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企業の人が実際に使っていたファイルストレージサービスまとめ

仕事で取引先とデータのやりとりをするため、ファイルストレージは欠かせないサービスとなっています。

そこで本記事では、自分が会社・企業などの方々と実際に使ったことのあるサービスも交えて、色々と紹介してみたいと思います!

これから、どれを使っていこうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

アップロード・URL発行型のストレージサービス

ストレージサービスまとめ

まずは、ファイルをブラウザ経由でアップロードして、その保存したURLを教えることでデータを転送するタイプのストレージサービスを紹介します。

ギガファイル便

ギガファイル便

ギガファイル便の特徴は、下記の通りです。

・アカウント登録の必要なし
・すべて無料
・個数無制限
・1ファイル100Gまでアップロード可能
・ファイルの保持期限は7日間、14日間、21日間の三択
・ダウンロードpassの設定可能(4桁の半角英数字)

登録の手間なく、カンタンに大容量データを扱えるので、ファイルストレージサービスの中でも、とても便利です。あまりセキュリティ確度の必要ないデータについては、ギガファイル便で扱うと良いかと思います。ただ、アカウントの概念がないため、セキュリティの厳しい相手に対しては使わない方が良いです。

▼URL
http://gigafile.nu/
(運営:株式会社 nu-face hoting service)

ファイアストレージ

ファイアストレージ

ファイアストレージは、会員の種類によって、サービス内容が大きく変わります。
会員プラン詳細

未登録で使うこともできますが、パスワードの変更や確認ができなかったり、共有するURLを控え忘れると、その後知る方法がなくなったりと不便なので、仕事で使う場合は、最低でも無料会員登録はしておいたほうが良いです。有料会員になっても、容量は最大でも10GBなので、あんまり大容量データの転送には向いてませんが、その分、他の設定などが細かくできますので、安心は安心です。

無料会員と未登録状態の特徴

▼URL
http://firestorage.jp/
(運営:ロジックファクトリー株式会社)

宅ふぁいる便

宅ふぁいる便

宅ふぁいる便は、無料でも使えますが、月額500円のビジネスプランが特徴的です。

▼ビジネスプランの特徴
・最大送信容量は50GB
・保存期間は最大10日
・宛先は最大10名
・300件登録可能なアドレスブック
・パスワード設定
・過去1年分の送信履歴
・ウイルスチェック(Symantec社のもの)
・受信者からファイル送信
・署名機能
・広告表示なし
・宅ふぁいるBOX(共有ストレージの利用)

しっかりとしたサービス内容ですので、社内用にアカウントを作って、業務用のストレージサービスにしやすいのかなと思います。また、運営会社はプライバシーマーク取得はもちろんのこと、データセンターのサービスなども提供している素性のしっかりした会社ですので、かなり安心できるかと。

▼URL
https://www.filesend.to/
(運営:株式会社オージス総研)

filecheetah

こちらはかなり限定的なサービスですが、軽く紹介だけ。トップページを見るとすぐに分かりますが、博報堂DYグループ内用のオンラインサービスとなっています。身元のしっかりしたサービスですので、安心してやりとりができます。しっかりした会社だと、自前のブランドでサービスを準備したほうが、より好印象かもしれません。

https://filecheetah.jp/
(運営:博報堂関連?)

クラウド型の共有ストレージサービス

ストレージサービスまとめ

クラウド型の共有ストレージサービスの場合、これまでのサービスのように、アップロードして、そのURLを教えるのではなく、閲覧権限を与えたディレクトリ(ファイル)に第三者をアクセスさせるという感じで、データをやりとりすることができます。また、デスクトップアプリと連携することで、ほとんどローカル環境と変わらず、ファイル操作をすることが可能で、かなりお手軽に扱うことができます。

注意点としては、アクセス権限を適切に設定して公開しないと、関係のない第三者へ情報流出の心配がある点です。昔、たとえばGoogleドライブなどで、すべてのファイルを公開設定にしていた会社があり、問題になったこともあります。

とはいえ、普通にきちんと使っていれば、安心して運用が可能です。

以下、クラウド型のサービスを紹介していきます。

box

ボックス

boxは、世界で6万6千社以上に愛用される、中小企業から大企業まで幅広い、セキュアなファイル共有クラウドサービスです。

プランは個人向け、ビジネス向けがあります。

▼個人向けプランの特徴
・無料で10GB保存
・ファイルのアップロード制限は250MB
・1,200円/月の有料会員は、100GB利用可能で、アップロード制限は5GB

▼ビジネスプランの特徴
・Starterは550円/月で100GB利用可能で、アップロード制限は2GB
・Businessは1,800円/月でストレージ容量が無制限、アップロード制限は5GB
・Enterpriseは応相談で色々カスタマイズ可能。
詳しくはこちら

なんといっても最大の目玉は、ストレージ容量無制限です。たくさんのファイルを扱うところにはオススメです。

▼URL
https://www.box.com/ja-jp/home
(運営:Box)

Dropbox

ドロップボックス

Dropboxは、かなりメジャーなクラウド型のストレージサービスです。

個人の場合、登録時、googleアカウントと紐づけして、お手軽に登録することができて、すぐに使うことができます。

ただ、有料プランに加入しないと、細かいアクセス権限の設定などができず、ビジネス用のストレージサービスとして使うのは難しいかもしれません。

詳しい料金プランは下記の通り。

個人向け
ビジネス向け

ちなみに有名な電通も、広告データの共有にはdropboxを利用しているようで、ビジネス向けであることが分かります。(参考:こちら

▼URL
https://www.dropbox.com
(運営:Dropbox, Inc.)

Googleドライブ

グーグルドライブ

Google Driveは無料で15GBまでファイル保存が可能です。ただ、GmailやGoogleフォトなどを合計した容量となりますので、常に合計ストレージには注意が必要です。

とくに課金することなく、ファイルのバージョン管理や、更新履歴の確認、また、共有する際のアクセス権限なども設定できますので、クラウド型のストレージサービスとしては、かなり便利かと思います。また、スプレッドシートなどのアプリと連携して、共有したデータを一緒に編集作業できたりもして、個人的には超絶便利なストレージサービスの一つだと思っています。(WEB制作会社に勤めていた時代、外注さんと一緒にスプレッドシートで締切に追われて作業したのは良い思い出・・・。)

ちなみに、Google appなど有料に加入すると、保存容量も増えて、さらに便利になります。Googleアカウントに割り振られるアプリはすべてビジネスに便利なものなので、色々と調べて利用すると良いかと思います。

URL省略。(Googleアカウント取得で自動生成されます。)

その他

他にも、クラウド型のストレージサービスだと、iCloud、Yahoo!ボックス、OneDriveなどありますが、自分はビジネスで使っている人を見たことないので、本記事では省略します。

注意点

職場によっては、ルールが決まっている可能性がありますので、独断で勝手に使わないようにしましょう。とくにセキュリティの厳しい会社の場合、各自のPCに対して、ログ追跡などがされているので、勝手な共有ソフトを使っていると、重大な規約違反となり、処罰対象・・・とまではいかずとも、小言・説教をくらうはめになるかもしれません。気をつけましょう。(監視対象は、ローカル・ブラウザともに同じです。)

まとめ

いかがでしたでしょうか。個人的には、無料で使えるものだと、ギガファイル便とG-Driveがかなりおススメですが、しかしBtoBのビジネス用だと、やっぱりきちんとした有料会員になって、しっかりとセキュアな環境でやりとりしたほうが良いかと思います。

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