さい単位に分割して認識すること
・セグメンテーションごとの調査をすることで、より多くの深い洞察を得られる
・コンバージョンの少ないセグメントがある場合
⇒必ず要因がある
⇒要因を解決するとコンバージョンが増えることもある
(海外の人の予約率が低い時⇒地図とアクセスを明確にすると来る人が増える、など)
・端末の種類によるセグメンテーション
⇒大画面は予約しやすいが、スマホからの予約が少ない
(スマホ用の対策をする必要がある)
データ分析では、ユーザーに密着して、インサイトを発見し、そのことに対して改善活動をしていくことが大事です。
ユーザーを知るためには二種類のデータが大きい手がかりになる
1. "量的データ"のデジタルデータ
・数値化できる情報のことをいう
・たとえば、サイトの訪問者数、1ヵ月の売上などのデータのこと
・分析ツールによって機械的に取得できる
2. "質的データ"のデジタルデータ
・数値で表せない主観的な情報のことをいう
・たとえば、ユーザーの意見やソーシャルメディアの反応などのデータのこと
・アンケートなど、直接ユーザーに聞くことで取得できる
ユーザーのことを知らないと検討違いの改善が続いてしまう
たとえば資産運用サービスの会社が、これまで以上に資産運用プランを作ろうとしたが、見込み客を見てみると、資産運用以前の問題で、そもそもお金のため方が分からず、そのことから知りたいと思っているケースなどがある。こういう時は、まずは身近なお金の貯め方から教えるコンテンツを用意して、そこから資産運用サービスへ繋げる流入経路の策定が必要。ユーザーをちゃんと分析しないと、こういうズレが生じる。
分析には、データサイクルで取り組む
・データサイクルは、マーケティング活動からの情報を最大限に活用するプロセスのこと
・計画、実行、評価、改善の順番で取り組んでいく。
例) データサイクルの流れ
計画段階:目標の設定
実行段階:広告作成、キャンペーン運用
評価段階:チェックして弱い場所があれば改善が必要になる
改善段階:改善するため、SNS変更、投稿を変える、時間帯を変えるなど
インサイトの見極め方
・インサイトは、「何かが起きた"理由"の分析情報」を示す言葉
・インサイトを得るまでの具体例は以下の通り。
⇒目標設定
⇒データ収集
⇒データ傾向を読み取る
⇒目標に対して、最も効果の高い事象を見極める
・インサイトを得て、効果的な施策が分かったら、そこに注力していくなどの方針が取れる。
・タビオ株式会社はソックスの会社で、色んな特徴的なソックスをユーザーに共有してもらうことで、広まった。
https://www.tabio.com/jp/
(ユーザーのSNS共有がインサイトになっていて、そこに注力した。)
あとは、分析したデータをもとにプレゼンテーションする際は、そのプレゼンする相手に応じて、魅力的なデータの形式を選択することが大事です。
データの分かりやすい提示
・プレゼンテーションは相手に合わせて作ることが大事
・グラフのデータが好きな人もいれば、テキストのデータが好きな人もいる
・基本的には、過剰に多過ぎる情報量は相手に嫌われることが多い
・データを魅力的に示すためには、ピンポイントで効果的なデータを見せることが大事
・たとえばウェブサイトのクリックされやすい箇所を示す時などはヒートマップが分かりやすい
データ処理のツール
・エクセルやスプレッドシートなど
・関数の「SUM()、AVERAGE()、COUNT()」などで、たくさんのデータを処理可能
・各種グラフも作成できて、データを分かりやすく加工できる。
このように、データ分析をすることで、ユーザーの姿やウェブサイトの抱える問題点を浮き彫りにし、今後の注力点や改善点などを考えていくことができるようになります。(何のデータ分析もナシに、なんだか気分でウェブサイトを変えてみよう、という判断は不毛に終わるかもしれないので、やめましょう。)
セクション6.
オンラインで商品やサービスを販売する 【要点まとめ】
お問合せ目的のウェブサイトではなくて、楽天やamazonのように、インターネット上で売買を完結させたい時は、Eコマース・ECサイトなどの知識が必要になります。
Eコマース
・インターネットで販売すること
・Eコマースのウェブサイト⇒ECサイト
・インターネット上での決済手段を決める
⇒クレジットカード代行会社
・メイクショップ、カラーミ―ショップなどの無料ECサイトを使うことも大事
ECサイトの買い物の特徴
・商品を見て回ることは可能
・商品を実際に触ったりできない
・商品の写真や詳しい説明が重要
・口コミが重要
・動画があると、より詳しい説明ができる
⇒総じて、現実世界とのズレを補填する作業が必要となる。
Eコマースへの参加方法
・ECサイトを持つ
・Amazonや楽天などのショップ販売に参加する など
ECサイトで大事なことはデータ管理と分析
・ECサイトはインターネット上で買い物が完結するので、そのデータを集められる
・ECサイト用の分析ツールが重要となる
分析機能の充実したECサイト構築サービス
・色んなECプラットフォームがある
⇒メイクショップ
⇒カラーミ―ショップ
⇒ショップサーブ など
・分析機能のメリット
⇒注文管理が容易になる(データベース)
⇒クーポンの配布などがラク など
ECサイトの改善ポイント
・分析ツールからフィードバックすべきこと
⇒ユーザーの満足度
⇒携帯電話から購入した客の数 など
・携帯電話の客が少ない
⇒レスポンシブデザインでスマホ対応を進める
・閲覧している途中で離脱される
⇒商品の並べ方・分類・検索機能を見直す
・商品を見ていても買い物カゴに入れてない
⇒商品の魅力を紹介するコンテンツを作成(動画、写真増やすなど)
・リピーターを増やしたい
⇒会員登録で、買い物の手順を省略して、何度でも使いやすいようにする
・営業効果を高めたい
⇒おすすめ商品を表示することなどで、さらに営業効果を見込む。
商品の分類と表示方法のポイント
・製品のマーチャンダイジング
⇒ユーザーの興味ありそうな商品をトップページに表示させる
⇒季節やトレンドによって、トップページの表示商品を変える など
(商品のPRについて、根本的な部分は実店舗の商品と変わらない。)
・レコメンドエンジン
⇒インターネット特有の手段。ユーザーの趣味嗜好に合う、おすすめ商品を自動的に紹介する仕組み
リターゲティング
・リターゲティングは、"追跡"のような意味合い。
⇒ユーザーが選択したけど購入しなかった商品が他のウェブサイトを見ている時に表示される機能
・リターゲティング広告にて、割引をアピールすると、もしかしたら買い戻しの期待ができる
・リターゲティングは、Googleアドワーズの中で利用できる
・買い物ページにコードを設置するだけでOK
・表示させる条件も色々設定できる
⇒1ヵ月以内にテーブルを購入したユーザー
⇒商品を閲覧したものの一度も購入していないユーザー など
⇒表示の上限回数も設定可能(しつこいと反感を買う)
ちなみに、これは個人的な所感ですが、素人の方は、amazonや楽天に出店。売れ行きが良かったら、自社ECサイトの構築を検討、といったようにしたほうが良いです。
ECサイトは、そのイニシャルコストもそうですが、さらに専門知識を持った人が自社内に一人はいないと、更新・運営・管理の面で、非常にコストがかかってしまうからです。
セクション7.
ビジネスをグローバルに展開する 【要点まとめ】
海外を視野に入れて、オンラインビジネスを展開していくときは、以下のことを知っておくことが大事です。
海外視野マーケティングでのポイント
・他言語版ウェブサイトの制作を予定に入れる
・海外の人が好みそうなコンテンツを作成する
・海外進出を考えている相手を調査する
・自分のサービスが流行しそうな国を探す(需要の高い国を探す)
・適切な国を探して、算入すべき国を決める
・自動翻訳だけは不自然な可能性あるので、ちゃんと母国語を使える人に確認してもらう
・物流(配送方法)、税金、法律などの問題がないか必ずチェック
・Eコマースのシステムを導入
・返金、サポートなどの準備
翻訳とローカライゼーション
・ローカライゼーションは、すでにあるものを、別の文化に合わせて修正すること
⇒海外向けのウェブサイトを作る時は、現地の見込み客が自然に感じる内容にすることが必要
・ローカライゼーションは、デザイン、レイアウト、テキストの修正まで含む。
⇒とくにテキスト部分は、専門の翻訳家に文章を見てもらうことが大事
海外市場での広告戦略
・すでに検索連動型広告をやっていれば、それを手直しすればOK
・ただし、進出先で、自社サービスが普及しているかどうかを調べておく。
⇒もし、まったく流行していない新規サービスであれば、ディスプレイ広告が有効
・広告の準備が整ったら、次は現地の人たちにファンになってもらう方法を検討する
進出先を決めた時に必ずチェックしておくべきこと
・インターネット回線の状況
⇒一部地域はインターネットが遅いこともある
・物流
⇒配送可能地域を調べておく
・税金と法律
⇒必ずチェック。
⇒関税,税制,為替レート,製品の安全性要件,保険に関連して必要な事柄 など
⇒関税などは、収支に重大な影響を与えることもある
・お問合せページ
⇒現地の人が使いやすいようにしておかないと、コンバージョンが望めない
・配送管理
⇒現地の仕入れ先、納品物の代金回収方法の決定など
海外向けウェブサイトに必要な要素(技術的側面)
・ウェブサイトの翻訳とローカライゼーション
⇒問合せフォーム 海外対応
(日本の郵便番号は7桁、アメリカは5桁)
・支払い方法の確立
⇒Paypalは世界中
⇒クレカよりデビッド好みかも
⇒為替レートや税金
⇒対象の国の通貨や税金に対応
・ウェブサイトの見出し
⇒対象地域で使いやすい内容にする
配送プロセス、業者の選択方法、販売後のお客様サポートの重要性
・インターネット販売
⇒受注までスムーズなこと
・配送能力
・配送にかかる時間や費用を考慮
⇒海外配送には追加の費用もあるかも
・海外配送対応の業者
⇒特定市場への配送ルートを持っていたり、関税などの税金回収・支払いの代行もする
⇒良い相手を選ぶのが大事
・Eメールや電話で連絡がつくようにしておく
ツール「Googleグローバルマーケットファインダー」
・無料で使用可能
・進出を検討する国や地域のキーワード情報などが調査できる
ツール「Googleトレンド」
・そのキーワードが、どれだけ注目されているか指標を調べることができる。
・進出先のトレンドを調べるのに役立つ
まとめ
以上が、Googleデジタルワークショップで学べることの要点まとめでした。
ただ、テキストだけでは分かりにくいところもあったかと思います。本編では、動画と演習問題を交えて、とても分かりやすく作ってありますので、本記事を読んでもなんだかなぁ・・・って方は、ぜひGoogleに登録してみて、チャレンジしましょう!
※自分ですばやく勉強したいという方は、こちらの記事を参考に。
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