ステンレス鍋の虹色汚れ 手軽にピカピカに掃除する方法を二つ紹介!
夏も終わり、秋が過ぎて、だんだんと寒くなってくる頃、美味しいのが鍋料理です。
ただ、長いコト料理に使っていると、ステンレス鍋の内側に、だんだんと虹色になったような汚れがついてくることがあります。
これを綺麗にする方法は二つあります。一つはクエン酸、一つは鉄磨きです。以下、詳しく説明していきます!
目次
鉄・ステンレスの鍋について虹色汚れの取り方まとめ!
虹色の汚れって、そもそも何?
ステンレス鍋につきやすい変色汚れの特徴について端的にまとめると、
・健康に害はない
・ステンレス表面の酸化皮膜が変色したもの(水が蒸発した際に付着するイオンや鉄分など)
・新品の物ほど発生しやすい
・普通に拭いても取れにくいが専用の道具を使えばすぐ掃除可能
という感じです。
※参考リンク
・鍋の内部が虹色に変色したのですが?
https://www.nitori.co.jp/customersupport/faq/150/
・ステンレス鍋の内側が虹色になりました。なぜですか?
https://www.kai-group.com/support/faq/qid/7
掃除方法1:クエン酸で綺麗になる!
汚れの正体は酸化物ですので、なんだか化学的なお話によると、酢を反応させると取れる、というものらしいです。
なので、ご家庭の知恵としては、
・鍋に水を入れる
・クエン酸を投与する
・しばらく沸騰させる
・綺麗になる(あらびっくり)
という感じで、あっさり解決するようです。
クエン酸自体は、数百円程度で購入できますし、そもそも常備している人も少なくないかと思いますので、とってもお手軽に掃除可能ですね。
また、写真つきで、大変わかりやすくブログを書かれていた方がいましたので、下記にご紹介いたします。
・ステンレス鍋底の虹色「汚れ」を落とすにはクエン酸がおすすめ
https://kurashimade.com/kitchen/3731/
・ステンレス鍋のお手入れ☆ アレを使って簡単ピカピカにしませんか?
https://limia.jp/idea/101328/
掃除方法2:コンパウンドで磨いちゃう!
鉄・ステンレスの汚れといえば、工業的には、"研磨"です。すなわち、専用道具のコンパウンドと磨き布があればオールオッケーと考えて、著者はこんな風に磨いてみました。
こちらが、変色汚れの拡大写真ですが……
コンパウンド+コンパウンド専用の磨き布を使うと……
ものの一分もしないうちに、あっという間に綺麗になります。
しばらく拭き続けていると、磨き布はこれくらい汚れました!
代わりに、鍋のほうはとても綺麗に磨きあがります。虹色もありません。
さらにステンレス専用の磨き布を使って……
さらなる光沢をゲットです。
……。
ただし、こちらの磨く方法には注意点があります。
まず、コンパウンドや、ステンレス専用の布というのは、少なからず"研磨"をしているということです。つまり、表面を少し削っているような行為になります。
で、ステンレスの表面にあるクロム皮膜は虹色汚れになりやすいものの、サビ防止になってくれる働きがありますので、これを削り取ってしまうとステンレスなのにサビやすくなる、という問題が起きてしまうようです。(詳細はこちら)
自分の場合、クエン酸を持っておらず、また、鍋は1,500円程度の安物だったので、気にせず磨いてしまいましたが、サビ防止だったり、ちょっと高級な鍋を使っている人は、クエン酸方式のほうが良いかと思います。
あと衛生面が気になる人もいるかと思うのですが、一応、メーカーに問い合わせてみたところ、料理鍋をコンパウンドで磨いても、綺麗に洗剤で掃除してもらえれば健康面は大丈夫、とのことでした。
今回使ったアイテムはこちら。
まとめ
鉄・ステンレスの鍋について変色汚れは、数百円~千円程度の準備さえしていれば、何度でも綺麗にできます。なので、汚れたからといって、すぐに捨てず、まずは試しに掃除してみてください! そして、浮いたお金で美味しいランチでも食べましょう! そのほうがオトクです。