新しい色彩検定3級に一発合格した体験談&注意点まとめ
2020年から新しくリニューアルされた色彩検定3級ですが、2021年の某日に受験をして、無事に一発合格できたので、その時の体験談を紹介したいと思います。
これから受験される方の参考になれば幸いです。
目次
当日の試験について
2020年からリニューアル
2020年12月以降、従来の色彩検定の出題範囲から、少し変更となっています。
新しくリニューアルしたテキストの内容が出題範囲となっているので、要注意です。
出題範囲
全体9セクションの構成となります。
合格ライン/合格率
満点の70%以上の正答で合格となります。ただし、問題の難易度によって多少の変動があるそうです。
問題の数は試験回によって微妙に変わりますが、だいたい90問前後です。また、基本は1問2点ですが、一部の問題は3点となっており、合計200点満点になるように構成されています。
2020年度に新しくなった試験なので、合格率は2020年度分しか公表されていませんが、3級は76.3%だったみたいです。
・2020年度 色彩検定 受検者データ
https://www.aft.or.jp/feature/
数字で見れば、受験者は22,498人で、そのうち17,165人ほどが合格しているようです。(5,332人くらいは不合格)
つまり、色彩検定3級は「難しくはないけど油断して勉強を怠っていると普通に落ちてしまう」といった資格試験となっています。
試験結果
自分は、98問中85問の正解(13問の不正解)で、合格でした。
教材・勉強法・攻略法
実際に使った教材や詳しい勉強法などは、こちらの記事で紹介しています。
勉強期間は、カラーコーディネータのスタンダード合格後、だいたい1週間ほどやったら大丈夫でした! カラーコーディネータの勉強がなかったとすれば、2~3週間あれば合格できたと思います。
色彩検定3級の注意点
思ったよりも試験時間が短い
試験時間は70分しかないのに、90問近くのマークシート記入となるので、解答記入だけでも5分~10分はロスします。
塗りつぶしやすい鉛筆などを持って行ったほうが良いです。
また、自分は問題用紙に答えをチェックしてから、最後にマークシートをまとめて塗り潰す方法を取ってみたのですが、これがあまりに愚策でした。
問題を解きながら、1問ずつ塗り潰していったほうが、遥かに効率が良いです。そして、各セクションが終わるごとに、解答欄がずれていないかチェックしていくと、より効率的です。
- マークシートを塗り潰しやすい鉛筆を持っていくこと
- マークシートは一問ずつ塗り潰していくこと
色をしっかり覚えていこう
色彩検定3級では、色を見て答える問題がけっこう多く、その配点も高くなっているので、しっかり覚えていったほうが良いです。
試験直前などは、必ず出題されるであろう慣用色をバラバラと眺めておくと、最後の点数アップに繋がります。
問題用紙は持ち帰りOK
問題用紙にチェックしておくと、試験終了後の速報などを見て、自己採点ができます。
余裕あればやっておくと、すぐに合格不合格の判断ができると思います。
その他、補足
年齢層はわりと高め
3級はカンタンともいわれる試験だったので、学生が多めと思っていましたが、予想以上に大人の方も多くてビックリしました。比率にすると、自分の教室でいえば、社会人の方が多かったように思います。
女性が多め
これも自分の教室の話ですが、男性は2割ほどで、女性が8割ほどでした。帰り道も、女性の方のほうが多かったと思います。美容師さんやネイリストさん、他にも、色を扱う職業は女性のほうが多いためかもしれません。
試験会場はオシャレな人が多め
自分が通っていた理系の大学や、過去に受験した理系の資格試験に比べて、なんだか男女ともにオシャレな人が多かったです。試験内容を考えれば、当たり前といえば当たり前なのかも?
まとめ
色彩検定3級は、資格試験の中ではカンタンなほうで、そんなに難しいテストではありません。
ただ、公式テキストをしっかり読まないと合格できないので、きちんと勉強時間を確保しておきましょう。また、試験時間は意外に短いので、試験当日は頭スッキリの状態で挑んだほうが良いです。二日酔いとか睡眠不足だと、だいぶ辛いので、ちゃんと寝ておきましょう。
これから受験される方は、2~3週間前には勉強スタートしておいたほうが良いと思います!