初めての自作PC 組立手順5「CPUクーラーとグリスに虎徹markⅡ&MX-4を準備!」
CPUとメインメモリの設置が終わったら、CPUクーラーの取付作業です。
今回は、i5-10400Fに対して、SCYTHE社のCPUクーラー「虎徹MarkⅡ」とTKS ARCTICのグリス「MX-4」を使います。まずはパーツについて、ざっくり紹介したいと思います。
▼本記事は、以下の前回記事からの続きです。
目次
CPUクーラー「虎徹MarkⅡ(KOTETSUマークⅡ)」
実物の写真
こちらが冷却用に買った、虎徹マーク2です。
中身一式がこちら。ヒートシンク、冷却ファン、固定用マウントパーツ、説明書が入っています。
かなり大きいサイズなのでPCケースは要検討
箱の横に仕様も書いてあります。
高さが154mmもあり、ファンを含めた奥行きも85mmあるので、それなりにサイズの大きいPCケースを準備しないと入らないので要注意です。
オフセット設計など色々と改良されています
以前の虎徹より、変化した点も書いてありました。
高さも6mmほど小さくなり、オフセットデザインになったことで、ヒートシンクを設置する向きもわかりやすくなりました。今までに間違える人が多かったのかもしれませんね。
また、冷却ファンには、四隅に耐振用のゴムパッドがついているので、ファンクリップがつけやくなった他、動作時の静音化にも成功しているそうです。
インテルとAMDの両対応
マウンティングプレートは2種類分が同封されているので、インテルだけでなく、AMDのCPU Ryzenにも使えます。
グリスは付属している
購入してから気づいたのですが、虎徹MarkⅡにはグリスが付属されています。
これを知ってたら、わざわざグリスを別買いしなかったのですが、先に注文してしまったので、もはや手遅れ。また、せっかく買ったこともあるので、別売りのグリスを使っていきます。
グリス「TKS ARCTIC MX-4 CPUグリス4g」
実物の写真
こちらが高熱伝導グリースのMX-4です。
熱伝導率は8.5W/m・kで、高い冷却性を持つそうです。
塗布用のヘラつき
中身一式がこちら。
グリスを塗る時、伸ばす用の透明ヘラが入っているので、作業が楽になります。
MX-4はちょうど良い柔らかさと硬さで塗りやすい
グリスには硬いものや柔らかいものがあり、CPUに塗る際の「塗りやすさ」を示す指標「粘度(ちょう度)」があります。
中には、熱伝導率が良いけど硬くて塗りにくいものや、柔らかすぎてこぼれやすくて塗りにくい、という製品もあるそうです。
自作パソコンのグリスに「MX-4」を選んだ理由
MX-4は、某人気Youtuberさんが「これが一番使いやすい」と動画内で紹介しており、映像を見ていても使いやすそうだったので、今回選びました。他にも、OC Master(SMZ-01R)なども初心者向けでおすすめだそうです。
グリスにも色んな種類があるので、色んな方の体験談記事を見たり読んだり、もしくは色々と自分で試してみるのも良いかと思います。
いざ組立!
CPUクーラーの取付は、少しだけ面倒です。虎徹mkⅡはサイズが大きく、重さもあるので、慎重に取扱する必要があります。また、グリスを塗る時も、塗りすぎず、しかし、少なすぎずと、ちょっとだけ神経質にならないといけません。
実際の作業の様子については、長くなったので、こちらの記事に続きます。
また、他の作業工程をさっさと読みたい人は、以下のリンク集をご活用ください。