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パワポの目次は必要なのか不要なのか論争への考察

パワポで資料を作った時、迷うことの一つが「目次を作るか否か」だと思います。そんなパワポ資料の目次の必要有無について、今回は自分なりに考察してみました。

先に結論を述べてしまうと、「その時、その場にいる、お偉いさんの意見に合わせて作れ!」が答えです。

パワポの目次は必要なのかどうか論争についての考察

目次を必要とする側の主張

パワポ資料に目次が必要と主張する人たちの意見としては、「最初の一枚目で、そのパワポがどんな内容を示すのか、その概要を提示してあげることが親切でありマナー」といった感じかと思います。

目次を不要とする側の主張

対して、パワポ資料に目次が不要とする人たちの意見としては、「表紙なんてタイトル読めば終わり。目次なんて読み上げる必要もないし、仮に書いても視聴者は読み飛ばすものなんだから目次は不要」という感じかと思います。

著者の見解

自分は、過去、どちらの主張も体験したことがあります。

つまり、ある教授は目次がいるとし、ある教授は目次なぞいらない、と言ってたのです。

ついでにいうと、就職した先では、「オマエの好きにすれば?」といった、もはやどうでもいいという自由な感じでした。

もはや正解なんて存在しない感じですが、自分なりに考察してみたところ、目次が必要かどうかというのは、「そのパワポ資料が何に使われるのか」という点で判断することが大事なのかと思います。

パワポ資料の種類を見極めよう!

パワポで作る資料には、少なからず種類があります。

たとえば、適当に大別するだけでも、下記の3種類があります。

1.プレゼンテーション
企画・内外発表・勧誘などに使う、視聴者の心を惹きつける工夫が求められるパワポ資料

2.発表会
研究や成果の発表などに使う、視聴者へ専門的な情報を届けることが求められるパワポ資料

3.講義・ガイダンス
案内、説明などに使う、視聴者へ見やすく分かりやすい正確な情報を届けることが求められるパワポ資料。

このように区別してから、目次の必要有無を考えてみると、2と3は資料として読み返すことを想定した資料になっていますので、目次はあったほうが良いように感じます。

ただ、1のようにプレゼンテーション資料は、ドキュメントよりも、むしろスピーチのうまさだったり、魅力的な写真・映像が求められることが多いので、べつに目次をつける意味はあまりないんじゃないかなと個人的には感じます。

appleが唱えるパワポ不要説

余談になりますが、ちょっと前に、appleの方で、「パワポ不要」という説を唱えている人がいました。ただ、これはあくまでプレゼンテーションに限る話だと自分は考えます。学会発表だったり技術発表だったり、そういった、情報の正確さをテーマにした話し合いをするためには、やはりスライド資料・データは欠かせないかと。

結局、業に従うのが一番、正解

あたかも目次はいる時もあればいらない時もある、というように書いてきましたが、それらもあくまで机上の話であって、実行上は、「その場にいるお偉いさんに従うのがベスト」というのが自分の最終的な結論です。

身もふたもない結論ですが、偉い人がいると言えばいるし、いらないと言えばいらないもんです。そんな無駄な論争に時間を浪費せず、さっさと指示された通りにスライド作って定時に帰る努力をしたほうが賢明でしょう。

まとめ

パワポの目次はあっても良いし、なくても良いようなものです。しかし、それにこだわりを持っている人もいるので気をつけましょう、という代物です。

ですので、権力には抵抗せず即座に屈して、長いモノにはさっさと巻かれるようにしましょう。それが組織で長生きするコツです。

どちらが正解、なんてカンタンに安易に決めつけることほど、愚かなことはないと著者は思います!

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