wp固定ページの中身はphpファイルと管理画面のどっちで運用するべき？

phpファイルの管理について

管理方法

「http://サイトURL/abcde/」というURLで固定ページを作成した時、FTPのテーマディレクトリ階層直下に「page-abcde.php」というファイルを保存しておくと、このphpファイルの内容がそのまま固定ページとして表示されます。

つまり、phpファイルを管理すれば、その固定ページをすべて編集可能、というわけです。

メリット

phpファイルで管理するメリットは以下の通り。

デメリット

デメリットは以下の通り。

管理画面の運用について

管理方法

FTPのテーマディレクトリ階層直下に「page-****.php」というファイルを作成して、その冒頭部分に所定の記述を書くことで、固定ページのテンプレートを作成することができます。

そして、管理画面で上記テンプレートを利用して固定ページを作成することで、phpファイルの中身の一部を管理画面側のエディタで更新できるようになります。

メリット

次に、管理画面で管理するメリットは以下の通り。

デメリット

デメリットはけっこう多いです。

個人的な感想

見比べると分かるのですが、まあある程度web制作に慣れている人であれば、phpファイルで管理したほうが色々と扱いやすいです。

とくに、固定ページの管理画面でテキスト入力していると、wpテンプレートタグが使えないところが好きではありません。phpファイルで管理させとけば、テンプレートタグによって、サイトアドレスとwordpressアドレスを一義的に扱うことができるので、もしもURLを変えるようなことがあっても面倒がないです。

しかし、これが管理画面にテキスト打ちをしていると、テンプレートタグが使えませんので、なにか変更があった時、かなり面倒です。この時に修正量が多ければ、DBをエクスポートして一括置換などして、インポートしなおすといったDB操作が求められることになりますので、できることなら避けたいものです。

一応、ショートコードなどを利用すると、phpの効果を管理画面からも利用できるようになりますが、そもそもfunction.phpをいじらないといけないですし、なんかもう面倒臭さがやばいです。

あと、編集する際、phpファイルだと自分のエディタで編集できるので、とても見やすくて分かりやすいのですが、wordpressのエディタだと、行番号だったり、色分けなどがなくて、ちょっと分かりにくいです。（プラグインでそういったデザイン編集できるものがあるかもしれませんが、基本、そういうの入れたくはないですね……）

まとめ

web制作に慣れている人が更新担当であれば、phpファイル。

web制作に慣れておらず、またFTP操作をさせたくない状況では、管理画面側からなるべく編集できるようにしておいたほうが良さそうと自分は思います。