バルミューダとダイソンの扇風機はどっちがいい? 比較まとめ
夏といえば扇風機ですが、ちょっと奮発した買い替えを考えると、迷うブランドの二大筆頭がバルミューダとダイソンです。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、どういうところをチェックした方が良いのか、簡単にまとめてみました。
目次
ダイソンとバルミューダはどっちを買えばいいの?
ダイソンのメリット・デメリット
ファンレスという、新たな価値を生み出したダイソン扇風機ですが、メリットとデメリットは下記の通りです。
良い点
・唯一無二のデザイン性「ファンレス」
・風の質がキメ細やか
・風量調整を細かくできる
・自然で心地よい風
・空気洗浄機とセットのものもある
・分解しないで良いので掃除がラク
悪い点
・広い部屋ではパワー不足を感じる
・風量を強くしてパワーを上げると音が結構うるさい
・風向きの多角さはサーキュレータに負ける
・床に寝転がると、あまり涼しくない(地面にはあまり風がこない)
・取っ手がないので持ち運びが面倒(土台から持ち上げる必要あり)
めちゃくちゃスタイリッシュで部屋に飾ると最高にかっこいい扇風機なのですが、その分、持ち運びが億劫だったり、風の性能に少し制限あったりします。
とくに、寝転がりながらテレビを見ている時など、地面にはあまり涼しい風が届かないので、置く場所に工夫が必要です。(いちいち移動させる時に気を使わないといけない点が、微妙に面倒)
ただし、そんなに広くない部屋や、デスクワークに置く扇風機としては、ダントツの魅力です。
バルミューダのメリット・デメリット
バルミューダは、DCモーターによる静音化と、徹底した風へのこだわりが特徴の扇風機です。
良い点
・しっかり涼しい風がくる
・風向きが多角的で調整しやすい
・DCモーターで静音駆動
・自然で心地よい風
・取っ手があって持ち運びがラク
・高さ調整で卓上にも置ける
・デザイン性が良い
悪い点
・ファンがあってホコリが溜まる
・ダイソンのファンレスにはスタイリッシュ性が負ける
従来ながらの扇風機の形状をしながらも、そのデザインは洗練されてスタイリッシュです。ファンレスのかっこよさは実現できませんが、多くのモダンなレイアウトに馴染むデザインです。
また、昔ながらのファンがあるからこそ、風の強さ、柔らかさのこだわり、多角的な風向きが可能となっており、持ち運びもラクです。
広い部屋、狭い部屋どちらでも活躍しますし、持ち運びもラクなので家族内で兼用もできます。唯一、ホコリが溜まりやすいという欠点がありますが、それを除けば、大満足の扇風機です。
消費電力はダイソンよりバルミューダのほうが少ない
扇風機は夏場くらいしか使いませんが、消費電力を比較すると、ダイソンが40W程度、バルミューダは10~20W程度になっており、バルミューダに軍配が上がります。
風を作らないといけないダイソンに対し、バルミューダはモーターでファンを回すだけで良いので、電力効果に差が生まれます。
で、どっちがいいの?
答えは、用途次第です。
パソコンなどデスクワークメインで、あまり扇風機の場所を移動させず、室内のレイアウトにこだわりたいなら、ダイソンは最高の一品になると思います。
一方、リビングなどの広い部屋で、寝転がりながらテレビを観たり、ソファに座って本を読んだり、テーブルに座って食事をしたり、色々と風を送る場所が変わるのであれば、バルミューダのように多角的&小回りのきく扇風機のほうが使いやすいです。
もちろん、細かいことを気にせず、それぞれ逆の使い方をしても、まったく問題ありません。
金額が気になる人は他社メーカーの検討を
ダイソンとバルミューダは、扇風機の中でも高額な製品です。
値段がどうしても気になる人は、他社メーカーで検討することも大事です。
そもそも、「所詮は扇風機」と言ってしまえば、それまでのことです。
デザインや風の質にこだわらないのであれば、数千円くらいでも購入ができます。
安いながらも高品質なものが欲しければ、やっぱりアイリスオーヤマなどがオススメです。
まとめ
ダイソンとバルミューダは、それぞれに一長一短なところがあります。
家の中でどのように使うかを想像して、それから決めると、後から後悔する懸念も減るかと思います。