NASのDS216jでRAID1を組んでみた・その1 組立編
先日、友人に頼まれてNASのDS216jでRAID1を組んだので、その組立・設定方法について紹介したいと思います。
目次
DS216jでRAID1を組んでみた
DS216jの詳細はこちら
機材の準備
まずはNAS本体のDS216jを準備します。
・・・えっと。
自分が昨年購入した時より8,000円ほど安くなっていますね・・・
・
・
・
・
・
(気を取り直して)次に、DS216jに取り付ける、NAS専用のHDDを2台、準備します。
・・・えっと。
自分が昨年購入した時には、1TBで9,000円くらいだったんですが・・・
・
・
・
・
・
まあ、ストレージが年月とともに値下がりするのは仕方ないことなので、過去のことは、潔く忘れることにしましょう。(著者は、昔、30GBの外付HDDを1万円、256MBのフラッシュメモリに3,000円近く支払ったことを未だに忘れていない・・・!)
資材の準備ができたら、さっそく組立をしていきます。
HDD2基をつけて組立!
DS216jとWD-REDのHDD2台がこちら。
NAS本体のケースを外して、カートリッジを出します。
WD-REDのHDDを2基、差し込みます。
こちらは上から見た図で、まだ差し込みが甘い様子です。
キチッと奥まで差し込みましょう。
3.5inchのHDDですので、こちらのネジを使って固定していきます。
筐体横から、HDDを固定。正直、あんまり強く締める必要はないので、無理はせずに。
HDDを搭載したら、先ほど外したNAS本体のケースをかぶせて、バックパネルからネジ止め2本をして、組立は終わりです!
所要時間は5分~10分程度の、じつにカンタン作業です!
DS216jを起動する
組立が終わったら、ルーターもしくはハブにLANケーブルを刺して、DS216jの電源を入れます。起動すると、自動的にあれこれ設定し始めてくれて、途中でピープ音が鳴るので、びっくりしないようにしましょう。
少し時間が経過したところで、同じLAN環境にある端末から、DS216jの管理画面にアクセスして、DSMをインストールするなど、初期セットアップをしていきます。
▼初期セットアップについて詳しく知りたい方はこちら
そして、初期セットアップが終わったら、いよいよRAIDを組んでいきます。ちなみに3TBのHDDが二台なので、RAID1を組んだ時の最大容量は6TBではなく、3TBとなりますので、ご注意。(意味不明な人は、RAIDについてググって調べておこう!)
RAID1の設定をする!
ここで、ふと疑問に思うことがあります。
それは、普通、初期セットアップでRAIDも設定するのでは・・・?ということです。
答えとして、じつはDS216jでは、HDDを2台つけると、自動的にRAIDを組む仕様になっています。そのため、上記の組立をした場合、自動的にRAIDが組まれています。ただし、これはRAID1ではなく、SHR (Synology Hybrid RAID)という、ちょっと独自のものになっています。
SHRでも、RAID1と同じ機能、もしくはそれ以上のサービスがある機能になっているのかもしれませんが、今回はこのSHR設定をいったん削除して、通常のRAID1を組んでいきます。
そして、RAID1の設定方法ですが・・・
記事が長くなってきましたので、分割しました。
お手数ですが、設定方法を知りたい方は、こちらをお読みください!
▼続き