だれかのなにかに役立てるウェブ制作者YoTaの趣味ブログ

いきなり応用情報を受けて大丈夫? 実際に飛び級してみた感想まとめ

先日、自分は応用情報技術者試験に、4度目の挑戦で合格しました。ITパスポートも基本情報技術者試験も受けておらず、いきなり応用情報からのチャレンジでした。

そんな自分の体験談をもとに、いきなり飛び級受験することのメリットやデメリット、判断材料などを紹介したいと思います。

いきなり応用情報技術者試験を受けるのはアリ? ナシ?

結論「受けられる人は受けてOK!」

当たり前のことですが、「受かりそう」と思う人は、最初から応用情報技術者試験を狙ってOKです。

応用情報から受験するメリットは「時短」

レベルとしては、「ITパスポート⇒基本情報技術者試験⇒応用情報技術者試験」の順番で受験するのが正規コースです。

しかし、飛び級の禁止はされていないので、いきなり応用情報から受けて合格できれば、二つの試験を飛ばしての時短ができます。

YoTa アイコン

ただ、ITパスポートはCBT方式で、自分の好きなタイミングで随時受験できるので、まずはITパスポートを受けてみるのもアリだと思います!

応用情報は就職や転職にも役立つ!

それなりに難易度がある応用情報技術者試験は、履歴書に書ける立派な資格となっています。中規模以上のIT/WEB系の会社などでは昇進条件になっていることもあるので、早いうちから取得しておくとオトクです。

また、コロナ禍になってから話題になったデジタル庁では、採用条件に応用情報技術者試験以上の資格とあるので、転職において実利として役立つ場面もあります。今後はIT/DX社会になっていくので、今まで以上に、かなり有用な資格になっていくと思います。

IPA試験は国家資格!
経済産業省が認定している国家試験なので、ある程度の社会的な信頼性があります。

デメリットは「落ち続けると凹む」

いきなり受験して、すぐに合格できると嬉しいのですが、しかし現実はけっこう厳しいもので、応用情報技術者試験はなかなか合格しにくい試験としても有名です。

「応用情報技術者試験 落ち続ける」
「応用情報技術者試験 受からない」

などで検索してみると、色んな方々の失敗談を読むことができます。

とくにネックなのが、「合格者数の調整&午後試験の相対評価」です。毎回の合格者割合が20%前後と決まっているため、足切り調整を受けて、午後試験が50~59点と合格ラインぎりぎり手前で不合格になる人も多く、かなり精神的に凹みます。

また、午後試験は長文の読解問題ということもあり、ただ暗記すれば解けるジャンルの問題ではないので、いったん不合格のループに陥ると、抜け出すのが、なかなか難しいです。

YoTa アイコン

自分の体験談でいっても、落ち続けている時はけっこう凹みました…。

就職・転職などタイムリミットがあるなら計画的に試験を受けていくべき

たとえば大学2~3年の学生が就活に備えて受験する場合、いきなり応用情報技術者試験を受けて合格できれば大金星ですが、沼にハマると、「勉強はしているのに資格は得られない」というジレンマに陥ります。これはものすごいデメリットです。

「着実に資格は取っていきたい」という状況においては、やっぱり順番に試験を受けていくことが大事です。

新卒採用において、応用情報技術者試験は評価される資格ですが、業種分野によっては、ITパスポートや基本情報技術者試験でも、そこそこ評価される場合もあります。(少なくとも、ないよりはあったほうが良い)

「いつまでに資格が欲しいか」というスケジュール感を意識して、どのレベルから受験するか判断していきましょう。

YoTa アイコン

自分の場合、とくに締切などはなかったので飛び級の判断をしましたが、「1~2年以内に就活する」などの締切条件があれば、合格実績を着実に積み重ねるためにも、「ITパスポート→基本情報技術者試験→応用情報技術者試験」の順番で受験していたと思います。(応用情報に落ちても、なにかしら履歴書に記載できるものは取得しておきたいと考えます。)

一番大事なことは「自分に合ったレベルの受験をすること」

まずは受験を決める前に、実際に出題される問題を見てから判断しましょう。

もし、IT/WEB系の用語がさっぱりわからない人は、ちゃんとITパスポートから受けていくべきですし、ある程度の用語がわかるけど応用情報の問題が難し過ぎると感じるなら、基本情報技術者試験から受けていくべきです。

そして、勉強すれば合格できそうと思えたなら、いきなり応用情報技術者試験から受けていくのもアリです。

YoTa アイコン

まずはいきなり過去問をざっと確認してみて、どれくらい頑張ればやれそうかどうかを見極めてから、飛び級の判断をしましょう。

周囲の価値観に惑わされないことも大事

資格試験をやろうとすると、

読者 アイコン

そんなの意味ないって

読者 アイコン

応用情報なんてやるより実際のプログラム作るべき

読者 アイコン

ITパスポートなんて受けるの? 資格で書くなら応用情報からでしょ

みたいな、変な価値観を押し付けて、邪魔してくる人たちが現れたりします。

しかし、この時に信じるべきことは「自分自身のやりたい」という意志であり、直感です。

情報系の資格を取りたいと思ったなら、その気持ちを真っすぐエネルギーに変換して、勉強に取り組むべきです。

また、応用情報で学んだ知識だったり考え方というのは、全く役に立たないなんてことはなく、業界において最低限知っておくべきことが多く、少なくとも「やっても意味がない」ということは全くありません。

とくにweb業界の人であれば、コンピュータ構成、ネットワーク、システム構成要素、データベース、ネットワーク、セキュリティ、各種開発技術、ストラテジなど、すべて知っておくべきことです。

「資格を取りたい、勉強したい」と思ったなら、その気持ちをとにかく大事にしましょう。

まとめ

いきなり応用情報から飛び級で受験するのは、合格できると思う人ならチャレンジしてOKですし、自信がない人や履歴書の空欄を埋めたい人は、ITパスポートや基本情報から着実に受験していくほうがスムーズかと思います!

おまけで、下記リンクにて自分の体験談を紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

ページ上部に戻る