ふるさと納税の限度額「自営業・個人事業主の計算式と算出方法」まとめ
ふるさと納税の限度額を調べようと、自営業・個人事業主の計算式と算出方法などを検索しまくったので、そのまとめ情報を紹介したいと思います。
目次
概要
先日、人生初のふるさと納税にチャレンジしてみました。
この時、すぐに分かったことの一つが、「自営業のふるさと納税の上限額を調べるサイトが全然ない!」ということでした。
どこもかしこもサラリーマン向けのものばかり。国のHPでさえ自営業の計算式を掲載してくれていない始末。
なんなの? 自営業ってそんなに嫌われてるの?
というわけで、本記事では、自分が自営業のふるさと納税上限額について色々調べて分かったことや、その計算過程などをカンタンにまとめて紹介したいと思います。
これからふるさと納税の上限額の"目安"を知りたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
※注記
著者は、今年はじめてふるさと納税にチャレンジするので、計算過程などに誤りがあるかもしれません。その認識の上で、ご参考になさってください。(2019年、もし誤りが判明したら、適宜訂正予定です。)
自営業のふるさと納税上限額の計算方法
計算式はこれ!
色々とネットサーフィンしたところ、ふるさと納税の上限額については、下記のサイト(記事)がかなり詳しくわかりやすく書いてありました。
▼ふるさとぷらす 「ふるさと納税 控除の目安と限度額の計算方法」
https://furusatoplus.com/info/003/
※ページ真ん中らへんに書いてあります。
そして、ふるさと納税の上限額を求める計算式は下記の通り、とのこと。
★ふるさと納税の上限額 計算式
上限額 = (個人住民税所得割額×20%)÷(100%-基本分10%-所得税率×復興税率1.021)+自己負担2,000円
……はい、これだけ見るとサッパリわけわかんないと思います。
というわけで、詳しくは、エクセルシートを見ながら進めていきます。
計算に必要な項目とは
こちらは自分が実際に計算に使ったエクセルシートです。(金額はサンプル用の適当な数字。)
このサンプルだと、400万円の売上で、だいたい4万円の上限額、という結果になっています。
なお計算結果については、利用している控除の種類によって結構変わってくるのですが、自分の場合は、下記7点の項目を入力すれば、ふるさと納税の上限額を算出できました。
① 1年間の売上
② 1年間の経費
③ 青色/白色
④ 社会保険料控除
⑤ 生命保険料控除
⑥ 基礎控除
⑦ 所得税率
ポイントは、「課税される所得」を求めるところです。こいつを求めて、国税庁の表から、所得税のパーセントさえ調べてピックアップすれば、あとは計算式に代入していくと片付きます。
計算シートのダウンロード
というわけで、自分が利用したエクセルシート、参考までに配布します。ダウンロードしましたら、そのまま使って頂いても良いですし、好きなようにカスタマイズして頂ければと思います。
※ただし、冒頭にも書きましたが、著者は初チャレンジであり、この方法が必ず合っているかの確証はまだ得ていません。あくまで目安・参考としてご利用ください。(個人の責任でご利用ください。)
あと、エクセルを持っていない人は、上記ファイルをダウンロードしてから、Googleドライブのスプレッドシートに変換して利用すると、たぶんそのまま使えます!
ふるさと納税をオトクに利用するには、楽天がオススメ!
楽天でふるさと納税をすると、返礼品+購入額に応じた楽天ポイントを得ることができます。
楽天スーパーセール、5と0のつく日など、色んな組み合わせで頑張ると、楽天ポイントを15%~25%分くらい付与させられるので、普通にふるさと納税するよりも、かなりオトクです。
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まとめ
ある程度でも上限額の目安が分かれば、ふるさと納税をどのように利用するか、方針も決まっていくかと思います。
最近は、返礼品競争の激化などニュースにもなっていて問題視されていますが、まあ利用者の国民からすれば、オトクな時にできるだけ利用しておくことが賢いと思います!(べつに悪いことじゃないので。)