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運転免許証を紛失した時の対応まとめ 【体験談】

先日、運転免許証をなくしてしまいました。しかも、紛失したであろう日から、推定2~3週間くらい経過してから気づくという、失態ぷり・・・。

というわけで、参考までに、自分が体験した紛失発覚~その後の対応までの流れをまとめてみました。もし免許証をなくした方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。

結論は、免許証を紛失したら、とにかく「警察へ遺失届の提出」⇒「免許証の再発行」をすることがベストの対処法です!

免許証を紛失した後の対応流れ

大雑把に流れを書くと、下記の感じでした。

・自宅の思い当たる場所を片っ端から捜索

↓ 見つからない

・紛失した可能性のある店に片っ端から電話

↓ 見つからない

・警察へ行って"遺失届"を提出

↓ 見つからない

・さっさと諦めて、免許証の再発行へ

この時、大事なことは、さっさと警察へ行って、"遺失届"を出しておくことです。

なぜかというと、警察に"遺失届"を提出しておくと、「その期間は運転免許証(身分証明書)を紛失していた」ということが証明できるようになるからです。この証明ができないと、免許証を悪用された時、たいへん困ったことになってしまいます。

運転免許証の悪用ケース

運転免許証は身分証明書になるため、第三者になりすましで悪用されると、以下のような危険性があります。

1.口座の勝手な開設

免許証を悪用されると、銀行などで勝手に口座を開設される危険性があります。また、開設された口座が詐欺振込などで使う違法口座にされることもあり、これが警察にマークされると非常に厄介なことに。なにしろ違法口座の持ち主になっているため、詐欺集団のメンバーではないかと疑いをかけられて、突然に警察から連絡を受ける場合もあるそうです。

しかも、ただ話をするだけなら良いのですが、場合によっては無実なのにブラックリストに登録されて、今後、銀行などで新たに口座開設できなくなってしまうような泥沼展開もあるようなので、本当に勘弁して欲しいです。

▼詳しくはこちらの記事に詳しくあります
紛失した免許証を悪用された最悪の結果は凍結口座名義人リスト

2.携帯会社との勝手な契約

拾った免許証で、携帯会社で勝手に契約して、ipadやiphoneなどの端末をゲットしていく輩もいるようです。下記youtube動画の方は、実際に被害に遭われたそうで、ある日、突然に携帯会社から端末代の請求がきたそうです。

(この時、ちょっと不思議な話ですが、被害者になるのは"携帯会社"であり、加害者は"悪用した第三者"になります。携帯会社がいくら請求書を送ってきても、自分は「免許証を落としていた。契約はしていない」の一点張りで、法的に支払義務は生じないようです。)

3.クレジットカードの勝手な契約

勝手にクレジットカードを契約して、高級ブランド品などを一気に買っていく輩もいるようです。これも携帯会社と同様で、自分は「免許証を落としていた。契約はしていない」の一点張りでがんばりましょう。

4.勝手に借金

消費者金融などで勝手に借金する輩もいるようです。これも、「免許証を落としていた。契約はしていない」の一点張りでがんばるしかないです。

【重要】悪用された時のために紛失の事実を明らかにしておく!

上記1~4の悪用ケースを見ると分かりますが、大事なことは、「自分はどの契約もしていない」と、ちゃんと主張できるようにしておくことが大事です。

この時、もし警察に"遺失届"を提出していないと、上記の悪用行為をされた場合、「自分は紛失していた」という証明ができなくなってしまい、へたをすれば犯人そのものになってしまうかもしれません。そのため、とにもかくにも免許証を紛失した時は、すぐに警察へ"遺失届"を提出することが大事なのです。

また、免許証は再発行すると、末尾の番号が変わり、それまでの古い免許証は無効となりますので、悪用対策のためにも素早く再発行しておきましょう。(無効となった免許証で勝手な契約をした場合、それは確認を怠った会社側の明らかな過失となるので、悪用された場合の弁明にさらに役立ちます。)

免許証の再発行

免許証の再発行は、近くの手続きできる場所を調べて、しっかり忘れものがないようにしましょう。

自分の場合、特筆すべき点は、

・再発行費用3,500円
・本戸籍の住所を記入する必要がある
・証明写真の準備がいる
・パスポートなど他の身分証明書が必要
・平日しか営業していない

という感じでした。

その他・備考

悪用が心配な人は本人申告もやっておこう!

手続きが面倒ですが、下記の各種信用機関に、「自分の身分証明書が紛失した」という情報を申告しておくことができます。この申告をしておくと、第三者が勝手な契約を使用とした時、その審査が厳しいものになって、ちょっと安心、という制度になっています。

▼クレジット・ローンなどの対策

・CICの本人申告ページ
https://www.cic.co.jp/declaration/mailing/index.html

・Jiccの本人申告ページ
https://www.jicc.co.jp/kaiji/comment/mail/index.html

▼銀行対策

・全銀協の本人申告ページ
https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/return/?tab=1

警察の落とし物検索システムを調べてみる

じつは、一般のインターネット上でも警察の落とし物検索システムにアクセスできます。一般開示しているものなので、詳細な情報は掲載されていませんが、気になる方は、ちょっと調べてみても良いかもしれません。

▼落とし物検索システム

・東京(警視庁)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/sodan/otoshimono/kensaku.html

・埼玉
http://otoshimono.police.pref.saitama.lg.jp/

※都道府県によっては、やっていないところもあるかもです。

まとめ

免許証を紛失したら、「警察へ遺失届の提出」⇒「免許証の再発行」をしましょう!

もし心配な人は、さらに本人申告もやっておくと、ちょっと安心です。(自分は手続きが面倒なので、やりませんでしたが・・・。)

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