インターネットアーカイブとは? ウェブサイトの過去ページを覗けるwebサービス!
ウェブサイトの過去ページを調べたい時に役立つのがインターネットアーカイブです。以下、詳しく紹介します。
目次
サービスの概要
今回は、webサービス「インターネットアーカイブ(Ineternet Archive)」を紹介します。
「インターネットアーカイブ(Ineternet Archive)」は、、インターネット上に公開されたWebページを一定の条件ごとに保存し、またサーバー上から削除されたコンテンツさえも閲覧できる無料ツールとなっています。
つまり、自分のウェブサイトはもちろんのこと、よそ様のウェブサイトの昔のデザインまで確認できてしまう、たいへん素敵なツール・・・ある意味、とても恐ろしいスケベなツールです。
こちらの「インターネットアーカイブ(Ineternet Archive)」は競合他社との比較検討に用いられるツールですので、webマーケティングをやられている方は、ほとんど御存知だと思います。
まぁ、百聞は一見に如かずです。さっそく試してみましょう!
インターネットアーカイブ(Ineternet Archive)について
インターネットアーカイブ(Ineternet Archive)とは
以下、wikipediaより引用です。
インターネット・アーカイブ(The Internet Archive)は、WWW・マルチメディア資料のアーカイブのひとつを運営している団体である。本部はカリフォルニア州サンフランシスコのリッチモンド地区に置かれている。
アーカイブにはプログラムが自動で、または利用者が手動で収集したウェブページのコピー(ウェブアーカイブ)があり、これは「WWWのスナップショット」と呼ばれる。その他、ソフトウェア・映画・本・録音データ(音楽バンド等の許可によるライブ公演の録音も含む)などがある。アーカイブは、それらの資料を無償で提供している。
▼公式サイトはこちら
https://archive.org/index.php
インターネットアーカイブ(Ineternet Archive)をさっそく使ってみる!
本ブログサイトで効果を検証してみます。
まずはインターネットアーカイブ(Ineternet Archive)の公式サイトへ移動します。
検証したいURLを入力します。今回は、https://my-terrace.com/です。
西暦年号の表と、カレンダーが表示されます。本ブログの場合、2015年に2回、2016年に1回、インデックスされているようです。
2015年の8月1日、最初にインデックスされたアーカイブデータを見てみましょう。
おお・・・懐かしい。これは本当にアップロードしたばかりの頃のデータです。当時、本ブログはサブディレクトリ構造にしていて、https://my-terrace.com/は、ブログページでなかったんですよね。
注意点:インターネット・アーカイブ(The Internet Archive)では、cssが登録されていないケースもある
本ブログの場合、残りの2回分のアーカイブデータを見ると、htmlデータのみでcssなどが登録されておらず、ただhtml文字列だけが出力されていました。
おそらくですが、理由はサーバーに設定したアクセス制限によるものだと思います。
本ブログでは、特定の条件が揃っていないと、サーバーのwpデータにアクセスできないように設定しています。そのため、cssなどのデータを取得できなかったのだと思います。
・・・たぶん。
よそ様のウェブサイトの昔を覗いてみる
他人の昔を覗けてしまうところが、インターネットアーカイブ(Ineternet Archive)の良いところであり、恐ろしいところです。例えるなら、他人の卒業アルバムを勝手に覗けるようなシステム。
開発者はとんだ変〇ですよ!
ということで、今回、餌食になって頂いたのは・・・
web業界で知らない人はいない、オウンドメディアの金字塔「LIG」の昔を覗く!
はい。迷わずLIGさんを選んでしまいました。今でこそ巨大オウンドメディアとなっていますが、そのスタートって・・・とても気になります! ぐへへ・・・。
ということで、さっそくURLを入力。そして、一番古いデータを見てみると・・・
これがLIGの初期デザイン!
どーん。
いかがでしょう。とても時代を感じます。
・・・。そして、よーく見てみると、右下のコラム。
「リニューアルしました」
ということは、つまり、これが最初のものではなく、これより前のデザインがあるということ・・・。
注意点:インターネット・アーカイブ(The Internet Archive)はすべての過去を覗けるわけではない
ご覧のように、インターネット・アーカイブ(The Internet Archive)が、どのタイミングで取得しているのか分かりませんが、ウェブサイトの全データを残しているわけではないので、注意しましょう。
とはいえ、競合他社や、気になる会社のウェブサイトがどういう過程で変化してきたなど調べるには、この上なく便利なツールです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。すでにご存じの方もいらっしゃったかと思いますが、これからwebマーケティングをしたり、webディレクターをされる人は参考にしてみて頂ければと思います!