だれかのなにかに役立てるウェブ制作者YoTaの趣味ブログ

大手メーカー新人理系女子が先輩オジサンから執拗に誘われた職場セクハラ話

自分は過去、某メーカーの工場に勤めていたのですが、その時に知り合いの女性社員から「ちょっとセンパイ絡みで難しいことがあって・・・」と、相談を受けたことがありました。

それは、「年齢のかなり離れた年上男性社員から、執拗に個別の飲みに誘われる」という、なんともセクハラじみたものでした。

順を追って、説明していきたいと思います。

一部の勘違いするオジサン・・・

工場のような職場に女性の新入社員が入ると、基本的には喜ばれます。ですので、飲み会だったり、なにかの集まりだったり、色々と声をかけてもらう機会も自然と多くなります。なんなら部署の垣根を越えて、他の上司からお声がけをもらうことも少なくないです。

だいたい工場というのは男が多く、オジサンの集まりが多いですので、飲みの席に華やかさが欲しかったり、我が娘のように可愛がってくれる、というわけです。

この時、普通の「付き合いに慣れた」オジサマ社員たちは、気前よくゴハンやお酒を御馳走してくれますし、二次会以降を強要することもないし、適切な距離感で楽しくコミュニケーションをして頂けることがほとんどです。

しかし、やはり人数の多い職場ともなってくると、たまに、よくわからないオジサン社員が現れたりします。

それは、「同じ職場の人だから愛想良くしているのに、それを愛情のように受け取ってしまう」というオジサン社員です。

リップサービスを本気に受け取ってしまうような、いわゆる勘違いってやつです。

執拗なメールとお声がけ・・・

知り合いの女性社員が言うには、「一度の全体飲み会の後から、ひんぱんに誘われるようになって、最近では会社パソコンのメールでも誘いがきて困っている・・・」という状況だったそうです。

こういう時、男だと、「べつに普通に断ればいいじゃん」という、なんともサッパリした答えをしてしまう人がいるかもしれませんが、女性の場合、そう簡単には拒否できません。むやみやたらにカドを立てたくないからです。へたに断って、相手が逆上・・・とまではいかずとも、恐い行動をとってきたらイヤですしね。

「まだ新人で業務も忙しいし、他にも色々と予定もあるので・・・当分、難しそうです」

というようなザ・オブラートな断り方を何度もしているのに、

「そうなんだ。だったら色々教えるよー。予定はいつでもいいから飲み行こうよ!いつだったら空いてる?」

みたいな食らいつきを何度もしてくる、勘違いオジサン・・・。

一連の話を聞いた時、自分は「そのおっさん、アホなのかよ・・・」と本気で思いました。そんなんで社内で騒がれたら、その後の会社生活、相当やっていきにくくなるのに・・・と。

その後の対処法

まあ、上司だったり、セクハラ関連の担当部に言ってしまえば一発なんですが、知り合いの女性社員も騒ぎを大きくすることは望んでませんので、ひとまずは同期の男性陣で引き取り、オジサンに釘を刺しておくことに。

そして、同期がオッサンにやんわり伝えると、「ああ、そうなんだ。わかった。ゴメンねって言っておいて」というような反応で、とりあえずは一件落着。

対策のポイントとしては、「第三者が介入している」というところが相手に伝わったことで、ひとまずはOKだったのかなと思います。

そのオジサンを実際に見てみたところ、とても内向的な感じで良識もありそうだったし、まあ変なことはしなさそうだったんですが、それはあくまでも男性視点からの情報。むしろ女性の視点からすれば、おとなしそうに見えるからこそ、逆に恐かったんだろうなと思います。

もしメーカーや工場に就職を考えていたり、これから就職する理系女子は、「相談できる人」を早めにたくさん見つけておくと、その後の会社生活がスムーズになるかと思います。

立場が上の人は二つ返事以外は強要しないほうが良い

本件が終わった後、自分が思ったことは「立場が明確に上な人は、相手が二つ返事のように気乗りしていない時は断っているサインなので、強要せずに察するべし」という感じでした。

断るマナー。断られるマナー。どちらも大事です。

「そんなの。きっぱり断ればいいじゃん」

という人もいるけど、

「きっぱり断ることにストレスを感じる」

という人がいることも忘れてはいけないことです。

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