これだけ読めば分かる!学生時代に特例免除された国民年金の追納のやり方
老後のための国民年金で、学生時代に特例免除する人は多いかと思います。その後、月日を経て国民年金を追納する時になって気づきます。
・・・あれ? どこに追納すれば良いの?
答えは年金事務所です。追納の一連の流れについて、カンタンにまとめましたので参考にしてみてください。
目次
学生時代に特例免除された国民年金の追納のやり方
まずは自分の未払分を確認しよう
ねんきんネットに登録しておけば、自分の年金の未払分や支払い状況が一覧で確認できます。とても便利ですので、登録推奨です。
▼日本年金機構の公式サイトのサイドバーからログインできます。
http://www.nenkin.go.jp/
未払分の期間が分かった後は、管轄の年金事務所へ追納申込書を送付する
じつは追納といっても、すぐに支払いできないんですね。追納するためには、管轄の年金事務所へ追納申込書を送付する必要があります。
公式サイトの「免除された国民年金保険料を追加で支払いたいとき」の記事を読んでいても、支払い方法が書いてない不思議・・・。ちなみに国民年金保険料追納申込書はそのページからダウンロードできます。
管轄の年金事務所ってドコ?
各都道府県の年金事務所を調べてみると、店舗数がけっこう少ないです。また、じつはサイトを見ていても、各年金事務所がどこの市区町村まで管理しているのか分かりません。最寄りの年金事務所か、役場に問い合わせして、自分の住所の管轄の年金事務所がどこなのか確認しておきましょう。
国民年金保険料追納申込書を書こう
pdfに記載例が書いてあるので、その通りに書けばOKです。
↓国民年金保険料追納申込書のURL
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20150331.files/0000002298.pdf
書き終わったら管轄の年金事務所へ郵送します
封筒に住所を書いて、送付します。切手代がかかりますので、なるべくまとめて支払いたいところです。
わからないことは、年金事務所に電話相談しましょう
電話で相談できますので、分からないことがあれば窓口で問い合わせしましょう。確定申告の時期は混みそうなので、なるべく通常の平日に連絡するとスムーズかと思います。
▼電話での年金相談窓口
http://www.nenkin.go.jp/section/tel/index.html
その他、国民年金の追納に関する注意事項
学生時代に特例免除された国民年金の追納は、10年が期限。忘れずに支払いましょう
10年を過ぎると、国民年金の支払期間に穴が空きます。国民年金を受給するためには最低でも25年以上の支払期間が必要ですので、忘れないように気をつけましょう。
国民年金の追納は、期限間際に通知が来る場合と来ない場合があるので要注意
「通知がきてれば支払ってたのに、お役所がサボってるせいだ!!」と怒る人がたまにいるようですが、学生の特例とは、役所へお願いして支払いを送らせてもらっている立場です。10年も待ってくれているのに、さらに通知をよこせというのではなく、早めに支払うのが義理ってものです。
追納の支払方法は現金のみ
追納の場合、口座振替やクレジットの支払いはできません。現金のみとなるので注意しましょう。
国民年金の追納も節税対策になるので、個人事業主の人は支払方法を十分に検討しましょう
国民年金の追納も節税対策になります。そのため、個人事業主の人は、どのくらい支払うか、その年度の収支状況に合わせて調節すると良いかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。きちんと国民年金を支払って、受給できるようにしましょう!