サブドメインのDNSレコードtxt設定でwebサイトが表示されなくなった原因と対処法
先日、サブドメインで公開をしている某サイトにサーチコンソール(Google Search console)をドメインプロパティで設定しようと、サーバーの管理画面にログインしてDNSレコードのtxtレコードを追加してみたら、その後にwebサイトが落ちてしまって、表示されなくなったことがありました。
エックスサーバーを利用していたのですが、結論としては「サブドメインにDNS設定(txtレコード)をしたら、サブドメインのAレコードも調整する必要がある」というものでした。
要点
最初、親ドメインとサブドメインが以下の設定状況でした。
・親ドメインのDNS設定:各レコードの設定あり
・サブドメインのDNS設定:とくに設定なし(Aレコードに「*.親ドメイン」の記載)
そこに以下の設定をしました。
・親ドメインのDNS設定:そのまま
・サブドメインのDNS設定:txtレコードの追加(Aレコードに「*.親ドメイン」の記載)
これがwebサイトが見られなくなった原因となりました。
対処法
最終的には以下で解決しました。
・親ドメインのDNS設定:そのまま
・サブドメインのDNS設定:txtレコードの追加+Aレコードの変更(「サブドメイン」の記載)
サンプルの文字列で記載をすると、
・最初のAレコード
⇒*.test.com
・txt追加後のAレコード
⇒sub.test.com
のようにしろってことでした。
エックスサーバーでは、サブドメインにDNSレコードをなにかしら追加した場合は、Aレコードでも調整が必要となるため注意が必要です。