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肩腱板断裂で治らないと言われたが医者の誤診で大丈夫だった話

昨年、肩が痛くなって腕が上がらなくなったので、近所の整形外科へ行ってみたら「肩腱板が損傷というか断裂していそうだね」と言われて、その後に「二度と治らない、保存療法してダメだったら手術しかない」みたいな言われ方をして失意のどん底にいました。

しかし、のちにわかったのですが、その医者はヤブ医者で、他のきちんとした肩の専門病院へ行ったら、「時間はかかるけど普通に治るよ」と言われて大丈夫だったので、同じような悩みを抱えている方のため、その時の体験談をお伝えしようと思います。

先に結論を伝えておくと、もし普段は感じない肩の痛みを感じた時は、近所の整形外科などではなく、少し遠くても、きちんとした肩の専門病院へ行ってみることをオススメします!

肩に痛みが生じ始めた時の話

それはある日の突然のことでした。肩を上げて動かそうとすると、ある一定角度からピリッとした痛みが生じて、それ以上の動きをしようとすると、間違いなく神経がやばい痛みになる、という感じになってしまいました。

明らかに通常の痛みと異なり、それが2週間以上も続いたので、さすがに病院へ行かないと…と思い、近所の整形外科へ行ってみることにしたのですが、これが今にして思えば失敗でした。

肩腱板の損傷・断裂を誤診された時の話

近所の整形外科へ行くと、レントゲン撮影の後、老人の医師から、こんなことを言われました。

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これは肩腱板の損傷…いや、断裂だね

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もう二度と戻らないから、保存療法しても痛みが取れないなら手術だね

てっきり治るものだと思っていただけに、いきなりの不治の病的な言い方をされて、本当にびっくりしました。

この時に初めて知ったのですが、肩腱板の損傷・断裂は、以下のような特徴があるそうです。

  • いわゆる四十肩とは別の症状
  • 男性の40歳以上の2/3がなるものらしい
  • 肩腱板は損傷したり断裂すると手術以外には基本的には戻らない

なので、今後は保存療法を続けつつ、もう過度な運動やスポーツは避けていかないとな、と本当にショックな気持ちになっていました。

しかし、帰宅してから冷静に振り返ってみると、その医師は少し適当な感じもあり、

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肩はもう絶対に冷やさない方が良いから

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ある日いきなりボーン!って激痛になるから!

みたいな感じだったし、保存療法についても紙のパンフを渡されて、痛みを感じない範囲でやりなさいね、のアドバイスだけ。さらには肩の様子もろくにチェックせず、電気を走らせる器具みたいなもので少しマッサージしただけで、

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あとは次回MRI取るから、ここの病院に行くように受付で予約してきて

そして半ば強制的に、流れのままに予約して終了したのですが、

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なんだか胡散臭いなぁ…

というのが正直な感想でした。

セカンドオピニオンで肩の専門医へ行った時の話

その後、ネットで調べたり友人に聞いてみたところ、同じ肩腱板の損傷・断裂になって手術で回復した人の行きつけ病院を知り、自分もそこに行ってみることにしました。

そこは「肩の専門病院」と看板を掲げているだけあり、HPも充実しているし、施設も綺麗だし、なんだか安心感がすごかったです。(具体的な病院名は伏せますが、プロスポーツ選手もお世話になったそうです。)

せっかく高額のMRIをするなら、胡散臭い病院より、ちゃんと誠実さを感じる病院にお願いしたい、という気持ちもありました。

で、結論で伝えると、これが大正解でした。

まず、医師の方の診察も丁寧で、肩の可動域をあらゆる角度に少しずつ確認して頂き、レントゲン写真を見ながら触診だけで、

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これは肩腱板の損傷・断裂ではないと思います

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たまにこういう症状なる方いるのですが、今までの患者の見立てでいうと、半年~1年くらいはかかるのですが、治りますよ

とのこと。また、実際に半年以上が経過した今、肩の具合はほぼ落ち着きつつあり、この時の医師が話してくれたことのほうが真実でした。

もちろんMRIをとっても、肩鍵盤は損傷・断裂しておらず、肩の筋肉や神経が固くなってしまっている、という症状であることがわかりました。

その後はリハビリをしながら、軽い運動をしつつ、安静にしつつ、少しずつ回復していってました。

また、サウナに入ってもOKだし、肩を冷やしてはいけない、というのも、肩の専門医師は、そんなことないから普通にしていて良いよ、とのことでした。

まとめ

結論としては、セカンドオピニオンに行ってみることは本当に大事だなって思いました。

あのまま謎のヤブ医師の言いつけを守って、肩を動かさず、十分なリハビリをせず、ただ縮こまっていたら、本当にどうなっていたのやら…。

必ずしも、というわけではないのですが、予想をしていない重たい病気になった、でも本当に…? と思った時は、その症状に関する専門の病院を探して、他の医師のアドバイスももらったほうが良いと自分は思います。(別件ですが、他の病気でもセカンドオピニオンをつけることで無事に解決したことがありました。

今までの人生経験で振り返った時、医師の当たりはずれは確実にあるので、自分に合う医師、その時の症状に合う医師を見つけることが大事です!

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