だれかのなにかに役立てるウェブ制作者YoTaの趣味ブログ

AdobeXDをウェブ制作者が使ってみた感想と残念な点まとめ

最近、話題のAdobeXDを使い、ワイヤーフレーム(兼プチデザインカンプ)を作ってみました。そして数日ほど使ってみた結果、イマイチ残念だと感じる点が目立ったので、これから使おうかどうか迷っている人の参考までに紹介したいと思います。

ちなみに個人的な結論としては「まだまだXD一つではweb制作はとうてい完結しない」という考えに至りました。

Adobe XDのイマイチ残念で使いずらい点!

操作中、たまにバグる

これが一番イラッと感じた点です。

XDは他のAdobeアプリに比べて、起動や操作感は確かに軽いのですが、しかし、まだ挙動が安定していないらしく、あれこれと操作をしていると、途中でよくバグることが多かったです。

また、全体が止まる時もあれば、部分的にフリーズになったりして、いちいち再起動をしなくてはいけません。

▼フリーズ例
・キーボード操作を受け付けなくなる時がある
・shiftを使った要素の移動ができなくなる時がある
・オブジェクトが選択できなくなる時がある
・色を変えようとして16進数の数字をいじろうとしてもクリックできない時がある
⇒すべて再起動の必要あり

シェイプツールに三角形(多角形)がない

これは二番目にイラッと感じた点。

XDの左側サイドバー部分にあるシェイプツールには、丸と四角はあるのに、なぜか多角形はありません。

まあ多角形はまだしも、しかし、なぜ三角形が標準でないのかは理解に苦しみます。web制作のことを中心に考えるなら、ナビやボタンは必ず出てきますし、そこに三角形はどう考えても絶対に必須でしょう。

とくに、パスで三角形を作れるデザイナー系の人は気にならないかもしれませんが、パワポに慣れているディレクターの人は強く不快に感じる点です。

スポイトでXD画面外の要素から色を吸い出せない点

これも地味にいらっとします。

photoshopやイラレだと、スポイトを使って色を吸い出す時、クリックしながらスポイトを移動させると、それぞれのアプリの画面外から色を吸い出すことができます。しかし、XDではこれができないのです。

Adobeの操作に慣れている人はスポイトは縦横無尽にスクリーンを駆け巡るものだと思っているだろうから、この仕様にはかなり残念に感じるかと思います。

ただ、スポイトに関しては良い改良点もあって、下図のようにドットを拡大してくれるところから色を選択できるようにしてくれた機能はとてもありがたいです。

範囲選択のまま画面がスクロールしてくれない

昨今のモバイルファーストのwebページでは、もっぱら縦に長くなることは避けられないでしょう。それはWFにしてもデザインカンプにしても同様です。

それなのに、XDでは、マウスで範囲選択をしたまま、下にスクロールしようとしても、画面は固まったままでスクロールしてくれない仕様になっています。(下図は、画面外下に青色の範囲選択を伸ばしていこうとしているが、スクロールされないので、下の限界点までしか伸ばせないという図。)

これはたとえば、ある範囲からフッターまで全部選択したい、となった時、いちいち画面全体の拡縮をして、その細かいところが見づらい倍率から、要素を選択しないといけない残念さになっている、ということです。photoshopなどでは普通にスクロールしてくれていたので、これは非常に違和感というか、ストレスです。

カラーパレットのドロップダウンメニューが逆に不親切

カラーパレットで、おなじみの色を入力する画面がありますが、なぜかXDでは、その方式をドロップダウンで選択させて、HEX(16進数)・RGB・CMYを切り換えられるようになっています。(16進数とRGBは同時に扱いたい人が多いはずです。)

ただ、これはハッキリ言って収納する必要はないので、ありがた迷惑です。一覧で出しておいてくれた方が本当に制作がラクになるのに、いったい、どうして隠してしまったのか。謎です。

フォントサイズを変えた後にテキストの行高さは固定されたまま

これは賛否両論かもしれないです。

xdでは、フォントサイズを変更した時、その他の要素は固定のままとなります。

たとえば下図でフォントサイズを14⇒32とかにすると、行高さが24のままとなり、テキストが変な風になります。

ただ、自動可変にしないでくれって人もいると思うので、このストレスさは、人によると思います。

総論:XDといっても結局は二度手間感がある

XDは今までのWFよりもデザイン性を備えて完成させることができます。ただ、デザインが本職でない自分ですら物足りないな、と感じる程度の完成度までしかいじれません。(パターンなどもないし、エフェクトなども少ない。)

なので、photoshopやイラレに慣れているデザイナーからすれば、また、最近のリッチなデザインを実現するためには、XDの現状仕様では、必ず物足りないと感じる部分があるだろうし、XDだけで完結する(満足する仕上がりになる)ということは決してないと思います。

まあシンプルなデザインであればイケると思いますが、そうでない場合、これは結局のところ二度手間ですので、なんだか残念感が止まらないです。

まとめ

あと少し、ほんのちょっと細かいところを修正してくれれば、かなり使いやすくなるので、今後に期待したいです。

今んところ一長一短です。パワポの良いところを取ろうとして失敗しており、Adobeソフトの良いところを取ろうとして失敗している。そんな残念なフュージョン感があるので、もう少し改善してもらえると、かなり使いやすくなるかと感じました。

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