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就活生がソニー会社説明会で「なぜソニータイマーは存在するんですか」と質問した結果

昔、就職活動でソニーの会社説明会に行った時に、とても強く印象に残っていた質問がありましたので、本記事で紹介したいと思います。

就活生がソニーの会社説明会で「なぜソニータイマーは存在するんですか」と質問した結果・・・

数年以上前の話なので、記憶が少し曖昧なのですが、SONYの会社説明会では、どこかのホールを貸し切ってやっていたと思います。中は、映画館のようになっていて、大きなメインスクリーンを使って会社のプレゼンをし、その説明が終わった後、挙手をしての質問会が行われました。

「なぜソニータイマーは存在するんですか」

今の時代でいうところのウェーイ!!系の大学生は、いつの時代にも存在します。

「会社はこれからの方針について、どう考えていますか?」

「新入社員に求めるものはなんですか?」

そんな真面目な質問が続く中、一人のチョケた学生が颯爽と挙手して質問をしました。

「なぜソニータイマーは存在するんですか」

どよめく会場・・・

その会場にいた人のほとんどが「うわぁ・・・」って感じに視線を見合わせていました。そして、壇上にいる社員さんも「キタキター」って感じで失笑混じりに目の表情をニヤけさせています。

やはり、ソニータイマーの言葉は、社員の間でも有名なようです。

そして、社員さんの気になる回答はこれでした。

「その質問は数多く寄せられているんですが・・・これはひとえにソニー製品が数多く売れていて、そのため、壊れるといった報告も同じように目立つというだけのことです。つまり、たくさん売れている側面の結果でしかなくて、ソニータイマーというものは本当にないんですよ」

「いや、ええと・・・」

「ちなみに他の会社の製品もそれだけ売れると、同じような数字になるはずですよ」(満面の笑み)

「あ、あー・・・そうなんですね・・・。ありがとうございました」(座る質問者)

むろん、会場の誰一人として納得していませんでした。

それでも黙らなくてはいけない場面はあります。それが社会人になるための第一歩なのかもしれないですね。

仮に分母の問題だとしたら・・・

正規分布・標準偏差・DMAIC手法のシックスシグマなどの話を考えると、「たくさん売れているから、エラー報告が目立つ」という回答は、よっぽどバカ売れしてない(=分母の総数が大きくない)と成立しないのでは・・・?

まあ、ソニー製品は確かに結構バカ売れしていますので、すべては数字を見てからでないと断言できません。本当に社員さんの言う通りなのかもしれませんので、部外者からはなんともいえないところです。。。

まとめ

いかがでしたでしょうか。会社説明会で、こんな質問をしても、案外に大丈夫なのだなと当時の自分は感心していたように思います。

・・・まあ、その質問された方が採用されたのかどうかは知りませんが・・・。

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