だれかのなにかに役立てるウェブ制作者YoTaの趣味ブログ

ファミレスのアルバイトで食べられる米・肉・野菜を毎日ゴミ箱に捨て続けた話

著者は、昔、ファミレスの厨房でアルバイトをしていたことがあります。その頃に、最もイヤだったことが、「毎朝、まだ食べることのできる食材を捨てる業務」でした。

ファミレスは食べられる食材を毎日廃棄している

ファミレスなどの厨房で働いたことのある人は知っていることですが、食材にはそれぞれ(店基準の)賞味期限が決められており、その時間を過ぎた食材については、業務規則上、廃棄しなくてはいけません。

毎朝、炊飯器を抱えて米を丸ごと捨てる仕事

自分は朝番だったので、深夜営業で使っていた米は必ず捨てなくてはいけませんでした。

夜にライスを食べるお客さんも少ないので、炊飯器にはかなりのコメが残っていて、それを豪快にゴミ箱に捨てなくてはいけません。

もちろん、それは普通に食べられるお米です。多い時で5kgほど。少ない時で1~2kgといったとこでしょうか。大きい容器を持って、ドカッとバケツに突っ込むのです。

肉も野菜もポイポイ捨てる

味付けの仕込んである、ぷりっぷりのトリ肉。

まだサラダとして使える野菜。

当然、これらも、すべてゴミ箱にポイ、です。

焼けばヨダレが出るくらい美味しい生肉を、そのままゴミ箱に捨てなくてはいけない悲しみは、本当にキツイものです。

なんとかどうにかして欲しい……

アルバイトをしていてずっと思ったことが、こういった「食べられるんだけどファミレスでは捨てないといけない"二次食材"」について、もっと、なんとかならないのかなぁ・・・と。

たとえばすごく安直なんですが、

役所が安く買い上げる。

生活保護受給者に配給する。

給付金を減らし、その分をファミレスに回し、生活保護受給者にはカットした金額以上の食材を与える

生活保護受給者に限らず、動物関係だったり、もしくは、そういう二次食材がむしろ欲しいって人たちだったり……

もちろん、廃棄になる食材の量がランダムになってしまうところがあり、固定した量にならないからシステムの構築・管理が難しいとは思います。ただ、なんか、どうにかうまくならんものかな・・・と。

自分は、今の食べ物飽和社会にも関わらず、小さい頃から食べ物を粗末にするなと育ってきたので、上記の業務が本当にイヤだったのです。

まとめ

全国にはたくさんのファミレス、そして飲食店があります。それらが毎日、ある一定量の食材を廃棄しています。

その量はカウントすると、もしかしたら少ないかもしれないし、もしかしたらとても大きいものかもしれません。

所詮はきれいごとなのかもしれませんが、"二次食材"について、なんとかうまいサービスができればなと願うばかりです。(すでにあれば、嬉しい限りですが……)

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