ダイソンの扇風機 TP00とTP02とTP03とTP04の違いとは
ダイソンのTPシリーズは、涼風機能と空気清浄機能のついた、タワーファンタイプの空気清浄機能付扇風機となっています。
2018年現在では、TP00、TP02、TP03、TP04のラインナップが発売されています。
目次
TPシリーズの製品展開
TP00
こちらは、ちょっと事情がややこしいので、のちほど紹介します。
TP02
2016年4月から展開された、2016年モデルになっています。(こちらは古いモデルになるので、ダイソンの公式ページからは、紹介が外れているようです。)
TP03
2017年4月から展開された、2017年モデルになっています。
TP04
2018年4月から展開された、2018年モデルになっています。
それぞれの特徴と違い
TP02とTP03の違いはあんまりない!
TP03は、TP02の後継機で、とくに追加された機能などもないので、スペックもほぼ変わりません。
どちらも、重さ3.7kg、最大消費電力56Wで、違いがあるのは金額です。やはりTP02のほうが古いスペックになるので、少し値段が安いです。
そのため、最新機種へのこだわりがなければ、TP02で安く済ませるという選択肢もアリです。価格.comで、かなり安くなっている時がありますので、チェックしておくことが大事です。
TP03とTP04の違いは「重さ・消費電力・ディフューズドモード」の3点!
最新モデルのTP04は、TP03から、少しバージョンアップしています。
まず、一番の目玉は、ディフューズドモードといって、空気清浄をする際、その空気の向きを通常とは逆にする機能がついています。これにより、「冬に扇風機を動かすと寒い問題」を解決しており、シーズン問わず、快適に空気清浄をすることができるようになります。
また、運転モードを「AUTO」にしておくことで、空気の汚れを検知して、ガスや微粒子の減る様子もディスプレイで確認できる機能がついていますし、最大消費電力も56W⇒40Wに低減されています。
一点、ネックとしては、その分、重量が増していることです。TP03までは3.7kgでしたが、TP04は5.04kgと、機能を追加したせいか、少し重くなっています。
あとは金額も、TP03より、9千円~1万円ほど高めになっています。
TP00って何なの?
先ほど説明を省略していたTP00ですが、こちらは一言でいってしまうと、「スマートフォンでのアプリ仕様による遠隔操作(Link)ができないモデル」ということになります。
- TP00とTP02~TP04の違い
- ・PureCool(TP00) ⇒空気清浄機能付扇風機
- ・PureCoolLink(TP02~TP04) ⇒空気清浄機能付扇風機+スマートフォンでのアプリ使用により遠隔操作が可能
そして、TP04を除いて、TP00、TP02、TP03では、いずれも空気清浄機能は同性能であり、ほとんど差異はないそうです。(メーカーに問い合わせて確認しました。)
なので、性能自体でみれば、TP00、TP02、TP03はほぼ同じもので、TP00はスマホ機能がナシ、TP02とTP03はスマホ機能アリ、ということです。
まとめ
TPシリーズの違いを一覧にまとめるとこんな感じです。
- TP00
- ・スマホ機能ナシ
- ・空気清浄機能はTP00~TP03で同じ
- TP02
- ・スマホ機能アリ
- ・空気清浄機能はTP00~TP03で同じ
- TP03
- ・スマホ機能アリ
- ・空気清浄機能はTP00~TP03で同じ
- TP04
- ・スマホ機能アリ
- ・ディフューズドモードなど機能追加
- ・機能追加した分、重さが+1.3kgほど増加
ですので、一年間を通して、空気清浄機として、ずっと愛用したい人は、TP04。夏場だけでOK、または、冬場に風がちょっとばかし出てもOKって人は、コストも楽になるので、TP02~TP03がオススメです。スマホ操作が必要ない人はTP00がオススメです。
また、もし、ヒーターとしての使用も一緒に考えたい方は、空気清浄+涼風+温風を兼ね備えている、HPシリーズを検討しましょう!
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