女子大生がおかわり無料の学食で「女子はトクしないじゃん」と言っておかわり廃止にさせた話
余計な一言ってあると思います。今回はそんな話です。
目次
概要
昔、ある大学のある学食では、ゴハンがおかわり無料でした。
その学食は、大学構内の外れにあるサークル棟や研究棟の近くにあって、メインの本キャンパスに通う学生たちはあまり利用しない、いわゆるサブ的な学食でした。
主な客層は、もちろん運動部・研究をしている学生たち。
部活や研究で疲弊した彼らは食事にボリュームを求めており、そのため、サブ食堂側も気を利かせてくれて、ライスおかわり無料制度は成り立っていました。
食堂に行くと、おっちゃんがニコニコして、「はい!がんばれよ!」という感じでご飯をよそってくれるので、まあ嬉しかったものです。
・・・それがある日、唐突に終わりを迎えました。
いつものように学食へ行くと、「おかわり無料」の看板が、「大盛無料」になっていたのです。
「あれ、おっちゃん。おかわりってなくなったの・・・?」
おっちゃんに聞くと、
「ああ、それはね・・・」
と事情を教えてくれました。
おかわり無料制度の崩壊・・・
その日、おっちゃんがいつものように食堂で働いていると、一人の女子が颯爽と現れて、看板を見ながら、
「これって女子(小食の人)はトクしないじゃん」
と、詰め寄ってきたそうです。
一介の従業員であるおっちゃんにはどうしようもないので困っていたところ――
ちょうどその日、学食に訪れていたオーナーが、その現場に居合わせていて、怒った雰囲気の女子大生に向かって、一言。
「そうだね。じゃあ、おかわりはナシにして、デザートをサービスしようか」
・・・かくして、おかわり制度は、あっけなく終わったらしいです。。。
おかわり無料だったライスは、見るも可愛らしい、スプーン3すくい程度の杏仁豆腐に変わってしまったのです。
おっちゃんと利用者の嘆き
食堂にいると、自分以外にも続々と驚いている人がいました。
そして、これには店員のおっちゃんも怒っていて、
「あんな(洒落た服装をした女の)子、普段、この食堂にはまったく来ないのにさぁ!」
と、オーナーの突然の判断に、どうにもこうにも納得していない様子。
女子は基本、メニューも多くて味も良いため、メインキャンパス近くにあるメイン学食のほうを利用するのですが、その女子大生は、その日、なぜかふらっとサブ食堂に寄ったみたいでした。
そして、それが、ちょうどタイミングの良いというか、悪いというか、たまにしかオーナーの来ない日と鉢合わせしてしまった、ということだったのです・・・
なんてこったい!
著者の感想
まあ、個人的には、ライスが正しかったのか、杏仁豆腐が正しかったのかは、どっちでもオマケしてくれてることに変わりはないし、どうでもいいんですが、一点、「権力者がろくに現場を見ず、データをちゃんと集めず、制度を変えてしまった」というところが、どうにも腑に落ちませんでした。
なんだかなぁ・・・と、煮え切らない気持ちです。
女子大生のためというか、もしかしたらライスの経費削減目的が本音だったのでは、と勘ぐってしまいますが、しかし、そんなこと考えつつも、杏仁豆腐をしっかり美味しく頂いていますので、それ以上はなにも言えやしないです。
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デザートもらえるだけ、感謝しよう!
まとめ
最近、大食い番組を見ていて、ふと今回の話を思い出したので、なんとなくブログにしてみた次第です。
本当、チラシの裏の日記みたいな内容だったのですが、最後まで読んで頂いて、ありがとうございます・・・!