携帯電話の利用者登録はしないと使えない? 検証してみた
ITの発展も著しく、今時は、携帯電話の契約もネットでカンタンにできる素晴らしい時代に突入しました。
そんな折、ふと気になった項目が、「携帯電話の利用者登録」でした。
たとえばネットに詳しい父親が家族全員分の契約をする時、その利用者をすべて父親のままにしても良いのか、という話です。
結論は、「実体としては、利用者一人にしても機能的な制限(ペナルティ)は受けない。でもいざという時、利用者登録はちゃんと使う人にしておかないと面倒事が起きる可能性あり」という感じです。
利用者登録の名義は使う本人でなくても良い
自分の場合、楽天モバイルでやってみた経験があるのですが、利用者登録は自分のまま、他の誰かに使わせる、ということはできました。
・著者名義
┗「SIMカードA+端末A」⇒著者が使用
┗「SIMカードB+端末B」⇒他の人が使用
この時、他の人が使用している「SIMカードB+端末B」において、オーナー情報(プロフィール)も、著者ではなくて、他の人の名義で登録することもできました。Googleアカウントの規制などもなくて、機能的な制限もとくにありません。
ただし、気をつけなくてはいけないことは、利用者登録が「著者」でやっているため、「SIMカードB+端末B」のほうでなにか問題が起きた時は、すべて著者に責任が発生します。
利用者登録は責任をどうするかハッキリさせるためのもの
たとえば、先ほどの他の人が使用している「SIMカードB+端末B」において、課金や詐欺行為などを働かれた場合、真っ先に利用者登録している著者が疑われます。そして、面倒事に付き合わないといけなくなります。きちんと利用者登録しておけば、その利用者が真っ先に疑われることになり、ちょっと安心です。
なので、とくに問題がないのであれば、きちんと実体に沿って、利用者登録では、使う人の名前を登録しておいたほうが良いです。(利用者登録を家族にしておいて、支払を一人にすることもできるので、本来は問題ないはず。)
あとは、とくに、子どもに使わせるような場合、悪意の有無に関わらず、無知を原因としたトラブル行為をしてしまうかもしれませんので、きちんと本人の利用者登録をしておいたほうが良いでしょう。
まとめ
利用者登録は、基本、使う人に設定しておいたほうが良いです。ただ、何かしらの理由があって、一人にしておきたい場合は、そのようにすることも可能です。(契約会社にもよりますが、基本的には、それで機能的な制限を受けることはとくにないかと思います。)