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応用情報『午後問題』の点数を着実にアップさせた勉強法&解答テクニックまとめ

先日、4度目のチャレンジで、応用情報技術者試験に合格しました。

1回目~3回目では午後試験が2~6点ほど足りず不合格になっていたのですが、そこから合格できた時の勉強法やテクニックについて、体験談をもとに紹介したいと思います。

午後試験で着実に点数アップさせる具体的な勉強法

まずは緑本を買おう

応用情報の午後試験対策で有名なのが、こちらの参考書。通称、「緑本」です。

いきなり宣伝みたいになっちゃいますが、自分の体験談でいえば、この本は午後試験の対策に必須です。過去問をやるだけなら過去問道場でもいいのですが、緑本は初心者にもわかりやすい解説がついているからです。午後試験の対策を本格的にやろうとするなら、まずは緑本からスタートしましょう。

また、買う時は、なるべく最新のものを選びましょう。午後試験は時代の流れに応じて出題傾向が変わりやすいからです。

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自分の体験談でいえば、昔のデータベースやネットワークはカンタンなものが多かったのですが、最近は難しい傾向にあったりします。また、昔の時代はスマホやクラウド、Wifiなど色んなものが無かった時代ですので、その頃の問題をやっても、効率は良くないです。

最初に一通り問題を解いて自分に合う分野を探そう

午後試験は、全11分野から構成されます。

そのうち、情報セキュリティは必須分野として決まっており、残り4つの分野を10ジャンルから選ぶ必要があります。

つまり、早い段階で、自分が挑戦する分野を決めておいたほうが良い、ということです。

午前試験の勉強がそれなりに進んだら、午後試験の問題も一通り解いてみて、自分に合った分野を探すようにしましょう。

分野の選び方は、こちらの記事で詳しくまとめていますので、参考にしてみてください。

1~2分で問題の難易度をざっくり見極める練習をしておこう

午後試験は、その試験回において、どの分野の問題を選ぶかで、大きく運命が変わります。

若干の運ゲー要素を感じる制度になっていますが、その中で、よりラッキーを引き寄せるためには、「問題の難易度を見極める視点」が重要となります。

具体的には、最初の1~2分で問題全体の概要をざっくり読んで、「自分が解けるかどうか」を見極める視点が大事、ということです。

自分の体験談でいえば、1回目の受験では「システム監査」を選んでボロボロだったので、2回目の受験の時に選ばなかったのですが、これが完全に失敗でした。後になってから復習してみると、2回目の受験時の「システム監査」はとてもカンタンで、試しに解いてみたら満点だった、という悲しい結果だったからです。「たられば」にはなりますが、2回目の受験は2点不足で不合格だったので、システム監査を選んでいれば合格していたのだと思います。

4回目の受験で合格した時は、この時の反省を活かせて、「自分がほとんど解けるであろう問題」をきちんと選ぶことができて、無事に合格することができました。(ただし、この時に選んだネットワーク分野は最初カンタンと思ったら、じつはけっこうな難問で、こいつだけは同じ失敗を繰り返してしまいました…)

話を戻しますと、こういった問題の難易度を見極めるためにどうすればいいかといえば、とにかく問題に触れまくるしかありません。

午後の問題は解けるだけ解いておく

午後試験の過去問をやってみると、「こんなの運ゲーじゃん、勉強してもムダ」と思われる方が多いと思います。もれなく、自分もそう思っていました。

しかし、いざ何回も過去問を解いていくと、「運ゲー」の中にも「共通する要素」みたいのがあって、勉強すればするほど、そういったコツやテクニックを掴むことができるようになります。

すなわち、ちゃんと勉強していけば、午後の正答率も着実にアップする、ということです。

具体的には、

  • その分野の知識が体系的に深まる
  • その分野の重要なポイントがわかる
  • どういう問題が出やすいのか傾向が掴めてくる
  • 自分の間違えやすいポイントがわかる
  • 漢字や英語のスペルがわからない場面に遭遇する(記憶力が強まる
  • 時間のペース配分がわかってくる
  • 読解力が鍛えられる
  • それぞれの分野での攻略法を事前に知ることができる。

といった経験値を得ることができます。

また、午後試験の勉強をすると、さらに各分野の体系的な理解ができるようになるので、結果として、午前試験の強化にもつながります。

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午後の過去問を解くのはとても大変ですが、「やってもムダ」は単なる甘えです。半ば運ゲーの午後試験ではありますが、ラッキーを引き寄せるためには、やっぱり地道に勉強を続けるしかないです。

過去問の演習は解答用紙を印刷して解こう

過去問を解く時は、過去問道場のデータを利用して、解答用紙を印刷するようにしましょう。勉強の時短になります。また、ダラダラと問題を解くのではなく、実際のテストをイメージしながら演習することが大事です。

過去問の演習は制限時間を意識してやろう

午後試験が鬼門とされる理由の一つに、制限時間が短い、というものがあります。

150分の試験で大問5題を解くので、大問1つにつき、30分以内に解く必要があります。

ただし、150分フルに集中することは、なかなか一般人には難しいことです。そのため、演習においては、大問1つにつき、20~25分を目安に頑張るようにしましょう。

そして、最初の頃は、大問を一つずつの演習でOKですが、午後試験に慣れてきたら、大問を2つや3つ、最終的には5つ連続して解くようにしていきましょう。

午後試験は、勉強量も大事ですが、試験当日いかに集中できるかといった、体調面も重要な要素となります。普段からマラソン気分で「長文問題の集中力」を鍛えることも大切です。

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午後の問題を解けば解くほど、長文問題への集中力も身についてきます。これもまた、「勉強しても無駄ではない」要素の一つです。

続いて、午後試験の問題解法におけるテクニックも少し紹介したいと思います。

午後試験で細かな点数アップを狙う具体的な解答テクニック

まずは問題の難易度をざっくり見極めよう

先ほど勉強法でも書きましたが、ざっくり問題を読んで、難易度を見極めることは大切です。

試験当日、自分が選ぼうとしている分野の問題を眺めて、「自分が解けそうな問題」だったり、「自分が絶対に解けなさそうな問題」を見極めることが大事です。

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そんなのできないよ!って人は、いっそ選択する分野を決め打ちする戦法もアリです。そうすると無駄な迷いがなくなるので、とにかく問題に集中できるためです。試験回の相性が悪かった時は、また次回に頑張ると割り切れるなら、なかなか有効な作戦だと思います。

問題文を読む前に設問を読もう

ここは人によるかもしれませんが、自分は問題文を読む前に、先に設問を見ておくことをおすすめします。

というのも、

・文章回答が多いのか
・記号回答が多いのか
・計算回答が多いのか

などは、先にわかっておいたほうが良いからです。

とくに、下線部①~③みたいに聞かれる問題は、どこのパラグラフの内容を話題にしているか明記されているので、「問題文を読む時に注意するべき点」が明らかになります。

何度も過去問をやって、練習しておくことをお勧めします。

登場人物・登場会社・プロジェクトなどの関係はカンタンな図にまとめよう

どの問題においても、A君とかX社とか色々な名前が出てきて、会社同士のプロジェクトだったり、部門同士のやりとりだったり、という内容になってくるので、カンタンな関連図を書くようにすると、問題解法に役立ちます。

頭の中で整理できる時は書かなくてOKですが、登場する単語が多くなってくると、図でシンプルにまとめると、すごく問題を解きやすくなります。

ただし、図にこだわりすぎると、制限時間がたくさん減るので、注意は必要です。書くのは、自分だけがわかればいいメモ書きレベルでOKです。

問題を読む時は「図表」と「パラグラフ」を必ず確認しよう

午後試験の過去問では、ほとんどの分野で、「図表」と「パラグラフ」が記載されています。

とくに「図表」は、その問題のコアとなる内容が詰まっていることが多いので、まずはこれを徹底的に見てから文章を読んでいくと、かなりスムーズに内容を理解できたりします。

また、「パラグラフ」は、たとえば「プロジェクト改修前」とか「プロジェクトの問題」とか「担当〇〇の検討した案」とか「部長〇〇の懸念」など、じつは、各問題において、段落ごとの区切りがされていることがほとんどです。こういった「段落」ごとの「情報のまとまり」を意識すると、問題文を読むスピードがアップします。

設問で聞かれていることをしっかり読もう

制限時間の短い試験ですので、急ぐ気持ちはわかります。

ただ、設問で聞かれていることを見落としてしまうと、答えは見当違いになりますし、無駄な時間を浪費してもったいないことになってしまいます。

設問では何を聞かれているのか、しっかり確認するようにしましょう。

自分の体験談でいえば、たとえば「〇〇の視点で」という部分を見落としてしまい、まったく違う回答をしてミスしたことがあります。

  • 「〇〇の視点で」などの注記があれば、そのパラグラフ部分をもとに回答すること
  • 何のことを聞かれているのか、しっかり確認すること

原則、答えは問題文の表現をベースにしよう

午後試験の勉強をしていると、筆記で答えを書くものだから、なんだか無数に答えが存在するような錯覚に陥る時があります。

しかし、ここで冷静に考えてみて欲しいことがあります。

応用情報技術者試験は、資格試験です。そのため、ある程度の公平性・規則性が求められます。

そういう中で、いくら筆記試験とはいえ、答えを無数に用意するなんてこと、するわけがありません。文字数制限つきの文章回答においては、「これが正解」という模範解答を用意したいに決まっています。

となると、正解者みんなには、それなりに共通した形式での回答をしてほしいところです。

つまり、答えになる文章は、できるだけ問題文にある表現をそのまま引用したほうが都合よい、ということです。

なので、基本的には、筆記問題の答えは問題文の中に隠されており、その引用をした回答が好まれます。過去問をやってみると、そのことがよくわかると思います。

「筆記形式の回答だと書き方がわからない」という人は、そんな背景を意識しつつ、原則は問題文の表現をベースにした回答をすると点数アップにつながると思います。

ただし、問題によっては、「問題文の記述内容をベースにしつつ、こうなって、こうなったから、こうなった」みたいな2段階~3段階活用した文章にしないと正答にならないものもあるので、見極めは大事です。

いずれにせよ、問題解法のペースは問題文にあるため、あんまり自分独自の文章などは使わないようにしたほうが賢明です。

文字数制限の回答ではシンプルで短い内容を心がけよう

問題文を読んで、いざ答えを埋めようとすると、「文字数制限」がとても気になると思います。

しかし、応用情報技術者試験においては、あんまり文字数制限を気にする必要はありません。なぜなら、過去問の答えを見るとわかりますが、これまでに「文字数制限いっぱいになるような回答」は全く出題されていないからです。

  • 文字数制限は気にしなくてOK
  • すべての回答は文字数制限の50~80%くらいに収まる
  • 文字数を一杯に埋めても加点は期待できない
  • 急所をえぐった的確な回答が求められる

つまり、文字数制限を気にするほど長い答えになりそうな時は、そもそも問題の急所をえぐったキーワードを使えていない、ということになります。

逆に、文字数制限いらないほどにシンプルな答えを用意できた時は、それが問題の急所をえぐっている可能性が高いです。

これは実際にやってみないと分かりにくいかと思いますので、ぜひ午後試験の過去問解答を見てみてください。いずれもシンプルな回答ばかりが模範解答とされています。

そして、これもまた先ほど説明したように、問題文の表現をベースにしていることが多いです。

問題文はしっかり読もう

色々と小賢しいテクニックを紹介してきましたが、結局は、問題文を読んで、その意味をしっかり理解できるようになると、それが最強の対策です。

たくさんの演習を重ねて、読解力を鍛えることが一番の近道ですので、とにかく地道に演習を重ねることをオススメします。

体調をバッチシ整えておこう

先ほども少し書きましたが、午後試験は、試験当日、いかに集中できるかも重要です。

規則正しい生活を送って、試験中に眠くならないよう、バッチシ体調を整えておきましょう。

自分は4度目の合格した受験回では、1週間前から早寝早起きをして、試験当日は昼休みにがっつり昼寝をしたくらい、午後試験の集中力に気を遣いました。学生の頃は、150分の座学も慣れているとは思いますが、年齢を重ねるにつれて、だんだんと辛くなっていきますので、体調管理は本当に大事です。

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がんばって勉強してきたのに、試験前日に酒を飲んで、当日の午後に眠気がやばすぎて失敗した、なんてことにならないよう、きちんと体調のコンディションを整えていきましょう!

まとめ

以上が、応用情報技術者試験 午後試験の勉強法と解法テクニックでした。解くのは大変なのですが、結局は、過去問を地道にやりつつ、自分なりの攻略法を身につけるしか対策のしようがないので、コツコツ努力を重ねることが大事です。

本記事と同じように午前試験の解説も読みたい方は、こちらの記事へ。

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