【GAS】 配列の基本的な使い方
Google app script(GAS)の配列の基本的な使い方について、自分の備忘録的も兼ねて、要点をシンプルにまとめてみました。
目次
GAS 配列の基本知識
宣言
GASで配列を宣言する時は、下記の二通り。
【1】
var arr_test = new Array();
【2】
var arr_test = [];
二次元配列の作り方
二次元配列にする時は、
var arr_test = [[],[]];
とすればOKだし、
var arr_test = 二次元配列を返すメソッド
としてもOK。(varがうまいことやってくれる。)
あとは下記のような入れ方でも二次元配列になります。
var arr_test_main=[];
var arr_test_sub1=["a","b","c"];
var arr_test_sub2=["d","e","f"];
arr_test_main = [arr_test_sub1,arr_test_sub2];
配列からの取り出し
一次元配列の時はこんな感じ。
var arr_test = [a,b,c];
Logger.log(arr_test[0]); //aが出力
二次元配列の時は
var arr_test = [[a,b,c],[d,e,f]];
Logger.log(arr_test[0][1]); //bが出力
となります。(縦0番目の横1番目=bとなる)
getValuesメソッドなどで、ガバっとシートのデータを取得した場合は、
arr_test[行][列]
で呼び出せるので、覚えておくと便利です。(for文と組み合わせても良し。)
参考
色んな記事で紹介されていますので、あれこれと読んでみると、さらに理解が深まります。
▼第21回.配列って何なんだ?
https://excel-ubara.com/apps_script1/GAS021.html
▼gasで配列を使ってスプレッドシートにデータ行を追加する方法
https://tonari-it.com/gas-array-push-append/
まとめ
GASを使ったマクロを作成する際、データのいったんの格納場所として、配列を使うことは多いです。(一部メソッドの返す値が配列ということも多いです。)
配列の使い方をきちんと覚えておくと、作成の際、よりスムーズになるかと思います!