タバコ休憩は許される感じで、ただの休憩はサボって見える職場の不思議
会社員時代、よく思っていたことの一つが、タバコ休憩は許される感じで、ただの休憩はサボっているように見えてしまうという、職場の不思議でした。
目次
タバコ休憩は許される感じで、ただの休憩はサボってるように見える職場の不思議
休憩する上でのタバコの万能さ
「ちょっと一服・・・」
そう言って休憩室に入っていく社員さんは、多くの会社に存在することかと思います。
「タバコだからしょうがないでしょ。許してね。すべてわかってね」
そんな感じの慣れた仕草で、堂々と休憩する喫煙者の姿。会社では、咎める人もあまりいないことでしょう。
そして喫煙室では、真っ白に燃えた矢吹ジョーのようになって、瞑想のような眠りにつく者もいれば、喫煙室でしか出回らない会社の裏情報など、とても自由な空間が形成されています。
しかし・・・禁煙者はそうはいきません。
禁煙者の休憩は肩身が狭い・・・?
タバコを吸わない人は、喫煙室に行くことはありません。
そうなると、休憩室がある職場なら良いのですが、ない場合は、自分の机か、そのへんで休憩するしかありません。
ただ、自分の机で休憩をする場合、矢吹ジョーのようになって眠れるかというと、これはけっこう難しいです。なにしろ他の社員さんはみんな働いているし、人の目が気になって、サボっているように見えてもイヤですし、おちおち眠ることは難しいです。
また、他の人と喋っていても、同じ部屋で仕事をしている人もいるので、私語の自由度も下がってしまいます。
喫煙者と禁煙者の休憩タイムは平等性に欠ける・・・?
もちろん職場によるのですが、自分が勤めていた会社では、正直、喫煙者の方が休憩しやすかったです。
かくいう自分も当時は喫煙者で、喫煙室でしっかり休憩していたので、どれだけ喫煙室が休まる場所か、よく分かっていたのです。
同期の禁煙者にも、「タバコあると休憩しやすくて良いよなー」と言われたこともありますし、確かにタバコさえ持ち出せば、なんか許される感じあるなーというのは、なんとなく職場の雰囲気から察していました。
これは自分の職場だけかもしれませんが、喫煙者が多い職場ほど、そういう空気になりやすい印象をおぼえます。
ただ、確かに休憩という面では平等性に欠けそうですが、喫煙=寿命を縮めるということですので、そういう意味では、老後の休憩タイムを前借りしているような感じですので、人生単位で見ると平等なのかな・・・とも思ったりします。
一番ベストなのは休憩に理解のある職場!
タバコだから休憩できる、というのは誤った職場環境なのは言うまでもありません。
本来は、休憩時間などを決めて、職場がしっかり休憩に対して理解を持っていることが望ましいのだと思います。
まとめ
これから就職・転職をされる方は、面談なんかで余裕があれば、休憩室のことなんかを質問して聞いてみても良いかと思います。意外に、面接者たちの内情を聞けるかもしれませんし、休憩に対して、あまりにも理解のないような職場だと、長続きしないかもしれませんので・・・。