だれかのなにかに役立てるウェブ制作者YoTaの趣味ブログ

退職を悩む時は「時給換算千円」を下回るかチェック!

退職するかどうか悩んでいる社会人の方は多いかと思います。もし退職で悩んでいる人は、一つの手段として「時給換算」をしてみるとスッキリするかもしれません。

退職するかどうか悩んでいる時は、まず時給換算をして千円を下回っているかどうか確認しよう!

まずは一ヵ月の稼働時間を確認する

自分の残業時間を計算する時は、決して会社側に入力したタイムカードの数値ではなく、「自分が会社のために稼働していると確信できる時間」で計算してください。

たとえば休日に会社労働していなくても、会社のための準備をしていれば、それも残業カウントになります。(会社のためでなく、自分自身のための時間だと思えることは除外してOKです。)

一般的な労働時間の指標

基本的に社会人の稼働は、下記の計算となります。

・一日「8h」の勤務時間
・週5日勤務なので「週40h」の勤務時間
・月20日勤務として「月160h」の勤務時間

これに残業を考えると、下記の稼働が加わることになります。

・一日の残業時間はMAXで「+6h」ほど。(終電を考慮)
・平日すべて終電帰りになると「月+120h」
・休日出勤をしてフル稼働すると「一日あたり+14h」
・月に休日が8日あるとして、フル稼働すると「+112h」

上記より、もし休日問わずに毎日フル稼働すると、「160h」+「120h」+「112h」となり、合計の稼働時間は「392h」となります。

・・・さすがに、こんな悪魔的な労働を強いられている環境は少ないと信じたいところですが。

まあ一般的には、下記の感じでしょう。

・月の残業80h越え=大変に感じてくる
・月の残業100h越え=けっこうしんどい
・月の残業100h越え、休日が曖昧=かなりしんどい、体調に異変起きてくる
・月の残業150h越え、休日が曖昧=体調に崩れが生じる
・月の残業200h越え=覚醒(良い意味にも悪い意味にも)

だいたい100h越えを体験すると、退職をちらほらっと考えたりするんじゃないかなと思います。もし80h以下で退職を考えている方は、たぶん労働時間とは別の理由で悩んでいるのかもしれません。

自分の残業時間が分かったら、自分の給与を、その合計数値で割ってみる

たとえば、その月にもらった給与が30万円で、月に160h+100hの稼働をしていたとします。

すると、「300,000/260=1153.84...」となります。

この場合は、その月に時給1,184円で仕事をしていたことになります。

これがもし、1,000円を割っていたら、どんな気分でしょうか。おそらく、大体の方が嫌な気分だと思います。

その理由はカンタンです。

残業を100h以上もしているような人は、そもそも時給1,000円の雇用者にはこなせない仕事をしているからです。

自分が一ヵ月の間に会社へ提供した仕事は「時給1000円以下」のもので納得できるかどうか考えてみる

企業・会社の正社員は、色々な無茶ぶりをさせられます。仕事に業務マニュアルがあることはほとんど少なく、色んなことを調べて、考えて、実践して・・・時には、上司よりも大変な仕事をしたり、人のミスをフォローしたりする場合だってあることでしょう。重要な役職・仕事に就いている人ほど、そういう理不尽な仕事は回ってきます。

これで給与手当が満足できる金額なら、受け入れることもできると思います。しかし、日夜終電で頑張ったり、休日返上したり、体調を崩したり・・・それだけ滅私奉公の活動をしているにも関わらず、時給はたったの1,000円以下。はたして納得できるものでしょうか。

もしも納得できないなら、そこで辞める考えを固めていこう

仕事を何のためにするか。それは、おカネを稼ぐためであり、生きるためです。目先の小銭を追いかけて、自分の寿命をひたすらに削るよりは、いったんフラットにしてから再設計してみるのも立派な戦略だと思います。世の中、いったん退職してみると分かりますが、じつにたくさんの人が転職だったり、起業だったり、様々な生き方をしていることが分かりますので、べつに恐れる必要はないと思います。

まとめ

もし転職を考えている人は、まずは時給換算をしてみると良いかと思います。それで1,000円を下回っているような会社は退職を検討してみても良いと思います。なぜなら、会社はどんな詭弁を並べても、結局は「あなたの仕事に対して時給1,000円以下の価値」しか思っていないからです。

ページ上部に戻る