スマホがあるのに時計はいるの? 答え「普通に必要なものです」
最近の風潮の一つとして、「スマホがあれば時計はいらない」という考えがあります。確かにスマホは超便利なので、その通りだとも思いますし、本当に時計が必要ない環境に暮らしている人もいるのだと思います。
しかし、少し視野を広げれば分かりますが、「スマホではダメで、時計が必要な場面」というものは確実に存在します。そのため、著者の結論は、「時計は必要なもの」です。
具体的には、以下のようなシーンで時計は必要になるでしょう。
目次
スマホではダメで、時計が必要なシーン集
テスト・受験・資格試験の時間
「スマホがあれば時計なんていらねーよ」とイキる学生さんもいるかと思いますが、そういう人たちは、テストや受験などで時計を持ち込まないのか、すごく疑問に思います。
当然ですが、こういった時間はカンニングを疑われるため、スマホを開くことができないので、自分の時計を準備する必要があります。この時点で、スマホがあれば時計は不要、という考えが絶対的とは言えないかと思います。
中には、試験会場(教室)に時計が備えつけてあるから自分はそれで十分だ!という人もいるかと思いますが、それでも大体の人は自分の腕時計を持ち込むなりして、机上で気軽に時間をチェックできるようにすると思います。
要するに、試験会場などで、受験者の方々が自分の時計をまったく持ち込まないようにならない限り、「時計が不要」という考えは、ちょっとないんじゃないかなって思います。
仕事の時間
職種によっては、勤務中にスマホを使っても問題ないですが、基本的には時計の方が無難です。
理由はカンタンで、時計を見ていれば、単に時間を確認していることが分かりますが、スマホを見ていると、勤務中に遊んでいるようにも見えるからです。
たとえば、会社にもよりますが、打ち合わせなどで、上司だったり取引先が話している時間、若手社員がスマホを取り出していじっていたら、もうそれだけで空気は良くないです。他にも、工場だったり、試験室だったり、スマホの取り出しが環境的にNGとなるような場所もあります。
また、社内に限らず、接客商売であれば、仕事中のスマホ閲覧はお客さんに不快感を与えてしまうので、なおさら良くないでしょう。外での現場仕事をする人などであれば、スマホをずっとポケットに入れておくと邪魔なので、むしろ時計のほうが便利です。
会社がスマホOKであれば、時計は不要、という考えにもなるかもしれませんが、大体の会社では時計は普通に必要なものですので、現代社会において、まだまだ時計不要、とはならないかと思います。
私生活でも時計は便利
私生活にしても、時計はけっこう便利です。
ちょっとした場面で時間を確認したい時、腕時計であれば一瞬で時刻確認できますが、スマホはいちいち取り出さないといけないからです。それと、スマホにパスワードを設定していると、時計を確認するまでの時間がさらに億劫になるので、やはり腕時計のほうが便利です。
まあ、私生活においては人によって、便利の感覚が異なるので、あんま強い理由にはなりませんが、しかし、このように時計が便利だと思っている人が少なからずいる時点で、「時計不要」とはなりません。
高級時計は確かに趣味の世界
最後に一つ注記しておきたいことが、普通の時計と高級時計の違いです。
今回の記事では、普通の時計を対象にして、「必要」と主張しています。ただ、高級時計に関しては、趣味嗜好の話なので、必要不要というテーマで話すべきことではないかと思っています。
言い換えると、ブランドは必要なのか不要なのかみたいな話になるので、これはまったくもって不毛な話です。(ブランドを好きな人もいれば嫌いな人もいる。そして、好きな人がいる限り、必要なものだという当たり前な話になるからです。)
腕時計の付け心地が気に入らないという人へ
そういう人は、単につけなければ良いだけです。(べつに付け心地が気にならない人もいますので、それで時計不要というのは、ちょっと乱暴すぎる意見です。)
まとめ
時計はまだまだ必要なものです。本当に不要となったら、そもそもメーカーがすべて撤退して、生産・商売自体を辞めています。
持論ですが、自分の身近な環境だけの価値観をもとに、全体の評価を短絡的に決めてしまうのは本当に愚かしいのでやめたほうがいいです。
つまり、時計は必要なもの、ということです。(必要とする人がいる限り、必要なんです。不要と思う人は使わなければ良いだけの話。)