腕時計の汚れ落とし! 自力で掃除するコツは「歯ブラシと爪楊枝」
先日、ふと腕時計をじっくり見てみたら、なんだか汚れていました。
定期的にメーカーで掃除してもらっていたのですが、よーく見ると、細かいところに垢みたいなのが溜まってて、これはイカンと、掃除を決意しました。
結果、中性洗剤を薄めた水で、歯ブラシと爪楊枝で掃除したら、かなり綺麗になりましたので紹介したいと思います。
目次
時計の細かい汚れを掃除してみた
中性洗剤を薄めた水を用意
まずは、台所洗剤などの中性洗剤を少し薄めた水を用意しましょう。
洗面器に水を溜めて、そこに洗剤を少し垂らすくらいでちょうどいいかと思います。
歯ブラシで汚れを取る
さっそく掃除をしていきます。まずは歯ブラシで全体をブラッシングしてあげます。
やってみるとわかりますが、これだけでも、結構な汚れが落ちます。歯ブラシ程度の強度では、金属ベルトに傷はつきませんが、気になる方は、やわらかめの歯ブラシにしてあげると、気持ち優しいかと思います。
つまようじで細かいところを綺麗にする
全体を歯ブラシで磨いた後、よーく見てみると、細かいところの汚れは、まだ落ちていなかったりします。とくに、溝になっている部分は、汚れがこびりついています。
これを掃除するには、やはりある程度の"固さ"を持った細いもので磨いてあげないといけません。針などでは傷がついてしまいますので、ちょうど爪楊枝が適任です。
爪楊枝は、先に水で少し湿らせておくと、時計本体に傷がつく心配も減るかと思います。
掃除が終わった後は、布で水分を取ってから、ドライヤーを遠目の距離で当てて、すばやく乾燥させておきましょう。
掃除のビフォーアフター
細かいところが綺麗になりました
まずは、円盤下の段差がついた金属部分。すみっこに、うっすらと汚れが溜まっていますが、
これは爪楊枝で細かく洗ってあげることで、綺麗になりました。
溝の汚れもばっちり
時計裏面の溝になった部分も汚れがびっしり。
こちらもブラッシングと爪楊枝のおかげで、きちんと綺麗になりました。
注意点
当たり前ですが、防水加工の時計でないと壊れてしまう危険があるので、気をつけてください。
また、金属の材質次第では、洗剤にも気をつけないといけないかもしれませんので、要注意です。
超音波洗浄機は頼りない?
自分で掃除するのが面倒な人には、時計やメガネを手軽に掃除できる、超音波洗浄機があります。
しかし、個人的には「こびりついた汚れ」は、超音波くらいの力では、なかなか落ちにくいので、自力掃除のほうが綺麗になる気がします。
もちろん、超音波洗浄機の性能にもよるのでしょうが、自分は時計の専門店で定期的に掃除してもらって綺麗にしていたつもりが、よーく見てみたら、細かい汚れが落ちていなかったので、超音波洗浄機が万能とは思いませんでした。
まとめ
腕時計では、細かなところのしつこい汚れは、やはり自力洗浄が一番かと思います。
爪楊枝や歯ブラシは、手軽に扱えて、なかなか綺麗になりますので、オススメです。
※掃除はすべて自己責任でやりましょう。(取り組む前に、時計の材質などを要チェックです。)